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【あがり症】「緊張して当たり前!」がナイスな場数の踏み方

あがり症克服のために
トライアンドエラー
(セルフ人体実験ともいう)を
繰り返した、ロン毛のあがり症です。


先日、
結局、「場数を踏む」のがベストな選択
という記事を投稿しました。


その中でお伝えした、
場数を踏むにあたって気を付けるべき
ポイント2点。


1.「安全」な場所で場数を踏むこと。
2.「緊張はあって当然」の姿勢で臨むこと。


今回はそのうちの2点目、
「緊張はあって当然」の姿勢で臨むこと。
についてお伝えします。


まず初めに、
これから人前で話す練習に
チャレンジしようとしている方へ。


あがり症という奇妙奇天烈な病に
立ち向かおうとするその勇気、
リスペクトです。


その恐怖感たるや、
ライオンの檻にブチ込まれるのと
同じですからね。


ただ、チャレンジする前に
知っておいて欲しいことがあります。


今回はそれについて、
やっていきたいと思います。


まず初めに、
私の実体験エピソードを。


私が、重度のあがり症になり、
6年間にわたって悪戦苦闘する中で
育て上げた固定観念はこれです。


・緊張はダメなこと。
・緊張は無くさなければならない。



そらそうでしょう。


当時の私にとって緊張とは
「悪の権化」
みたいなもんですわ。


それくらい、コテンパンに
やられていたということです。


私は、自分のあがり症を克服するべく、
安全に場数を踏むことができる
人前で話す練習会に通いだしました。


通いだして
しばらく通った頃でしょうか、
自分に変化が現れました。 


人前に立った時に
無意識レベルで沸き上がってくる
凄まじい緊張感が
少しマシになったんですね。


緊張度合いを数値化すると、
もともとが10だとしたら、
8.5~9.5くらいまで下がってきた感覚です。
※最大値を10とする。


数字だけを見れば
小さな変化ですが、
私にとっては大きな前進です。


しかし、それ以降は、緊張度合いが
ほぼ横ばい状態になってしまいました。


良くもならず、悪くもならず、
「一進一退」というか。


下手したら、
「一歩進んで二歩下ってんちゃうん?」
みたいな状態になりました。


それはなぜか?


原因は、
私の固定観念にありました。


前述したように、当時の私は
・緊張はダメなこと。
・緊張は無くさなければならない。

という固定観念を持っていました。


するとどうなるか?


人前で話す時に、
緊張している自分を認知する。(A)

「緊張はダメなこと」なので不安になる。

不安によって交感神経が活性化する。

緊張が高まる。

(A)へ戻る


こうなります。


つまり私は、
「緊張はダメなこと」
という固定観念を持っていたことより、
余計緊張が高まるという悪循環に
ハマっていたんですね。


だから、「場慣れ」はしたものの
そこで頭打ちをして、
横ばい状態に陥っていたんです。


では、どうすればいいのか?


そもそも、
人間は緊張するようにできています。


緊張は生理機能
(交感神経)の働きであり、
良いも悪いもありません。


当然、無くすことなんかできません。


なので、
「緊張はあって当然、それが普通」
という当たり前を意識し、
緊張の連鎖(悪循環)を
切るように努めました。



少し言い方を変えれば、
「緊張に居場所を与える」
「緊張している自分を許す」
「緊張に対して白旗をあげる」

ことになります。


私は、この思考を意識しだしてから
緊張の度合いが
明らかに改善していきました。


私は、これぞ、
「コペルニクス的転回やん!」
と思いましたね。


ということで、
場数を踏む際には、
「緊張はあって当然、それが普通」
というスタンスで臨むようにしましょう!


場数を踏む目的などについては、
下記のリンクよりご覧くださいね。


そもそも「場数を踏む」とは?
その場の「状況」に慣れる
自分の「状態」に慣れる
「人」に慣れる
「人前は危険」→「安全」に記憶を更新しよう
自信をつけよ!


私の体験談が
皆さんのあがり症克服の
お役に立てれば幸いです。

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