「誰かに相談するかどうか?」の感覚は、人それぞれ。【キャリアコンサルティングの学びの過程で思った事】
私は2023年にキャリアルタントの資格を取得しました。
資格スクールでの対面授業で、様々なことを学ぶうち、驚いたことがあります。それは、
「コミュニケーションの感覚は、人それぞれなんだな。」
という事です。
生まれてから約40年間、自分の感覚で周りの方々とコミュニケーションをとってきているので、「自分の感覚も、周りの方の感覚も一緒なんだろうな」
と思っていました。
でも、キャリアコンサルティングの練習の中で、「コミュニケーションの感覚は人それぞれなんだ」という場面に気付かされることも多くなりました。
そのきっかけは、「誰かに相談しましたか?」という質問です。
〇 「誰かに相談しましたか?」
キャリアコンサルティングでは、方策の実行支援の例として、相談者さんに「誰かに相談しましたか」という問いかけをする場合があります。
私は当初、この「誰かに相談」という問いかけに、モヤモヤしていました。
私「私は、誰かに相談するのは苦手だ。ハードルが高い。だから、周りの方々もみんな、誰かに相談するのは苦手なんだろうな。」
「私は誰かに相談するのは苦手だ。相談者さんも、身近な人には相談していないはずだ。相談者さんに、『誰かに相談しましたか?』と問いかけることはしたくない。」
〇 一方、スクールの同期の方は・・
一方で、資格取得スクールの同期の方々と話していると、こういった話題が出ました。
同期の方「私は、悩みがあれば誰かにすぐ相談するよ。」
その同期の方にとって、「誰かに相談すること」は、ハードルが高くない、むしろ低いそうです。
私とその同期の方で感覚が違っていたので、「コミュニケーションの感覚は、人それぞれなんだな」と気付きました。
〇 結局「誰かに相談するかどうか?」の事情は本人に聞いてみないと分からない
結局のところ、「誰かに相談するかどうか」は、本人の気持ちに聞いてみないと分からないんだなと気付きました。
キャリアコンサルティングに来てくださった、相談者さんの背景は様々です。
・元々、誰かに相談することに対して抵抗がない方
・誰かに相談することには抵抗があるが、今回は勇気を出して来てくださった方
・元々は、相談することに抵抗がない。でも今回は、職場の上司に相談しにくい雰囲気があって悩んでいる方
など。
事情は相談者さんの心の中にあります。
キャリアコンサルタントの側としても
「私はこうだから、あなたもそうだろう。」
という視点ではなく、
「相談者さんに聞いてみなければ分からない。相談者さんの心の中に何かモヤモヤがあれば、そこを支援できるようにしたい。相談者さんが見ている世界を理解する。」
という事を心がけたいなと思いました。
〇 おわりに
キャリアコンサルティングはまだまだ修行が足りない×100の身なのに、上記の記事を書いてしまいました☺
今回は、「コミュニケーションの感覚は、人それぞれなんだよ」ということを自分に対する教訓として書いてみました♪
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