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vol.13 反応しない練習

おはようございます。

先日、日本は非常事態宣言が解除されましたね。
イギリスもロックダウンが少しづつ緩和されています。

この緩和により再度状態が悪化して最初の状態に
戻らないことを祈るShunです。


今回の非常事態の中で、不安・退屈・怒りなどの
様々な感情を経験したと思います。

そんな皆さんに是非、読んで欲しい一冊の本です。

読み終わったら以下の2点がはっきりし、
気持ちをコントロールする力が向上します。

・自身の感情(特に不の感情)を正しく理解
・どのようにその感情と向き合うのか

◆伝えたいこと

本書の最も重要なこと

ムダな反応はしない

マイナスの感情(怒り、不安、緊張、悩み等)を生み出す反応は極力避ける

人は様々な悩みや不安を抱えています。

その悩みや不安といった感情の起源は「心の反応」

出来事や事象に対して心がつい動かされ、

それがプラスとマイナスの感情を作り出しています。

そんなマイナスの感情を生む根本的な問題(心の反応)を
適切に理解し、対処することでマイナスの感情に支配
されることから少しでも逃れることが必要です。

◆反応とは??

心の反応 = 心(感情)が動かされること

家を出たら雨が降ってがっかりする
= 憂鬱にさせる反応

相手の酷い言葉に傷つく
= 悲しくさせる反応

プレゼンの前に「失敗するかも」と思う
= 不安緊張を生み出す反応

待ち合わせ時間に遅刻した相手にイライラする
= 怒りを生み出す反応


勿論、プラスの感情を生む反応も有ります。

人に「ありがとう」と言われた
= 幸福感を生み出す反応

目標を達成することができた
= 喜びを生み出す反応


このように人の感情は全て反応によって作られる。

先ずは、この「心の反応」の仕組みを理解する。

そして、マイナスの感情を生む「心の反応」はしない

これを日々意識して、実践する!

◆反応との付き合い方

それでもこの現代社会を生きる中で、
一切ムダな反応をしないというのは
不可能に近い。というか無理ですね。

反応を可能な限り未然に防ぐ方法、

また反応してしまった場合の対処法で

実践してみたいと感じたものを紹介します。

未然に防ぐ方法

大半のことは「判断」は不要と理解する

自身が判断していることの殆どは、
有益ではないことや関係のないこと。

芸能人のゴシップ、世の中の貧困、他者の好き嫌い、
どれも自分の生活に何ら影響のない事やプラスの要素を
もたらす内容ではない。

そういった内容は、「判断する」こと自体が
不要なものと先ずは認識・理解することで、
ムダな反応をする機会を減らすことができる。

「判断をする」のは、自身にとって有益なこと

有益 = プラスの影響があるモノ

この判断基準を持つこともムダな反応を抑える上で
サポートをしてくれると思います。

反応の源を断つ

ムダな反応を引き起こす人やモノとは距離を置くこと

これは理解は簡単ですが、そんな簡単にはできないと
思う方が大半だと思います。僕自身もそう思います。

会社の嫌な上司、
取引先でいつも嫌味を言ってくる人、
満員電車

数えたらきりがない程有ると思います。

ただ、その環境を選んでいるのは全て自分です。
変えられないというのは事実ではありません。

会社も辞めることができる中で
残っているのは自分の意志

満員電車も朝早いものは空いている中で
混雑している時間帯を選択しているのは自分の意思

基本的には全て変えらます。

先ずは、選択は自分でしていることを理解する。

そして、小さいことからで良いので
ムダな反応を引き起こす源を断つことを
始めていきましょう!

心の状態を言語化して分類する

もしムダ反応をしてネガティブ・マイナスな

感情を生んでしまった際には、

言葉で自身の心の状態を確認する

これを意識してやってみる。

イライラしている、
緊張している、
悲しくなっている、
不安

どんな状態なのか言葉に出す乃至は、書き出してみる

客観的に確認ができると冷静になることができます。

反応を全て避けることはできないとしても、

反応してしまった後の対応次第で

反応による影響を最小限にすることはできる。

◆まとめ

・反応に気づく
・反応を理解する
・ムダな反応を減らす

最後までお読み頂きありがとうございます!

Shun

出典: 反応しない練習
著者: 草薙 龍瞬



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