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心に風を吹かせること ほくほくな気持ちになること それが大切🐩💃🌿

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  • ファスト&スロー | 1章ずつ要約

    ファスト&スローを1章ずつ要約してます。

  • ドリフターズダイアリー

    ドリフター(浮遊者)の私は日記を書いている

  • 知らない人に話しかけるのが趣味です

    私、知らない人に話しかけるのが趣味なんです。 そこで見聞きして感じたいろいろを、おとどけします。

最近の記事

ファスト&スロー | 第10章 少数の法則

ファスト&スローを読んで、1章ずつ、内容を簡単にまとめます。 本章で書かれていること(統計に関する直感を疑え) 脳は統計学となじみが悪い。 システム1は原因と結果を仕立て上げ、因果関係が実際に存在していなくてもつじつまのあう筋書きをこしらえる。システム1によって一貫性や整合性がある話を組み立てられ(だがそれは多くの場合まちがっている)、怠け者のシステム2はその結論をそのまま受け入れてしまう。 脳は統計学となじみが悪い 統計的事実に直面したとき、数学的な裏付けよりも、わ

    • ファスト&スロー | 第9章 より簡単な質問に答える

      ファスト&スローを読んで、1章ずつ、内容を簡単にまとめます。 本章で書かれていること(直感的に質問に答えられるのはなぜか) システム1の機能「メンタル・ショットガン」と「レベル合わせ」によって、難しい質問に対しても、簡単な質問に自動的に置き換えられるため、直感的に答えがわかる。これをヒューリスティックという。 そこそこ筋の通った答えが出るが、時に重大なエラーに繋がることもある。 質間の置き換え ふだん、私たちは様々な物事に対して 直感的にぱっぱっと感じたり判断したりす

      • ファスト&スロー | 第8章 判断はこう下される

        ファスト&スローを読んで、1章ずつ、内容を簡単にまとめます。 本章で書かれていること(システム1が判断に影響を及ぼす特徴) システム2→注意を喚起し、記憶を探索し、答えを見つけようとする. システム1→とりたてて目的もなく、自分の頭の中と外で起きていることを常時モニターし、状況のさまざまな面を評価している。 ⇒本章では、システム1が判断に影響を及ぼす特徴について  掘り下げられている。 日常モニタリング システム1は全く無意識に、 外/内界を常時モニターし、類似性や

        • 「社会の構造的課題をUXデザインで解決に近づける」スモールステップを考える

          私は、「社会の構造的課題をUXデザインで解決に近づける」 ことに関心を持っています。 法律やルールなどの社会の仕組みや、人々の無意識のバイアスによって、 人種 / 性別 / 国籍などの属性や、障がいを持つことを理由として、 日常生活や人生の重要な場面などで不利益を受けていることがあります。 それを「社会の構造的課題」と見たとき、 そんな機会を減らすために我々制作側にできることはなんだろう? と考えました。 これを、Google UX Certificateで学んだことを

        ファスト&スロー | 第10章 少数の法則

        • ファスト&スロー | 第9章 より簡単な質問に答える

        • ファスト&スロー | 第8章 判断はこう下される

        • 「社会の構造的課題をUXデザインで解決に近づける」スモールステップを考える

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          ファスト&スロー | 第7章 結論に飛びつくマシン-自分が見たものがすべて

          ファスト&スローを読んで、1章ずつ、内容を簡単にまとめます。 曖昧さの無視と疑念の排除 明示的な文脈がない場合、システム1は勝手にいちばんありそうな対応を生成する。他の解釈が可能であることにさえ、気付いていない。 └不確実性が高いとき、システム1は「もっともらしい答え」に賭ける。そしてその賭けは、経験に基づいて行われる。(最近の出来事、現在の文脈が重要視される) └システム1には、「意識して疑うこと」はできない。疑うためには、相容れない解釈を同時に思い浮かべておく必要

          ファスト&スロー | 第7章 結論に飛びつくマシン-自分が見たものがすべて

          ファスト&スロー | 第6章 基準、驚き、因果関係ーシステム1のすばらしさと限界

          ファスト&スローを読んで、1章ずつ、内容を簡単にまとめます。 システム1の機能 「あなたの世界では何が正常か」のモデルを構築する システム1は、あなた自身にとっての「世界を表すモデル」を自動更新する。 =周囲の状況、事象、行動、その結果を連想によって関連づける作業を通じて構築。様々な事象の構造が、連想観念パターンで代表されるようになる。 ↓ 現在のことをどう解釈するか、将来のことをどう予想するかは、このパターンによって決まる 「驚き」と「予想」 「驚き」自体が、自

          ファスト&スロー | 第6章 基準、驚き、因果関係ーシステム1のすばらしさと限界

          ファスト&スロー | 第5章 認知容易性

          ファスト&スローを読んで、1章ずつ、内容を簡単にまとめます。 認知容易性 人間は、脳の中でたくさんは情報処理を同時に行っており、いくつもの重要な質問に対する答を常時アップデートしている。 特に何もない時は、認知は「容易」で、システム1が自動的に行う。 問題が発生し、注意や努力を要するとさは、認知に「負担」がかかり、システム2の応援が必要になる。 記憶の錯覚 前に見に単語をまた見るときには認知が大幅に容易になり、 「なじみがある、よく知っている」という印象に結びつく(=

          ファスト&スロー | 第5章 認知容易性

          ファスト&スロー | 第4章 連想マシン

          ファスト&スローを読んで、1章ずつ、内容を簡単にまとめます。 システム1の驚くべき仕組み-連想マシン 連想には一貫性が保たれ、ひとつひとつが他と関連づけられ、支え合い、強め合う(=連想一貫性がある) 記憶→感情をかきたてる→顔の表情や他の反応を促す→感情を強める→感情に即した考えをより強める →短時間で同時に、認知的・感情的、肉体的反応の自己増殖パターンを生みだす。 認知は身体化されている(=観念連合) (感情的な反応や身体的な及応も、出来事に対する解釈の一部)

          ファスト&スロー | 第4章 連想マシン

          ファスト&スロー | 3章 怠け者のコントローラー

          ファスト&スローを読んで、1章ずつ、内容を簡単にまとめます。 システム2の特性(怠け者のシステム2には限界がある) システムには、自然なスピードがある →その範囲内であれば負荷少ない セルフコントロールによって、システム2は忙殺される。(※) =セルフコントロールは努力(=リソース)を要する、知的作業の一形 →システム2が忙殺されている時は、システム1が行動に大きな影響を持つようになる(=直感的な判断をしやすくなる) (※)睡眠不足や飲酒、心配事があるとき(余計な心配

          ファスト&スロー | 3章 怠け者のコントローラー

          ファスト&スロー | 第2章 注意と努力

          ファスト&スローを読んで、1章ずつ、内容を簡単にまとめます。 知的努力 システム2は、努力や自制を要する仕事ができる。 ※普段、システム2は怠け者で、どうしても必要な努力以上のことはやりたがらないが。 使える努力の量は決まっている(注意力の精妙な分配) →そのため、システム2では、最も重要な活動に必要な注意力を確保する。残った注意力を、その時々の別のタスクのに振り分ける。 あるタスクに習熟するにつれ、必要なエネルギー(努力)は減る。 人間は、ある目標を達成するのに複数

          ファスト&スロー | 第2章 注意と努力

          ファスト&スロー | 第1章登場するキャラクター

          ファスト&スローを読んで、1章ずつ、内容を簡単にまとめます。 システム1(速い思考) とシステム2(遅い思考)個性や能カや欠点を備えた脳の中の行動主体。 本書では「架空のキャラクター」として扱われる。 システム1 自動で高速 自分でコントロールしていない ⇒「印象や感覚」担当 システム2 知的活動に注意を向ける 代理、選択、集中などの主観的 経験と関連付けられる ⇒「明確な意見や計画的な選択」担当 システム1の印象や感覚が材料となり、 システム2の明確な意見や計画的

          ファスト&スロー | 第1章登場するキャラクター

          犬と過ごすラブリーライフ

          可愛い可愛い犬との生活、3週間目。 この生活が始まったきっかけは、茶犬の「余命宣告」だった。 その時点で、「残り1〜2ヶ月くらいになるでしょう」と病院の先生に言われ、実家に飛んで帰って来たのだ。 とはいえ今は犬元気! 3週間経った今日、茶犬は元気に過ごしている。 飛んで帰った日は夜も眠れぬほど(本当に徹夜した)落ち着かなかったのに、なんだかんだ犬は元気でいてくれていて人間は嬉しい。 相変わらず、散歩とごはんが大好きで、おやつには目がなくて、ボール遊びにいつだって誘って

          犬と過ごすラブリーライフ

          「犬に全振り!」2.0

          愛しの茶犬がいわゆる余命宣告を受けてから1週間。 今の様子と、人間側の気持ちを書き記しておく。 意外と元気 まず、前提に、意外と元気だ。 1週間前、飛んで帰った時は「もう動けなくなってたらどうしよう…」なんて心配していたのだが、かなりの杞憂。 散歩も行くし、ご飯もたくさん食べる。相変わらずの食欲旺盛。 ご飯は残さず綺麗に食べるし、なんならご飯を巡って黒犬と喧嘩してる。(やめろ) 人間が玄関を開ければ鳴くし(置いてくなアピール)、 台所でりんごの皮をむき始めたらすぐさま

          「犬に全振り!」2.0

          今思うこと、すべきこと

          茶犬の余命宣告を聞いた翌日、今日。 いつも通り在宅勤務をして、いつも通り犬たちと戯れた。 いつも通り?…んなわけない。 「いつも通り」と書いてみたが、戯れている中で感じたことがある。 何も意識しないと、「これからいなくなってしまう存在」として 茶犬を見てしまうことがあるのだ。これではいつも通りから程遠い。 今までは、茶犬がいなくなってしまうことなんて考えていなくて、 もしそうなるとしてもずっと先のことだろうと安心していて。 でも今は、茶犬を触るたび、 「ああもうこうや

          今思うこと、すべきこと

          まじか(犬と死)

          生きているものは、全ていつか死ぬ。 そんなことは当たり前だと思っているのだけれど、私たちはいつも忘れてしまう。 今日私はそのことを思い出した。 ある出来事があって、忘れていた状態が終わり、思い出したのだ。 ある出来事というのは、うちの元気の象徴、茶犬が余命宣告を受けたこと。 つい4時間前に聞いたばかりで、正直、どう受け止めようかまだ整理がついていない。 整理がつかないので、つらつらと書いてみる うちには犬が2匹いる。13歳になる黒犬と、11歳になる茶犬だ。 2匹とも0

          まじか(犬と死)

          私と読書

          私は、本を読むのが好きだ。月に1〜2冊くらいのペースだが、どこに行くにも本がないと不安になるし、部屋のあちこちに読みかけの本を置いていつでも手に取れるようにしている。 「本を読む」と言ってもいくつかの派閥があることを最近気づいたが、私は圧倒的に「小説派」。 物語の登場人物たちの感情を言葉で読むと、これまで私が抱いた名もない感情に名前がつけられたような気がして安心する。 小説の中の出来事に、自分の過去の出来事を重ね合わせて感傷に浸る。(出来事の輪郭がぼやけていることもあるが)

          私と読書