見出し画像

☆学級経営87☆気付いたときから変えていっていい


私生活での1年は「いつまでに」「いつから」という制限が少ないのに、学校での1年はそのような制限が多いような気がしています。(もちろん、私生活については個人差があると思いますが)


例えば、

・係活動は学期の間は継続し、学期が変わったら決め直す
・当番などのシステムははじめに決めたものをとりあえず継続していく
・学級目標は年間を通して同じもの

など。


もちろん、変えられないこともありますし、変えることがよいわけではないということもあります。


しかし、「変える必要性があるのに、制限によって、変えられない」ということはよくないと感じます。


また、教師が「一度決めたのだから」というマインドにとらわれすぎるあまり、変えないという選択をしてしまっている場合もあります。


「制限」が学校の制度や仕組みによるものなのか、教師のマインドによるものなのか、によってとるアプローチはちがってきますが、いずれにしても、「必要性」に迫ることを忘れてはならないと思うのです。


学級や子どもたちの現状をみて、「変える必要性があるのか」どうなのか考え、必要があるのなら、明確な目的意識をもって変えていく。


何も考えずに、「一度決めたから」「普通は、そのまま続けていくものだから」と判断してしまうことは、思考停止で、現状維持する状態をつくり出してしまうのだと思います。


みなさんは、学校での「制限」にはどのようなものがあると思いますか。ぜひ聞かせてください。ここまでお読みいただきありがとうございました。