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幼児から大人まで、英語を教えています。お茶でほっとするひととき、留学や旅の思い出などを…

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幼児から大人まで、英語を教えています。お茶でほっとするひととき、留学や旅の思い出などを note します。教室 https://tenrivers.wixsite.com/littlecanada

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イギリス、岡山、大阪、カナダ、マレーシア、シンガポール、台湾

こんにちは、Literacy Seeds です。 「読み書きの種」という名前は、英語を教えている自営教室で、ディスレクシアが疑われる生徒との出会いをきっかけに、2010年頃から取り組んできた、だれでも、その人なりに、「英語が読める+わかる+作文できる」レッスンに由来しています。 ただ、ここでは、英語の話は少しだけ。私的なお茶の話を中心に、日々の暮らしについて書きます。 以下、時系列に、お茶とのつきあいの歴史を記しておきます。 *イギリス・・・子どもの頃から紅茶や緑茶が好

    • 清粥小菜 迪化街(てきかがい)の朝ごはん

      旅の思い出 台湾 朝ごはん編 初めての台湾旅は秋。その前の夏中かけてリサーチし、一日毎の予定を小さいノートに書き込みました。 台湾朝ごはんの定番、豆漿の人気店は、たまたま、ホテルのすぐそばだったから、開店前から並びました。おいしかったけど、その数倍感動したのが、お粥の朝ごはん。 迪化街、永楽市場そばの「清粥小菜」。 おかずのオーダーの仕方がわからなかったけど、どうやら、これください、と指さしすればいいみたい・・・迷う。どれもおいしそう。お店の人は、「豚肉の炊いたん」が

      • 台北でマレーシア料理 「池先生」という名の

        旅の思い出  台北のマレーシア料理店 池先生 Kopitiam Premium (MRT 公館駅) 教室を続けながら、クアラルンプールに通った4年間(2013-2016年)。イギリスの大学のマレーシアキャンパス。教育学の修士課程に在籍しました。 たまたま、マレーシアだった。教室を一時的にたたむことは考えられなかったから、時差がほとんどなく、通いでスケジュールが組めそうなのが、マレーシアキャンパスだったのだ。 当時、日本人の知り合いからよく言われたものだ。「ジャングル

        • 小暑 レモングラス、タイム、ミント2種のハーブティ 

          今年もまた、畑のレモングラスがモンスターになりつつある。強風にそよぐ様は、獅子舞のようでもある。 レモングラスの小さな苗を一つ植えて、初めて収穫したとき、長く伸びた葉の部分も全て小さく切って、残さず冷凍保存したと話したら、インド人の友人から、「葉っぱも使うの?」と意外そうに聞かれたことがあった。根っこに近い茎の部分がよく香るから、彼女は、そこをカレーに使うのだろう。 その後、何が正解かよくわからないまま、毎年、試行錯誤して、今は、茎+α を適度な長さに切って使うことで落ち

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          台湾 杉林渓烏龍茶 宵越しの茶は・・・飲む?

          昔から、「宵越しの茶は飲むな」と言われてきた。科学的根拠を知らない子どもの頃でも、なんとなく、変質する、みたいなことかな、と納得していた。 ところが、台湾の、客家の里、北埔老街(ベイプーラオジエ)のお茶屋さんを訪ねたとき、店主が、「昨日も日本人が来て、これ、その人と飲んだお茶」と、出涸らしの東方美人茶を淹れてくれたのだ。北埔は東方美人茶の産地で、店主は生産者でもある。 それはその店で最高級のお茶だったが、『昨日のお茶?その人が何時に来たのか知らないけど、大丈夫かな』と、先

          台湾 杉林渓烏龍茶 宵越しの茶は・・・飲む?

          マレーシア、シンガポールのニョニャ菓子 Kuih Dadar and Bubor Cha Cha

          《ニョニャ菓子》 ココナツフィリングを巻いたクレープ、Kuih Dadar と、タピオカ団子をココナツミルクに浮かべた Bubor Cha Cha。 後者は、前者を作る過程で余ったココナツミルクを使い切るため。 参考レシピ本の美しい写真には、はるかに及ばないけど、味は、どちらも美味しくできました。ニョニャのお菓子は甘さ控えめ。そっくりなお菓子が、次に訪れたい国、インドネシアにもあるみたい。インドネシアは、ジャカルタもバリも行かなくてもいい。シンガポールからジョグジャカルタに

          マレーシア、シンガポールのニョニャ菓子 Kuih Dadar and Bubor Cha Cha

          台湾白菊茶と季節の果物、大人の習い事

          《6月25日のお茶は菊茶》 昔、シンガポールのお茶やさんで出会った大きな黄色の菊の花。年に一度、秋にしか入らないと言っていた。 この、台湾の小さい白菊も負けないくらい美味しい。 菊茶は目に良いそうだ。抗酸化物質が含まれるとのこと。他にも効能がいくつも。肝臓を保護するとも、頭痛を和らげるとも。最近の低気圧による肩こりと耳下腺炎もどきにも効いたみたい。 《今、美味しい果物》 枇杷。 10年くらい前まで、近所のおじいさんが、ご自宅の庭の枇杷の木から収穫して持ってきてくれて

          台湾白菊茶と季節の果物、大人の習い事

          パンダンシフォンケーキとスパイスチャイ

          《タイ王立舞踏団公演》 を観てから2週間。 通りすがりのポスターが気になり、予約したものの、どうかな~?と半信半疑だったけれど、とてもよかった。もっと観ていたかった。 女性はしなやかに、男性は逞しく、踊りだけで物語を表現していた。 衣装とメイクも素晴らしかった。 原色でもパステルでもない中間色のピンクやブルーやグリーン。 シンガポールのプラナカンとも共通する色合い。 《プラナカン文化の一つ、ニョニャ菓子》 代表的なのは、日本の外郎みたいな食感の、米粉とタピオカ粉を蒸したも

          パンダンシフォンケーキとスパイスチャイ

          阿波番茶 知られざる銘茶

          英語の syllable「音節」について、保護者のみなさまへアプローチする今日この頃。 日本語とは仕組みが違う。だから、学ぶ。文字導入前の、音の違いに気づきを促すところから。 さて。 6月22日。今日のお茶は、阿波番茶。阿波晩茶との表記もあり。生産者によって、味の違いがあると思う。最近よく淹れているのは、近所のお魚屋さんに置いてあるもので、淡白な阿波番茶の中では、少し濃厚。オーガニック食材のお店のは、澄み切った上品な味で、他の阿波番茶とは別物のお茶のよう。こちらもまた淹

          阿波番茶 知られざる銘茶

          潮州 鳳凰単叢 芝蘭香(しらんこう)

          プライベートレッスン4回1セットをグループレッスンと並行で始めた小学生の初回を、しばし、反芻している。彼は未知の英語とこれからどう向き合っていくだろう。 6月18日のお茶は、今月初めに、京都、吉田山大茶会で買った、鳳凰単叢。 蓋碗から、聞香杯は省略して、ピッチャーに移し、吉田山にも同行した友人からプレゼントされた茶杯でいただく。香港のお気に入りのお店のものとのことだった。 もらったのは8年くらい前で、その後、再訪した友人は、街の変わりように落胆し、何度も訪れた大好きな香

          潮州 鳳凰単叢 芝蘭香(しらんこう)

          台湾 蜜香紅茶冷茶

          先週からグループレッスンに参加し始めた小学生。並行して4回受講するプライベートレッスンが、今日から始まった。英語の読みに特化した内容。26文字それぞれの音を知っていないと、すでに、ある程度、絵本を読めるようになっているグループへ入るのは難しい。だから、最初に少しがんばって、読みの基本をぎゅっと凝縮して習ってもらう。 6月16日。昨日は冷茶。昔、中国茶の先生から習った作り方で、前夜から仕込んだ。台湾のお茶屋さんからもらったしおりには、冷茶向きなお茶の一つだと記されていた蜜香紅

          台湾 蜜香紅茶冷茶

          客家の里 東方美人

          またの名を、白毫烏龍茶とか、膨風茶ともいう。 台北から、新幹線とバスを乗り継いでたどり着いた老街には、このお茶を専門に扱うお茶屋さんが、少なくとも2軒あった。 生産者でもある店の主が、自分と製茶工場が掲載された英文の雑誌を見せてくれた。お店の奥にいた息子さんも紹介してくれた。家業を手伝っているのだという。主は、お茶を売ることよりも、農家として生産する方が好きだと言っていた。 お茶についてのやりとりは、英語も日本語も通じず、主がスマホに台湾華語を喋り、日本語に訳されたもの

          客家の里 東方美人

          福建省 福鼎白茶

          6月11日。 小学生クラスの一つに迎え入れた新入生の、キラキラした目が眩しかった。この先も、ずっとキラキラしていてもらえるよう、奮起する。 今日のお茶は、数年前に、シンガポールのお茶屋さんで買った、円盤状に固めた白茶。いわゆる餅茶。といえば、円盤状のプーアールを思い浮かべるかもしれないが、これは、微発酵の白茶である。 今まで、蓋椀で淹れていたが、今日は、ガラスの器で、レンゲでゆっくり混ぜるやり方で淹れてみた。90度より少し低いくらいで一煎目をさっと淹れて、二煎目からは、8

          福建省 福鼎白茶

          台湾 桂花緑茶

          6月10日。週明け月曜日。 英語教室には、今週から新メンバーが加わるクラスがある。 他のメンバーのリアクションや、これから変わっていくクラスの雰囲気が楽しみ。 さて、今日のお茶は、昨秋、台北のお茶屋さんで買った「桂花緑茶」。 ざっくりと、量り売りで、袋に入れてくれたのを、マレーシアの BOH TEA の空き缶に移した。 お湯の温度を、はて、どうするか、緑茶は悩ましい。何度か淹れてみたが、どれも温度が高かったのでは、と思う味だった。 1.25年くらい前に、中国茶の教室で先生

          台湾 桂花緑茶