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将来のキャリアを本気で考えたことありますか?キャリアの棚卸し方法、お教えします。

割引あり

こんばんは。
キャリアシップパートナーです。

本日は、新年を迎えて、
「これからのキャリアをどうするか」
をお考えになられている方も増えてきていますので、
キャリアの棚卸しについてお伝えしたいと思います。


転職活動もしくは独立開業をしようと
決心したはいいんだけど…

自分のことが上手く書き出せない、話せない…
どうしたらいい?

キャリアに関するお仕事をしていて、
そんなことを良く聞かれます。

自分を知らなければ自分を表現できません。
逆に、自分を知る方法が分かれば、転職活動中も、開業後も、自身を売り込めるようになります。

今回は、
転職活動や独立開業の際に役立つ、
キャリアの棚卸しについて
お伝えしていきます。


1.キャリアの棚卸しとは?

そもそも「棚卸し」とは何でしょうか。
単純に言えば、下記の通りです。

【棚卸し】
企業の在庫商品や原材料などの物的資産の実際の数量と、
帳簿上の数量が一致しているかを確認する作業
⇒財政状態を正確に把握し、資産の有無を確認するための重要な作業

これを「キャリア」に置き換えると、どういった意味になるでしょうか。
下記をご覧になってお分かりになる通り、過去のご自身の職務経歴の振り返り作業がポイントになってきます。

【キャリアの棚卸し】
・所属していた企業や職種(ポジションや担当業務)は?
・どのような業務を行ってきたのか?
・得られた成果は何なのか?
⇒職務経歴書や自己分析など、自身のブランディングのための基盤固め

 ●キャリアの棚卸しをすることのメリット

 ミスマッチ防止、自分らしい生き方・働き方の追求。
 転職や独立開業の目的を設定するために、
 転職活動の一番初めに棚卸しを実施します。

 ①会社選びや転職活動の軸が定まる
 ②価値観の再確認ができる
 ③書類作成や面接対策が容易になる

2.棚卸し<準備編>

自身のストロングポイント(強み/得意分野)を見つけ自己理解を深めることで、
 ①自身によりマッチ(業務内容や待遇面)した仕事や案件が分かる
 ②転職を成功させる
 ③キャリアの路線変更ができ、より自分らしい生き方が追求できる
以上が可能になります。

ご自身のストロングポイント(強み/得意分野)を見つけけるためには、
自己分析が重要なカギとなります。自己分析はこれまでのキャリアの棚卸しをすることでそれが可能になります。
ここでは、エンジニアとしてのキャリアアップ・キャリアチェンジへ向けた、自己分析のための12の棚卸し手順をご紹介します。


●自己分析のための12の棚卸し手順
01.まずは本当に転職が正解なのかを考える
 ▶他の選択肢も考慮し、本当に転職が正解なのかどうかも見つめ直す必要
  があります。
02:これまで勤務した職務経歴をまとめる
 ▶これまでの職務歴は、途中で異動したり役職が変わったりした場合など
  すべて書き出すようにしましょう。
03:具体的な職務経歴を時系列に沿ってまとめる
 ▶エンジニアの場合は詳細設計やプログラミングなど、具体的な職務内容
  を職務経歴書と同じように時系列に沿って書いていきましょう。
04:どんな実績を残してきたのかを書き出す
 ▶実績は売上率や目標達成率といった具体的な数字を使って成果を示す
  と、伝わりやすくアピールにも効果的です。
05:実績に対する客観的及び自己評価を考える
 ▶実績に対する周囲からの客観的な評価を書きだします。また、自己評価 
  の理由も合わせて記載すると良いでしょう。
06:トラブルに対する対応をまとめる
 ▶トラブルに対して適切な対処を行い、乗りきったというエピソードを含
  めることで、緊急時の判断力のアピールになります。
07:スキルと経験を洗い出す
 ▶特に思いつかないと思っていても、これまでの経歴を思い返してみるこ
  とで、今の自分が持つスキルへ繋がる経験が見つかります。
08:失敗したことをまとめる
 ▶失敗経験が応募先の転職企業を決める参考になり、またそこから得た 
  「学び」を企業担当者は期待します。
09:自分がやりたいと思う仕事を考える
 ▶やりがいを感じた仕事を踏まえて、具体的にどのような仕事がやりたい
  のかを明確にしておけば、今後の転職活動の指針になります。
10:自分に合っていると思う仕事とその理由を考える
 ▶仕事の適性には性格も強く関係しているため、できるだけ客観的に自分
  に合う仕事とその理由について考えてみましょう。
11:将来の目標や将来の理想像を考える
 ▶将来フリーランスになる、起業するといった具体的な目標と、その理由 
  をあわせて書き出してみると、自己分析をより深められます。
12:キャリアプランを具体的に考える
 ▶キャリアプランによって転職活動をするのかしないのか、する場合の転
  職活動の内容も変わるため、非常に重要です。


3.棚卸し<実践編>

準備は整いました。
さて、これから実際に、自分の「キャリアの棚卸し」にチャレンジしてみましょう。
また、採用の際に人事はどの目線で見ているのか、についてもお伝えしていきます。


【棚卸方法①】:ライトダウン形式
ライトダウン形式は、これまで経験してきた事柄のうち、
最も印象に残ているもの一つを選んで深掘りする形式です。

下記①~⑥の各項目を指示に従って深掘り、
具体化して

いきます。
①:成し遂げたいこと
②:情景
③:動機
④:目的達成のためにやったこと
⑤:自身の血や肉となったもの
⑥:自分の売り物(個性・強み)

全体をつなげると一つの効果的なプレゼンテーションが完成します。

各項目を切り分けて考えられるため、具体的に見える化でき、
説得力を持ってアピールできるストーリーが抽出可能になります。
自分の成果を表す武器が手に入るだけでなく、同時に自分の強みや、
成果に至る過程でどんな役割を果たしたのか、
組織内での在り方、果たした役割を表示することができます。


【棚卸方法②】: モチベーショングラフ形式
モチベーショングラフ形式は、これまでの人生であった出来事の
のテンションをグラフ化したものです。

①左端を0歳として、右に行くにつれ「年齢」が重なっていきます。
②上下真ん中を0として、縦に「心の充実度」が表示されます。

「心の充実度」の上げ下げが起こった時に、何が起こったのか、
その原因を書き込むと、自分の心を突き動かすのものは何なのか
が見えてきます。
自分の心を突き動かすものが見えてくると、働き方や働く場所、
職種や立場の選択基準が備わってくるようになります。

ライトダウン形式に比べ、人生を俯瞰して振り返られます。
ですが広く浅くといった形式のため、深掘りには限界があります。

 ●棚卸しにチャレンジしてみよう!

下記のワークシートをダウンロードし、
キャリアの棚卸しにチャレンジしてみましょう。

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