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相手の優位感覚に合わせて「聞く」を工夫する

先日の質トレ会では、「優位感覚」の話題があがりました。

優位感覚とは、情報をインプットしたりアウトプットしたりするときの“脳のクセ”のようなもの。どの感覚をより多く使っているかは、人によって異なります。

例えば、「海」と聞いて、どんなことが思い浮かびますか?

少し考えてみてください。

(思い浮かべてから、先を読んでくださいね)









① 白い砂浜や遠くまで広がる海の風景、たくさんの人や太陽の光でしょうか?

それとも、

② 波の音やカモメの鳴き声、海水浴をしている人々の声でしょうか?

もしくは、

③ 潮の香りや照りつける太陽の暑さ、解放された楽しい雰囲気でしょうか?

1つのワードによってどのようなことを思い浮かべるかは、それぞれが持っている優位感覚によって違うそうです。

①を選んだ方は視覚優位、②を選んだ方は聴覚優位、③を選んだ方は体感覚優位と言えます。あくまでこれは簡単なチェックテストなので、気になる方はいくつかのテストを受けてみると、自分の優位感覚がわかると思います。

それぞれの特徴を簡単に説明すると…

視覚優位:映像やイメージでものごとを捉える傾向がある
聴覚優位:言語や音でものごとを捉える傾向がある
体感覚優位:体で感じる感覚でものごとを捉える傾向がある

という感じです。

みなさんは、ご自身でどれだと思いますか? 私は「体感覚優位」だなぁといくつかのテストを受けてみて思いました。よく体の感覚に意識を向けているし、話す内容も割とフワッとしているような感じがしています(笑)

質トレ会の中で話題にあがったときは、「自分の優位感覚をわかった上で、話の聞き方を工夫できると良さそう」という話でした。どんな環境で聞くのか?聞くときにメモを取った方がいいのか?など、自分の優位感覚は、それらを考える際のヒントになりそうです。

質トレ会が終わった後、さらに私が考えたのは、「相手の優位感覚に合わせた質問はできないかな?」ということでした。

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