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自宅で仏教を体験できる、日蓮宗と法華経の入門の手引き

概要

仏教の代表的な経典である「法華経」の教えと、その修行に関心を持った人が、自宅にいながらにしてそれを学び、実践するための資料をまとめています。

法華経を奉じる宗派は数多くありますが、ここでは鎌倉時代より伝統的に庶民に信仰されてきた、日蓮宗の教えに関わるものを中心にまとめています。

自宅でも行える修行の実践

日蓮宗では伝統的に「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」と唱える「唱題行」と呼ばれる修行法があり、これは広い意味での瞑想にあたり、「身心調和、人格向上に効果があるとされています」(以下のサイトより)。ここでは、自宅で一人でも実践できるようにするための動画やテキストを紹介します。

愛媛県にある法徳寺というお寺のサイトにある、こちらの記事では、唱題行の効果・その実践方法についてわかりやすく説明がされています。

【唱題行の効果】人間関係の不安を人格向上につなげるために

以下は日蓮宗公式の動画による解説です。どちらも同じ行法についての解説ですが、二つ目の動画はやや省略した行法を解説しています。

南無妙法蓮華経とは何か?を知る

「南無妙法蓮華経」のお題目は深い意味を知らなくても、赤ちゃんが乳を飲むときにその味がわからなくても自然に育つように、その功徳を得ることができると言われます(四信五品抄)。しかし、いずれ「南無妙法蓮華経とはどういう意味なのか?」と関心を持つようになるでしょう。そのためにお勧めの書籍を紹介します。

これらの書籍では、お題目を唱える意義、その心構え、日常での心のあり方、体験談などを詳しく説明してくださっています。

仏教や日蓮宗の教えの全体像を知りたい

修行の実践についての話が先行しましたが、仏教の初歩や法華経の概要、日蓮聖人の生涯など、その教えの全体像が知りたいという人には以下の書籍がお勧めです。Kindleで読むこともできます。

そろそろ法華経そのものを読んでみたい

日蓮宗の依拠する経典である法華経そのものを読んでみたくなったら、以下のテキストは、「初心者でも最後まで法華経を読めるよう」工夫されるためお勧めです。

日蓮聖人の御遺文を読んでみたい

日蓮聖人はその生涯においておびただしい数の御遺文を残されており、その全てを読むのは途方もないことになります。膨大な御遺文の中から、代表的な二篇について、現代語訳で読める書籍を紹介します。

日蓮正宗や創価学会との違いは?

学習を進めてくると、同じ日蓮聖人の教えを奉じるこれらの宗派との違いが気になってくるかと思います。やや専門的な内容ですが、こちらの法明教会のサイトの「小論考」のページが、非常に参考になるかと思います。

http://www.homyou.hello-work.jp/

まとめ

インターネットでそのまま読めるものを中心に、いくつか入門に適した書籍やサイトを紹介してみました。この他にも、良いテキストはあるかと思いますので、もし見つけたらこの記事の執筆者のTwitter(@meganehead1)まで教えていただけるとありがたいです。


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