建石尚子

教育に関わる人や場を取材するライター。『綴るラジオ』https://stand.fm/…

建石尚子

教育に関わる人や場を取材するライター。『綴るラジオ』https://stand.fm/channels/6004f9392b4a4592febfcb7c

マガジン

  • 元教員のキャリアインタビュー

    元教員の方のキャリアにフォーカスを当てたインタビューを載せています。

  • オルタナティブな学び場

    訪問や取材、体験をさせてもらった、さまざまな学び場を紹介しています。

  • フィンランドの教育

    2016年9月から12月までフィンランドの中高一貫校でインターンをしていました。その時の様子を綴ったnoteです。

  • 現役教師へのインタビュー

    現役の先生へのインタビュー記事を載せていきます。ここで取材するのは、学校教育に問題意識を持ち、自ら行動している先生やこれから新たな行動を起こそうとしている先生です。

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大切な人へ、インタビューの体験をギフトとして贈る

大切な人にプレゼントを贈りたい。そう思って、喜んでもらえそうなモノを探しているけれど、どれもしっくりこない。 そんな経験はありませんか? お祝いや感謝の気持ちを届けたいけれど、モノではどうもそれが表せない。それよりも、もっと伝わる“何か”はないだろうか。 その”何か”として、体験を贈るのはどうでしょう? ただの体験ではなく、カタチに残り、その後もまた前向きに歩みを続けていこうと思える体験をーーー。 インタビューギフトについて1年ほど前に始めた、個人の方に向けた文章作

    • 「アドバイスをしよう」を思って聴くと、失敗する

      悩んでいることがあるとき、モヤモヤしていることがあるとき、誰かに話を聴いてもらったことはありますか?もしくは、相手の悩みやモヤモヤを聴いたことはありますか? きっと多くの方は、そのどちらも経験したことがあると思います。悩みやモヤモヤがあるとき、話し手としては、相手がどんな風に聴いてくれたら気持ちが満たされるのでしょうか。 今回は、「聴く」の本質がギュッと詰まった本『LISTEN――知性豊かで創造力がある人になれる』を頼りに、悩みやモヤモヤに対する「聴く」について考えてみた

      • 35歳フリーランス、自分のキャリアと妊娠出産について考える

        新しい年を迎えた、2024年1月1日。私の気分は最悪で、特別何かがあったわけではないのにずっとイライラしていました。 きっと、生理前だからだ。 そう思っていたけれど、一向に生理が来ない。いくら生理不順の私でも、こんなに遅れることは滅多にないなと思って、試しに妊娠検査薬を使ってみたのでした。すると、うっすらと陽性反応が。 あぁ、もしかして、妊娠したのかな。 陽性反応があったということはきっとそうなのだけど、細い棒に現れた線を見ただけではほとんどその実感は湧きませんでした

        • 聴くトレーニング、3月の開催日をお知らせします

          もうすぐ3月。出会いと別れの季節ですね。断捨離をしたり、新しいことを始めたりもしたくなるときだなぁと思います。 私は年明けからしばらく体調が優れない日が続いていたのですが、最近やっと落ち着いて再び通常運転で仕事を再開しました。改めて、体の状態と心は繋がっているものだなと感じます。 3月も聴くトレ部は、毎週朝6時半スタートでやっていきます。 聴く力を磨きたいと思っている方であれば、どなたでも入っていただけます。運営者はスタエフの配信をしているので、よければこちらも聴いてみ

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        • 明日、朝6時半から聴くトレやります

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        メンバー特典記事

          「アドバイスをしよう」を思って聴くと、失敗する

          「聴くトレ部」に参加すると最後まで読めます

          悩んでいることがあるとき、モヤモヤしていることがあるとき、誰かに話を聴いてもらったことはありますか?もしくは、相手の悩みやモヤモヤを聴いたことはありますか? きっと多くの方は、そのどちらも経験したことがあると思います。悩みやモヤモヤがあるとき、話し手としては、相手がどんな風に聴いてくれたら気持ちが満たされるのでしょうか。 今回は、「聴く」の本質がギュッと詰まった本『LISTEN――知性豊かで創造力がある人になれる』を頼りに、悩みやモヤモヤに対する「聴く」について考えてみた

          「アドバイスをしよう」を思って聴くと、失敗する

          聴くトレーニング、3月の開催日をお知らせします

          「聴くトレ部」に参加すると最後まで読めます

          もうすぐ3月。出会いと別れの季節ですね。断捨離をしたり、新しいことを始めたりもしたくなるときだなぁと思います。 私は年明けからしばらく体調が優れない日が続いていたのですが、最近やっと落ち着いて再び通常運転で仕事を再開しました。改めて、体の状態と心は繋がっているものだなと感じます。 3月も聴くトレ部は、毎週朝6時半スタートでやっていきます。 聴く力を磨きたいと思っている方であれば、どなたでも入っていただけます。運営者はスタエフの配信をしているので、よければこちらも聴いてみ

          聴くトレーニング、3月の開催日をお知らせします

          「相手から多くを奪う側であること」を、聴き手として自覚する

          「聴くトレ部」に参加すると最後まで読めます

          普段、インタビュアーとして仕事をしている私は、相手の話を「聴く」場面が多くあります。 インタビューなので聴き手である私の方が多く話すことはないですし、インタビューを受けてくれる方もご自身が話す側であることをわかった上でその場に来てくれます。 話し手と聴き手に分かれているので、それが逆転することはないですし、もちろんそうなってはいけないものです。ただ、いくら聴き手であっても自分の本音は出さずに相手に本音を出すことを求めたり、ただただ相槌を打って質問を繰り返すだけで自分の意見

          「相手から多くを奪う側であること」を、聴き手として自覚する

          聴くトレーニング、2月の開催日をお知らせします

          「聴くトレ部」に参加すると最後まで読めます

          暦の上では春になり、最近少し寒さの峠を越えたかな?と思っていたら、関東を中心に大雪警報が。まだまだ寒さが続きそうですね。 朝もまだまだ寒くて布団から出るのが億劫な気持ちにもなりますが、少しずつ日の出の時間が早くなってきているのも感じます。 さて、2月も聴くトレをやっていきます。 ■ 開催日時2月3日(土)AM6:30〜7:30 2月10日(土)AM6:30〜7:30 2月17日(土)AM6:30〜7:30 2月24日(土)AM6:30〜7:30 ■ タイムスケジ

          聴くトレーニング、2月の開催日をお知らせします

          「聴く」とは、一緒に冒険をすること

          「聴くトレ部」に参加すると最後まで読めます

          これまで4回にわたって、私がインタビューについて学んできたことを聴くトレの中でシェアしてきました。ラストは、この記事でご紹介したいと思います。

          「聴く」とは、一緒に冒険をすること

          聴くトレーニング、1月の開催日をお知らせします

          「聴くトレ部」に参加すると最後まで読めます

          明けましておめでとうございます! 聴くトレに関わってくださっている皆様、関心を持ってくださてっている皆様、ありがとうございます。2024年も変わらず、毎週土曜日朝6時半から聴くトレ部を開催していきます。どうぞよろしくお願いします。 新年早々予期せぬ出来事が続き、心が揺れ動く幕開けとなりましたね。1日でも早く平穏な日々が戻ることを願います。 私個人は、年明けすぐに足首を捻挫しました。今年はフルマラソンに出る気満々だったのですが、まずはトレーニングよりも完治が目標になりそう

          聴くトレーニング、1月の開催日をお知らせします

        記事

          「相手から多くを奪う側であること」を、聴き手として自覚する

          普段、インタビュアーとして仕事をしている私は、相手の話を「聴く」場面が多くあります。 インタビューなので聴き手である私の方が多く話すことはないですし、インタビューを受けてくれる方もご自身が話す側であることをわかった上でその場に来てくれます。 話し手と聴き手に分かれているので、それが逆転することはないですし、もちろんそうなってはいけないものです。ただ、いくら聴き手であっても自分の本音は出さずに相手に本音を出すことを求めたり、ただただ相槌を打って質問を繰り返すだけで自分の意見

          「相手から多くを奪う側であること」を、聴き手として自覚する

          聴くトレーニング、2月の開催日をお知らせします

          暦の上では春になり、最近少し寒さの峠を越えたかな?と思っていたら、関東を中心に大雪警報が。まだまだ寒さが続きそうですね。 朝もまだまだ寒くて布団から出るのが億劫な気持ちにもなりますが、少しずつ日の出の時間が早くなってきているのも感じます。 さて、2月も聴くトレをやっていきます。 ■ 開催日時2月3日(土)AM6:30〜7:30 2月10日(土)AM6:30〜7:30 2月17日(土)AM6:30〜7:30 2月24日(土)AM6:30〜7:30 ■ タイムスケジ

          聴くトレーニング、2月の開催日をお知らせします

          「聴く」とは、一緒に冒険をすること

          これまで4回にわたって、私がインタビューについて学んできたことを聴くトレの中でシェアしてきました。ラストは、この記事でご紹介したいと思います。

          「聴く」とは、一緒に冒険をすること

          聴くトレーニング、1月の開催日をお知らせします

          明けましておめでとうございます! 聴くトレに関わってくださっている皆様、関心を持ってくださてっている皆様、ありがとうございます。2024年も変わらず、毎週土曜日朝6時半から聴くトレ部を開催していきます。どうぞよろしくお願いします。 新年早々予期せぬ出来事が続き、心が揺れ動く幕開けとなりましたね。1日でも早く平穏な日々が戻ることを願います。 私個人は、年明けすぐに足首を捻挫しました。今年はフルマラソンに出る気満々だったのですが、まずはトレーニングよりも完治が目標になりそう

          聴くトレーニング、1月の開催日をお知らせします

          仕事でやっている“コト”は、あくまで手段にしかすぎない

          「普段、何をされているんですか?」 初対面の人と会話をするとき、そう聞かれたり聞いたりすることは珍しくありません。私がこの質問をされたときは、「ライターをしています」と答えます。 これは事実だけど、すべてではない。 ライターは、手段の一つ私は2020年の冬に勤めていた会社を離れ、翌年1月から個人事業主になりました。「何をするか」を具体的に決めていたわけではないけれど、それまでの私は教育業界で生きてきたので、自然と教育に関わる仕事が増えていきました。やったこととして特に多

          仕事でやっている“コト”は、あくまで手段にしかすぎない

          相手が動かす指に、ただついていくように「きく」

          聴くトレの中では、私が「きく」について学んできたことを時々シェアしています。先日は3回目のシェア会。 そこでお話ししたことをこの記事にまとめておきたいと思います。 【 1回目にお話ししたこと 】 【 2回目にお話ししたこと 】

          相手が動かす指に、ただついていくように「きく」

          聴くトレーニング、12月の開催日をお知らせします

          1年の振り返りをしたくなるこの季節。 皆さんは毎年決まってやっている振り返りはありますか? 私は年末に1年間の振り返りをして「今年の漢字一字」を決めたり、次の年の抱負を決めたりしています。フォーマットも大体同じ。それをnotionに入れで年ごとに確認できるようにしています。すでに10年分たまっているので、10年前の自分がどんな振り返りをして、どんな抱負を決めているのかも見ることができます。 「自分は全然成長していないなぁ‥」とちょっとネガティブになったときには、数年前の

          聴くトレーニング、12月の開催日をお知らせします

          聴き手は、語り手が漕ぐ舟に乗っているだけでいい

          今日の聴くトレでは、私が10月に「きく」について学んできたことのシェアをしました。 前回の学びシェアの内容は、こちらにまとめています。今回は、その続きになります。

          聴き手は、語り手が漕ぐ舟に乗っているだけでいい

          聴くトレーニング、11月の開催日をお知らせします

          今日はハロウィンですね。数日前に街を歩いていたら、小さなスパイダーマンが2人、道にしゃがみ込んでいて微笑ましいなぁと思いました。ご両親は困り果てていましたが(笑) 皆さんはどんな1日を過ごすのでしょう?私はいつも通り…という感じですが、今日は少し都会の方に行く予定があるので、賑やかな街の雰囲気を感じてきたいと思います。 さて、11月も聴くトレをやっていきます。 ■ 開催日時11月5日(日)AM6:30〜7:30 ※土曜日は私の都合がつかず、1日ずらしての実施になります。

          聴くトレーニング、11月の開催日をお知らせします

          きき手が関心を向け続けることで、話し手は「話す」ことができる

          今朝は10月最後の聴くトレでした。 いつもは「きく」と「はなす」立場に分かれてペアで会話をするのだけど、今回は初の試みとして、私が最近学んだことをシェアする時間にしました。 そのときに使った資料をこちらの記事に載せておきます。

          きき手が関心を向け続けることで、話し手は「話す」ことができる

          インタビューとは、軸足を相手に置いて「きく」こと

          10月は長野県に5日間滞在して、インタビューについて学んできました。これまで自分がやってきた「きく」という行為が覆るような体験。 「私は今まで相手の何を“きいて”きたのだろう…?」と心がへし折られるような感覚と、新しい世界の広がりにワクワクするような感覚。その両方を感じる時間でした。 教わったことは「ふむふむ、なるほど」とその場では納得してわかった気になってしまうけれど、大抵は実際にやってみると全然できなかったりします。インタビューもそうで、「きく」についてあれこれインプ

          インタビューとは、軸足を相手に置いて「きく」こと

          先生が“自分”を生きることから、教育をつくっていく

          今から1ヶ月半前の8月30日に書いたnote記事。 記事の内容は、Teacher’s Campの参加者募集です。その中で、このキャンプのことをこんな風に説明しています。 同じ時間と空間をともにし、体験し、内省し、対話する。その過程で、自分のあり方や大切にしたい教育に気づいていける場になるといいなと思っています。 そして、この場は私一人ではなく、ヒミツキチ森学園の青山雄太さんと一緒に企画をしています。2人でゆるやかな対話を重ねて生まれました。それぞれが大切にしたいことと、

          先生が“自分”を生きることから、教育をつくっていく