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【あがり症】「場数論争」についての私の考え

あがり症克服のために
トライアンドエラー
(セルフ人体実験ともいう)を
繰り返した、ロン毛のあがり症です。


今回は、
「場数論争」についての私の考え
をテーマに投稿します。


さっそく、「場数論争」とは
なにかについて説明しますね。


それは、場数を踏むとあがり症が
「改善する」という主張と、
「改善しない」という主張がある
ということです。


相反する主張なのであえて“論争”と表現しました。


今回は、この“論争”についての
私の考えを書きたいと思います。


結論から言うと、2点あります。


1.論争する意味がない

2.論争があること自体、
  場数を認めている証拠


それでは、一つずついきますね。

1.論争する意味がない


あがり症の文脈における
「場数を踏む」という言葉。


その定義は辞書には書いていません。


なので、人によって
言葉の解釈に違いが出てしまいます。


人によって、
・どこでやるのか
・やり方はどうなのか
・何を目的としているのか
などの解釈が違ってそうだということですね。


例えば、場数を踏む「場面」ひとつとっても、

“ビジネスなどの本番”を
言ってそうなものもあれば、

“練習する場”を
言ってそうなものもあります。



さて、「場数を踏む」ことについて
主張するのであれば、

その人にとっての「場数を踏む」とは何か?
について教えて欲しいですね。

(少し専門的になりますが、
 強い恐怖と向かい合う「フラディング」と、
 徐々に慣らす「段階的エクスポージャー」は
 違いますからね。)


それを示していなければ、
そもそもの前提が分からないので
ただの意味不明な主張
になってしまいます。


例えば、

「場数を踏んだ結果、
 あがり症を悪化させてしまった。」

という文章があったとしましょう。


このような文章では、
前提や詳細な内容が示されておらず、
何も分からないということですね。


こうなると、単に、
好き勝手に主張しているだけです。



そういった主張は、
見るだけ「時間の無駄」ですね。


ですから、そんな主張同士を戦わせても
意味がないというのが私の考えです。


ちなみに私は、
人による言葉の解釈の違いを防ぐため、

「場数を踏む」ことそのものについて、
私なりに前提を示した上で
発信するようにしています。


よければ、リンク先を見てください。

(参考リンク)
そもそも「場数を踏む」とは
どういうことなんだろう?
場数は「安全な場所」で踏もう!
場数は「スモールステップ」で踏めば大丈夫
「緊張して当たり前!」がナイスな場数の踏み方

2.論争があること自体、場数を認めている証拠


ここ数年思っているのが、

こういった論争がある時点で
“場数を踏むことが一つの正解”だと、
暗に認めている
のではないかということ。


なぜなら、
“箸にも棒にもかからない”方法なら
これだけ多くの記事には
なっていないでしょうから。


例えば、
「この特別なキノコを
 食べればあがり症が克服できます」
といった商品があったとします。


そのキノコを否定する記事が出ますか?
ということですね。


たぶん、出ないでしょう。


なぜなら、直感的に
「効果がない」と判断するから。


つまり、「効果がない」ものは
議論の土俵にすらあがらないということです。



そうではなくて、
「場数を踏む」のは王道だからこそ、
これだけ多くの議論がされている
というのが私の認識です。


あと話は変わりますが、

“その主張により誰が得する?”
と考えてみるのもいいですね。


「場数を踏むのは効果がない。
 だから、〇〇をやりましょう!」


といった具合に、
商材に誘導するやり方をよく目にします。


しかし、その〇〇は議論の対象にすら
なっていないかも知れませんね。


ちなみに私は、
私の解釈での「場数を踏む」ことを
おススメしています。


オススメする理由については、以前
結局、場数を踏むのがベストな選択
という、ド直球の投稿をしたので、
そちらを見てくださいね。

まとめ


今回は、
「場数を踏む」論争についての私の考え
をテーマに投稿しました。


実は以前、
人前で話す練習会に参加した際、
新規で参加された方に
以下の質問をされました。


「ネットを見ると、
 場数を踏むと悪化するという
 記事を目にしますが、

 本当に場数を踏むのが
 有効なんでしょうか?」と。


あがり症について
詳しくない方からすれば、

「どっちやねん!」

と思ってしまう状況ですよね。


ほんま、ミスリードを
招きかねない状況だと思います。


私もnote書きの1人として、
ミスリードを起こさないよう、
注意して発信していきたいと思います。

(参考リンク)
場数を踏むと何に慣れるのか
その場の「状況」に慣れる
自分の「状態」に慣れる
「人」に慣れる

場数を踏む目的
「人前は危険」→「安全」に記憶を更新しよう
自信をつけよ!

場数を踏む心構え
場数を踏む時、そこに失敗など存在しない
旅の恥をかき捨ててみませんか?


私の体験談が
皆さんのあがり症克服の
お役に立てれば幸いです。

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