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「働く」とは?

「働く」とは、どういうことなのだろう?ふと考えてみた。

 久しぶりにnoteを書く。
 書きたいと思うことが頭に浮かばなかったということと、他にいろいろと頭を使うことがあり過ぎて、駄文を書き飛ばす余裕が無かったのだ。今だって、別に余裕がある訳でも無いが、頭の中を少し整理したいと思って、徒然なるままに書いてみたい。

 相変わらずwebライティングによるシナリオ作成依頼も、途切れることなく継続している。そのこと自体は良いのだけど、頭からアイディアを捻り出す労力と時間の割に、収入に繋がらないのが難点である。納品したシナリオが全てバズってくれるなら、クライアントに対して少々強気に出ることも可能だとは思うのだけど、実際の視聴回数には波がある。それは仕方ないことだ。依頼を受けた以上は、書き上げて納品しなければならない。ただ、それに思考能力のほとんどを注ぎ込んでしまうと、他のことが手につかなくなるのだから困りものだ。
 これである程度の収入が保証されて、書くことに専念できるのならばモチベーションも上がるのだろうけど、何せ文字単価が安い案件だし、某動画サイトでは似たようなチャンネルが乱立気味だ。生き残りも激しいのだろう。この動画を視聴する人たちは、いったい何を求めているのだろうと考えたりもする。今まで虐待する側だった人間が落ちぶれていって、虐待されていた側が幸せになって救われる…そんなストーリーを毎日のように紡いでいくのも骨が折れる。なんとか考えてはいるけど、そろそろネタ切れかもしれん。


土地の片隅に佇むお稲荷さんの祠

 先々月の末に、行政書士の登録申請をして、先月の末にそれが受理され、今月の1日付けで行政書士としての認定を受けた。認定証の交付式なんてのがあって、会員証やら認定証やら、必要書類等を大量に受け取った。バッジまであるのには少し驚いてしまった。もしかすると、凄く大変な世界に足を踏み入れてしまったのかもしれない。
 行政書士という仕事は、簡単に言えば役所に提出する書類作成を代行する仕事。取引やら税務やら会計やら…そういう類のものは他に士業があるので手出しできないらしい。もちろん弁護士案件も不可だし、司法書士業務もやれそうなものはあるけど、やっちゃいけな

申請に行ったときに会館の前で

いと念を押された。各士業の守備範囲が決まっているので、自分が手出しできない仕事は、他の士業に委託するようにとのこと。
 基本的に受けた依頼は断ってはいけないらしい。行政書士は役所への申請書類提出の相談窓口だから、門戸は広く構えててくれということだ。その上で、自分の守備範囲に収まるようなら、自分のところで完結。収まらないなら、他の士業を紹介して委託するための窓口になってほしい…そんなようなことを言われた。
 正直、貰った資料や書籍は、まだ読めてはいないし、書類の使い方もわからない。
 第一、登録のときに事務所として申請した建物が使える状態になっていないので、実態は開店休業状態。仕事の依頼などあるはずも無く…
 8月末までに視聴しておかなければならない研修動画があるのだけど、まだ1本も視聴していないし、10月には新人行政書士の研修もあるらしい。無収入の身にはキツイなぁと思うのだった。
 組織に属して仕事をしていれば、組織が後ろ盾になってくれるけど、とりあえず独立事業主なので、自分の食い扶持を稼がねばならん。

 同時期に平行して、金も無いのに合同会社として法人設立した。
 以前から考えてはいたのだけど、親族所有の空き家と土地活用のための会社である。
 空き家と周辺の土地を、親族からの譲渡という形で取得した。だから、まずは「地主」ということになる。何にしても不動産としての資産が確保できたのは有難い。

浸食してきた篠竹を切り倒す


耕起してみた。
いちおう畑をやっていたのだが、諸事情により休業中。ゲストハウスが稼働し始めたら、野菜作り体験もいいかもしれん。

 親族からは、相続もたいへんだから、なんとかしろと言われ続けていたので、活用の目処が立っただけでも一歩前進。
 周囲の空き地と合わせると、かなり広い。まあ田舎の農村部ではあるから、評価額は高くは無いけれど、これだけの土地を入手するのは、普通は大変だと思う。それを

春先はこんな感じだったけど、この後かなり片付けた。

考えたら自分は恵まれた立場にあるのだろう。本当に無一文、裸一貫から始める人だっているのだから。

 自分の所有する土地になったからというわけではないが、最近は草刈りなどの管理作業をしている。しかし、やってみるとわかるのだけど、これが重労働なのだ。しかも、自分の土地だから、誰かから報酬が支払われるはずもなく、何日かかってもタダ働きである。
 これ、今だって不動産会社が委託して、空き地の草刈りとかやってんだよね?それは委託料が支払われるけど、自分の土地ではそんなものは出ない…これから事業を始めるための下準備だと思えばいいんだけど、やっぱり直接の現金収入にならないのは厳しいなぁと感じるのだった。やらなきゃ誰もやってくれないしね。
 で、先ずは既存の建物をリノベーションしてゲストハウスに、空いている土地には、ちょっと目立つ建物を建てて、コワーキングスペースとする計画だ。

こんな建物を建ててみようと画策中。

 農村部だから、観光地が近いわけでもなければ、便利なわけでもない。 不便さを享受しながら、稲田を渡る風を感じつつテレワークに励む…そんな憧憬を抱いている人に来てもらいたいなぁと思っている。 都市住民と農村の人的交流は、これから必要だと思う。農村部だって、活性化には新たな流れが欲しい。このままでは人口が流出するばかりなのだから。 二拠点居住のきっかけになってくれてもいい。そうなれば空き家に困る自治体だって助かるだろう。 農村部に生まれ育ち、若い頃は嫌っていたのだけれど、自分の地元が衰退していく様は、やっぱり寂しいし、なんとかしたいと思う。 自分だけじゃなくて、最近は若手もそう考えてUターンしてくる人たちが多くなった気がする。 地方での起業はフロンティアかもしれない。 インターネットが繋がる場所なら、東京に拘る必要は無い仕事はたくさんある。 自分の好きな場所で、自分の好きな仕事をして暮らすのが、これからのトレンドになることを夢見て、人生の終盤を楽しみたいと思うのであった。

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