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自己啓発書って読んで意味あるの?


自身が自己啓発本を読みまくって気づきました。

『自己啓発本って意味あるの?』

20代の頃、本を読むと言えば自己啓発本ばかり、ありとあらゆる種類のものを読みあさりました。途中から

「あれ、書いてることほぼ一緒?」

自己啓発本を読んだ後は何か自分も成功また実体験しているような高揚感があります、またその瞬間モチベーションが生まれますがその高揚感は数日後にはなくなり、また元の日常です。 へんな名言だけは心に残ります。

そして数日たって気づくと別の新しくでた自己啓発本を購入。 

しかも、自己啓発に洗脳されてる人は頭でっかちになり、あたかも自分の経験のように自己啓発書に書いてることを他人にアドバイスします。

「君も○○したほうがいいよ~」 

「これから○○の世の中になるから○○がくる」 

「成功者は○○してる」 とか。

恥ずかしながら自分も言ってた。。。。 今考えると、自分にサブイ。

自己啓発は今や、巨大産業です。アメリカでは年間1兆1000億円、日本では年間9000億円の市場です。これはうまく人間の感情をついたビジネスです。

例えばセミナーとかどんなに高いお金だしても、たくさんの人が参加します。

人間は先行きの見えない将来、不安な時こそ道しるべの指南書を求めます。 自己啓発本はその感情的な弱みを一瞬で治すような特効薬のような気がしますが、錯覚を生み出します。

人間はどうしても自分で考えるのがめんどくさい生き物なので、簡単に答えも求め、他者の意見に頼ったり、同情をもとめます。 また、なんとなく自分と同じ悩みを抱えてたりしたら安心する生き物です。 

まさにそこをうまくついた物が、自己啓発書

だれでも手軽に入手できる神様のバイブルです。 有名人や売れてる本になると「これが正しい成功法則だ、生き方だ!」みたいな気がします。

しかも、万人受けするようとても読みやすく書かれてるのと、人間の感情をくすぶる表現がうまく使用されてます。 

ただ、そこには科学的な根拠が全くなく、幻想です。

自己啓発先進国のアメリカの背景を探るととても理解できます。

アメリカは新大陸をもとめて移民したキリスト教徒たちによって開拓されました。当時、新大陸に理想社会をを求めて移住した人達は開拓するモチベーションを維持するビジョン、ミッションみたいなものを掲げていました。彼らの理想社会(まだ存在しないもの)をつくるという開拓精神が、その後代々、受け継がれ、伝道(ミッション)されていきます。そこから自己啓発へつながります。  

かなりざっくりの説明です。

まとめ

経験した結果、自己啓発書を読む意味は今では感じません。ただ、暇つぶしに「へー」みたいな感じで娯楽程度に読んだ方がいいです。

学びたいものを明確にし参考書、あとはネットで知識をえて、とりあえず行動しトライ&エラーを繰り返した方が何か成果を上げるのに効率がいいことに気が付きました。

結局、自分の頭で考えて行動、経験しなければどんなけ素晴らしい本を読んでも意味がありません。 逆に、そういった啓発書を読むと変なバイアスを受けます。 








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