vol.11 マンガでわかる事業計画書のつくり方 第三章
第一章では、事業計画書の概観
第二章では、アイデア出し・コンセプト
この2つを学びました。
第三章では、商品・サービスを具体化する方法についてです。
誰に
ターゲットを決める
STP分析を行い、「誰に」モノ・サービスを提供するのか検討する。
Segmentation( = 市場・顧客の細分化)
Targeting (= 細分化した市場・顧客のどの区分を狙うのかを決める)
Positioning (市場における自社/自分の立ち位置を明確化する)
何を
モノ・サービスを通じて、どのような「価値」を提供したいのかを考える。
価値には3つある。
①機能的価値(機能や品質)
②経済的価値(経済効果 = コストダウン, 時間の短縮等),
③心理的価値(満足間、充実感)
ターゲットと提供する価値を検討する際に重要なプロセスは以下2つ。
①顕在的・潜在的なニーズの調査
顧客の欲求を満たしたり、不を解決するものでないと価値はない。
つまりターゲットが求めているものである必要があり、そのためには何を求めているのかきちんと調査・検証する必要がある。
調査・検証の際には、カスタマージャーニーマップの作成や統計データの分析等でターゲットの需要を掘り起こす。
②競合分析
ターゲットの求めるものを把握・理解できたら、次にそのマーケットには自分以外にどんなプレイヤーがいるのか?を確認する。
競合がいないというケースは殆どない。
競合が違うマーケットにいる可能性もある。
そんな場合に、
競合との差別化はできるのか?
できない場合は、
競合とシェア争いをするためにどのような戦略を立てるのか?
競争相手をきちんと理解することが必須となる。
競合の分析を行う際に、4Pの観点からと比較すると違いが見えてくる。
Product(製品・サービス内容)
Price(価格)
Place(販売・流通方法)
Promotion(広告・宣伝)
まとめ
・「ターゲット」を決める(STP分析の活用)
・提供したい「価値」を考える(①機能的, ②経済的, ③心理的)
・ニーズの調査・検証と競合の分析
最後までお読み頂きありがとうございます!
Shun
出典: カラー版 マンガでわかる事業計画書の作り方
監修者: 渡辺 政之
発行者: 若松 和紀
最後まで読んで頂きありがとうございます!! 少しでも読んで頂いた内容が何かの足しになれば嬉しいです。これからも宜しくお願いします!