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SNSマーケティングが1番性に合う理由。ENFPの私の体験談。

今SNSマーケターを名乗る人が増えてきていますよね。私もその1人で、現在SNS運用のプロジェクトマネージャーを生業にしています。

ここに至るまで、HP制作をメインとするWebデザイナーを経て、Webマーケティングをメイン事業にしていたベンチャー企業で、広告運用、SEO、ECサイト運用、コンテンツマーケ、SNS運用、Webサイト改善…本当にいろいろ経験させてもらいました。その後、私はSNS運用に業界を絞り、マーケターメインではなくプロジェクトマネジメントを主軸とし、今に至ります。

結論、わたしに一番合っているのはSNS運用だと思っています。私と同じような性格や価値観を持っている人へ向けて、なぜ私がSNS運用が性に合っているのか?について書いていきたいと思います。

私はENFP

私のMBTI診断の結果は何回やってもENFP-Aで、生粋の広報運動家なんだと思います。この記事に辿り着いてくださった方は、「Webデザイン」「マーケティング」「SNS」のキーワードに惹かれるのかなと思うので、もしかしたら似ている方が多いのでは…?

ENFPはどんな性質を持っているのかというと…

創造的で柔軟な思考
独自のアイデアや新しい発想をすることが好きです。型にはまらない自由な考え方を持っており、変化を楽しむ傾向があります。
共感力が高く、人の気持ちを理解しようとする
他者の感情やニーズを理解し、共感する力があります。これにより、人間関係を築きやすく、信頼を得ることが得意です。
自由を好み、決められたルールや枠にとらわれたくない
決まりきった手順やルーティンよりも、柔軟なアプローチが得意です。環境が変わることや新しい挑戦を歓迎するタイプです。

ChatGPT先生から引用

う〜ん、まさに!この性格の人間が活躍できる環境も教えてもらいました。

自由度のある環境を選ぶ: 決まりごとが多く、ルーチンワークに縛られる環境よりも、自由に発想を飛ばせる職場が適しています。
人とアイデアを共有できる場を作る: チームでのブレインストーミングや、クリエイティブな議論ができる場があると能力を最大限に発揮しやすいです。
変化を楽しむ: ルールに縛られず、新しいプロジェクトや挑戦に積極的に取り組むことで、モチベーションが高まります。

さらに向いている職業も…

クリエイティブ系の仕事ライター、編集者: 自分のアイデアを文章やコンテンツとして表現する仕事に適性があります。ブログ、エッセイ、コピーライティングなど、さまざまなジャンルで活躍できるでしょう。
広告プランナー、マーケティング: 創造力を活かしてアイデアを練るマーケティングや広告の仕事も向いています。特に、人を引きつけるストーリーテリングが得意です。
グラフィックデザイナー、イラストレーター: 自由な発想と独創的な視点を活かして、視覚的な表現を得意とする職業もおすすめです。

いや、今の仕事大正解やないか〜〜い!

SNS運用は純度が命。トレンドを押さえて独創性豊かなコンテンツをポンポン生み出す力が求められます。また、ユーザーを惹きつけるためのセールスライティング的なマーケティングの要素と、より見てもらえるクリエイティブをつくるためのデザインの要素も備えておく必要があります。

それ以外にもトレンドに敏感であり続けるフレッシュな感覚や、実際の投稿がどんな結果を叩き出し、そう改善していくのかというコンサル的な視点も必要です。

マーケティングの戦術として挙げられる広告運用、SEO、ECサイト運用、コンテンツマーケ、Webサイト改善等にも、同様のスキルは求められるのですが、SNSは特に「トレンドの移り変わりの速度」と「求められるPDCAサイクルの速さ」が特徴として挙げられるのかなと思います。とにかく流行りのコンテンツがコロコロ変わるわ、SNSそれぞれの媒体の仕様やアルゴリズムは変わるわ…。それと同時に、試した施策が結果 / 数値に現れるスピードも一番速いのではないかとも思います。

だからこそ、飽き性でとにかく新しいことや楽しいことをしていたい私にはぴったりなのです。次はあれをやろう!今はやってるこれを試してみよう!おお、結果が出た!数値いいね!これはキープして次はあれをやろう…のループ。これが高速回転しているようなイメージです。

単純作業の繰り返しをしていると生きる意味を失ってしまうような生き物なので、この職は本当に自分に合っているなと思います。

Webデザインが合わなかった理由

Webだけではなく、全てのデザイナーに共通して言えることは、かなりの職人気質な職業であるということ。1つのことをとことん突き詰め、己を信じ、ただただ技術を磨き続ける侍のような人たちだと思っています。マジでかっこいい。

私がWebデザイナーという職業知ったきっかけも、この技術を身につけたいと思った理由も「この業界に身を置けば自由な生活(フリーランス / フルリモートで場所を選ばない働き方)ができるから」なので、デザインが好き!デザインを一生磨き続けたい、という本質的なものではなかったのです。デザイナーの方々に顔を合わせられないくらい、甘々な考えだったなと今になって思います。

こんな動機で始めたものだから、ある程度自分で案件を取れるようになって、すぐにマーケティングに目移りしてしまいました。私にとってデザインは手段でしかなく、目的ではなかったのだと思います。

デザイナーになるべき人は、デザインを本気で愛していて、世に自分のアウトプットを解き放ち続けたいという欲望を持った人だと思います。私の熱量は違う場所へ向いていましたが、このような欲望を持ち合わせている人は、ぜひデザイナーの道を突き詰めていって欲しいなと願っています。(誰)

SNS運用以外が合わなかった理由

これは私の経験則でしかないのですが、SNS運用以外のマーケティング戦術はどちらかというと売上や数値改善が主なKPIになることが多いと思っています。例えば、広告運用では、何件購入者が獲得できたか?どれくらいのコストがかかったのか?など、数値的な目標が立てられることが多いです。

SNS運用も、そりゃ最終的に目指すのは売上獲得かもしれないのですが、それよりも、どれだけの人にいいねと思ってもらえたのか?UGC(ユーザー生成コンテンツ)がどれだけ発生したのか?どのくらいSNSを通じて企業への好意度が上がったのか?のような心理的な要素がKPIの指標として掲げられることが多いです。これが大きな違いかなと思います。

さらに私視点で深ぼると、SNS運用以外は青のイメージ。冷静に、淡々と、数値を獲得していくような…。それと比べてSNS運用はもっと暖かい色のイメージなのです。人と人をどれだけ繋げられるか?をとことん考える。そんな感覚。どちらが優れていると言っている訳ではなく、私には後者の方が向いていたという話です。

実際に、広告運用やSEO、ECサイト運用、Webサイト改善など幅広くやっていたこともあるのですが、私にはどうしても売上が上がって、数値がプラスになって「よっしゃ〜!また一件獲得!」と喜べる感覚を呼び起こせなかったです。当時は、あ〜マーケティング向いてないな〜、こんなに実直に向き合える人たち羨ましいな〜と思っていました。かわいいですね、私。よしよし。

結論、私にSNS運用が向いていたのは、共感力を活かしつつ変化を楽しめる業界だったから。ここに飛び込んできたあの時は、感覚でしかなかったけど、いい環境を引き当てたなとつくづく思います。

プロマネが合う理由

私はコーダー上がりのPMではなく、完全にSNSに特化したPMです。今の仕事は、SNS運用のスキル+チームメンバーを率いる統率力+クライアントワークが求められるのですが、これが何とも楽しい!

私が所属する企業は、上場企業のグループ会社で、加えてクライアントも大きな予算を持った会社が多いです。そのため、抱えるメンバーも多く、それぞれが各々に特化した業務を行なっています。たくさんのメンバーと同じ方向を目指し、一緒にSNSという楽しい業界で突き進んでいく、半分遊び・半分仕事のような青春の日々を送っています。

そして、SNS運用×プロジェクトマネージャー=天職だなと心から思っています。自由な発想力が求められる環境で、各々の突出したスキルを持ち合わせた職人のような仲間達と協力し合って、成果を出す。そりゃたくさん辛いこともあるけれど、こんな毎日が楽しくて仕方ありません。

これを読んで、SNS運用やPMがちょっとでもいいなと思ってくれる人がいますように。そして誇りを持ってデザイナーやマーケターとして突き進む人がちょっとでも増えますように。

それぞれが輝ける環境で、みんなが楽しく働けたらいいなと心から願っています。

以上、お付き合いありがとうございました。

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