【あがり症】逃げたらアカン 〜虎穴に入らずんば虎児を得ず〜
あがり症克服のために
トライアンドエラー
(セルフ人体実験ともいう)を
繰り返した、ロン毛のあがり症です。
以前、人前から逃げるとどうなる?
というnoteを投稿しました。
その内容を超おおざっぱに言うと、
「人前で話すことから逃げると、
恐怖感が増し、余計に人前で話せなくなる。」
というものです。
今回は、
そのことについて、
私の実体験と合わせて
紹介しようと思います。
厚生労働省が、
公認のマニュアルを
アップしてくれているので、
それをもとに見ていきましょう!
まず初めに、そもそも論から。
社交不安障害(あがり症)の
定義の概要に、
「人前で話すことを回避する」
ということが書かれています。
逃げるのは、
“当たり前田のクラッカー“
ということです。
、、、、、
違うか、、、
以前のワタクシ、
サラリーマンでありながら、
人前で話すことから
逃げ散らかしてました。
その間、6年間、、、(泣)
(関連リンク)
・自己紹介2~暗黒期~
こういう
回避行動されている方、
多いんとちがいますかね?
続いて、
こう書いてあります。
あがり症が治らないのも、
この回避行動が一因だと!
実体験を振り返っても、
「まさにその通り!」
としか言いようがありません。
逃げれば逃げるほど、
“人前で話すこと=恐怖”
の思考が増強され、
それが脳に刷り込まれていくんですよねー。
そして最終的に、
“人前で話すこと=命の危険”
みたいな感覚になってきます。
これ、マジです(汗)
結果、人前で話すことが
“絶望的に”無理になります。
チーン。。。
続きを見ていきましょう。
これが、
ホンマ恐ろしいんですよねー。
逃げれば逃げるほど、
それが当たり前になってしまい
“逃げ” の害悪に
気づけなくなるんです。
実際に私も、
“逃げ” の真っただ中にあった時には、
その害悪に一切気づいていませんでした。
それだけでなく、
“逃げ” に備えて
カミオカンデばりの
高感度アンテナを常に立てている状態なので、
気が休まることがありません。
結果、
いつまでたっても
あがり症が治らない
(むしろ悪化する)
悪循環にハマるということです。
じゃあ、
どうすればいいのかというと、、、
いやー。参りました。
何から何まで
その通りですね。
要するに、
人前で話してみて
どうなるか試してみぃ!と。
ちなみに私が、
逃げのスタンスから
抜け出すキッカケとなったのは、
職場の転勤です。
転勤先の業務が
人前で話せないと
成立しないもの
(社員研修の運営・講師)
だったんですね。
それをキッカケとして
人前で話す練習をすべく、
安全に練習できる
プレゼン練習会に参加しました。
(資料でいう「行動実験」ですね。)
そこで
小刻みに震えながら
たった1分程度の自己紹介を行い、
直観的にこう思いました。
あれっ?
「1分話せたと言うことは、
2分話せるようになるんちゃう?」と。
そして、
「練習続けていけば、おいおい、
10分位話せるようになるんちゃう?」と。
結果的に、
その直感は当たっていたと
いうことです。
(反証する証拠を得たということです。)
まとめます。
今回は、
回避行動がいかに良くないか、
エビデンスと私の実体験をもとに
紹介させていただきました。
もうお分かりかと思いますが、
あがり症を改善させるためには、
「虎穴に入らずんば虎児を得ず」です。
( “君子危うきに近寄らず” ではダメです。)
世の中には、
重度のあがり症の方でも
参加できる「安全な場所」があります。
まずは、そういった場所で、
虎穴に入る(人前で話す)練習を
されてみてはどうでしょうか?
何か気づきが
得られるかも知れませんよ!
私の体験談が
皆さんのあがり症克服の
お役に立てれば幸いです。
(関連リンク)
・私がなぜ最初から場数を踏まなかったのか?
・場数は「安全な場所」で踏もう!
・「緊張して当たり前!」がナイスな場数の踏み方
・場数を踏む時、そこに失敗など存在しない
・役に立つ話:オペラント条件付け
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