見出し画像

猛暑の中のベビーカーと後輩からのSOS

昨日行かなかった分、今日は朝からお買い物へ行くことに。

家事を済ませ、スーパーの開店と同時ぐらいの早めの時間帯を狙い準備。

私も孫も日焼け止めを塗り塗り。

ふたりとも帽子をかぶり、ふたりぶんの水分もカバンに投入。

孫のユーヤをベビーカーに乗せ、歩いて10分ぐらいのところのスーパー目指し、いざ出発!

風が少しあり、日差しはきついが思ったほど暑くない。

もう今日はスーパーだけ。

アンパンマン号もおもちゃ売り場も行かないと決めていた。

そんなことをしていたら、私がバテて帰れなくなる。

だって今日の最高気温はなんと36度!

母の平熱よりも高いのだ。

アンパンマン号へ続くエレベーターを指差しユーヤは何か呟いたが、私はそれをスルー。

返事をしていたら、絶対アンパンマン号に乗ると言い出すに違いなかった。

スーパー大好きユーヤくん。

特に青果売り場がお気に入り。

さっそくサツマイモを見つけ『おいも〜〜』と催促。

先ほどスルーした手前『おいもぐらいは買ってあげる♪』と1本買うことにし、手に持たしてあげるとご満悦。

大事に大事に抱えるユーヤ。

あらかじめ用意していた買い物リストを見ながらチャチャっとお買い物を済ませる私。

頭の中は帰ることでいっぱい。

袋詰めをしながら水分補給。

お嫁ちゃんがマックシェイクなら飲めるかもと言っていたので、スーパーの中に入っているマクドナルドで〝マスカットアレキサンドリア〟という、なかなかゴージャスなネーミングのぶどう味のシェイクをふたつ購入。

〝行きは良い良い帰りは…〟

めちゃくちゃ早く買い物を済ませたというのに、外へ一歩出ると、そこはもう既に猛暑と化していた。

それはもう本当に『ヤバい』と思うほどの暑さ。

時間はまだ朝の10時半というのに…。

無風だし、照り返しは強いし、荷物とユーヤを乗せたベビーカーはめちゃくちゃ重いし、シェイク溶けちゃいそうだし…。

フラつきそうになりながら、必死にベビーカーのハンドルを握りながら歩いて帰った。

野菜ジュースをストローで飲みながら、行き交う車を見て楽しそうにしているユーヤくん。

全身の力でベビーカーを押し、たった10分の道のりを、汗だくになりフーフー言いながら帰る私。

ベビーカーにはミニ扇風機がついている。

ーーちょっとそれこっちに向けてもいいですかー?!

去年の夏はこんなに暑かっただろうか。

あまり記憶にない。

去年の今頃…。そう、もう休職はしていて家に居たから、あまり外の暑さの記憶がないのだ。

半年間の休職しか認められておらず、復職するか退職するかで悩んでいた頃だ。

そう言えば昨夜、私が退職した病院で可愛がっていた後輩からしばらくぶりにLINEが届いた。

最初は『元気ですかー?』とか『会いたいねー』とか、他愛のないやりとりをしていたのだが、『毎日眠れなく色々ありすぎて心がボロボロです』とのメッセージが…。

とても明るくて、少し天然ぽいとこがあるけれどしっかり者の彼女だったので、ボロボロになるまでいったい何があったの?と心配になった。

私も同じ職場で色々あって産業医の診察を受け、そこから精神科に通うことになったのだが、彼女はもう既に精神科に通いながら薬を服用しているとのことだった。

詳しい話は聞けなかったが、ひとつだけ分かったことは、私が心を病む原因となったひとりのモンスターが、その彼女がボロボロになった原因にも大きく関わっているということ。

何があったのかは分からないが、いったいいつまでそのモンスターは同じようなことを続けるのだろう。

人格の問題なので、変わりようがないのかも知れないが、いい加減気づいて欲しいと思う。

自分の発言や行動で、人を傷付けているということを。

兎にも角にも、LINEをくれた彼女のことが心配。

私の言葉で『泣けてきた』と話す彼女が心配だ。

今度の月曜日に私の受診があるので、少しだけ窓口を覗いてみようと思う。

とりあえず顔だけでも見れたらと。

今の私に出来る全てのことを彼女にしてあげたいと思う。

何も出来ないかも知れないが、話を聞いてあげることは出来る。

きっと聞いて欲しいからLINEをしてきたのだと。

彼女のSOSを受け止めてあげよう。

ほんの少しだけでも、彼女の痛みを取り除くことは出来るかも知れないから。





※最後まで読んでいただき有難うございます!
  ↓ 宜しければコチラもお読みください♪

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?