「比べること」が負の感情をもたらすのなら


自分の子どもと、ほかの子を比べて見えてしまう機会が少しずつ増えてきた。


それは、「比べよう」という意識によって行われているわけではなく、


自然と「比べて」、「自分の子は~なのかな」と考えてしまうのだ。


これがよいとか、悪いとかいうことではない。


しかし、「比べること」によって、心に負の感情が生じることもある。


「自分の子は~なんじゃないか?」と、今考えてもわからないような、漠然とした不安を抱いてしまうのだ。


この感情に意味がないとは言わない。


可能性を考え、子どもの将来のために対策をしたり、親としての自分の接し方を改めたりすることになら意味がある。


しかし、漠然とした不安感によって、ただただ「不安にさせられてしまう」のなら、それはつらいだけなのである。


子どもを育ててきた期間が長ければ長いほど、「比べることによる」負の感情の、負の影響は大きくなるだろう。



「比べること」が、自分を見つめ、改めて、前向きに行動するための正の影響をもたらすのなら、比べればいい。


しかし、そうでないのであれば、「比べること」から、あえて距離をとることも必要なのだろう。


ここまでお読みいただきありがとうございました。