見出し画像

「私、無能かも」と思ったらすること(短期実践編)

以前長期目線編で、次の環境を早く探すことを勧めましたが、そんなことを言っても明日の仕事はやってきます。そんな日々をとりあえず乗り切るためのコツをまとめました。全てやろうとせず、「やった方が今の自分の心がすこし楽になる」ことだけを選んでやってみてください。

諦めて回復に全振りする


つい、「自分はまだやれるはず」「ここでやめたら無能を認めることになる気がする」「脱落したくない」などと思ってしまいますが、まずは一旦全て諦めましょう。残念ながら自分が無能かも、と思い周りが敵ばかりに見える場合、気合いで乗り切れる範疇を超えています。原因や誰が悪いかは置いておいて、自分が萎縮してしまっており通常通りの能力が発揮できない状態であることをまず認めましょう。その上で、また「やれる」自分になるために一度通常通りの能力発揮ができる状態まで回復させることに張り切ってしまいましょう。「まだやれるはず」と自分の状態を無視して進み続けて悪化させるよりは早く活躍状態に戻れるはずです。


睡眠時間を増やす

回復すると決めたら、最も効率いい方法が睡眠です。落ち込み続けている時、悩み続けている時、周囲に気を使い続けてもうまくいかない時、全て脳に深刻な疲労が溜まっています。スマホやNetflixなどはちょっと我慢して、空き時間はすべて睡眠にかける勢いで寝ましょう。9時間睡眠など、目標時間を決めるのもよいです。寝てばかりいて罪悪感を感じる場合は、全身骨折して入院中だと思い込みましょう。身体よりも精神の不調の方が軽く考え無理しがちですが、実際それくらい脳と体が休息を必要としているはずです。大体のメンタル不調はこれで回復するそうです。

少しでも嫌なことをする回数を減らす

日常の空き時間を全て睡眠に置き換えたら、今度は活動時間の改善です。自分の心の声に耳をすませ、嫌なことをできる限りしない、減らす、小さくするようにしましょう。例えば家から出る、お風呂に入る、愛想笑いをするなどです。ちょっとでも面倒だなと思ったら、買い物はAmazonで済ませたり、髪を洗うのを省略したり、5回に3回は笑顔を省略したりでいいのです。目的としては、負荷を減らすことももちろんですが、普段社会的に「やるべき」とされていることよりも少しだけ自分の感情や状態を優先させることが重要です。これだけで、社会よりも自分のことを重視していると自分にアピールすることができます。自己肯定感が下がっている時は誰かに大切にされている実感が乏しい時ですし、自分も他者評価を気にしがちな時です。社会からの評価がなんであれ、自分が自分を大切にしていることを感じられるよう、しっかり自分にアピールしていきましょう。


孤立を避ける

悩んでいる時は大抵、一つのコミュニティやそこからの評価に固執し視野が狭くなっています。孤立感を感じやすいため、他の自分を認めてくれるコミュニティとの繋がりを0にはしないようにしましょう。ジャンルは親でも友達でもオンライン上の方でも誰でもいいです。人でなくても、自分が安心する場所や物などでもいいです。とにかく自分はここにいていい、と思わせてくれるものと触れましょう。


認知行動療法、ヨガなど

その他、自分の心に集中できる認知行動療法やヨガなどもやりました。特に認知行動療法は家で手軽にできるのでおすすめです。また、本が読める状態ならアドラー心理学の本も人の評価と自分の評価の切り離し方が書いてあります参考になります。

「無能かな」と思って悩んでいるということは、自分ではなく人の価値観で自分を判断してしまっているということです。いかに自分軸に戻すかが肝ですが、その前に事実を認識して脳の回復を進めるステップを踏み、効率よく回復していきましょう♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?