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仏教入門としての日蓮聖人の御遺文(2)
(この記事は「仏教入門としての日蓮聖人の御遺文(1)」の続きです)
先日noteを公開し、何人かの親しい人たちに読んでもらったところ、ある人から「現実世界で生きることが修行であるという事は理解したが、修行にしても辛く耐え難い」というコメントをもらいました。
その気持ちは理解できます。釈尊も、「生存は本質的に苦である」という真理を説かれました。この真理は「苦諦」と呼ばれますが、「現実世界を生きる
自宅で仏教を体験できる、日蓮宗と法華経の入門の手引き
概要仏教の代表的な経典である「法華経」の教えと、その修行に関心を持った人が、自宅にいながらにしてそれを学び、実践するための資料をまとめています。
法華経を奉じる宗派は数多くありますが、ここでは鎌倉時代より伝統的に庶民に信仰されてきた、日蓮宗の教えに関わるものを中心にまとめています。
自宅でも行える修行の実践日蓮宗では伝統的に「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」と唱える「唱題行」と呼