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ファスト&スロー | 第4章 連想マシン
ファスト&スローを読んで、1章ずつ、内容を簡単にまとめます。
システム1の驚くべき仕組み-連想マシン
ある言葉を見た時、関連するイメージを呼び起こし、それがまた別のものを、と次から次へ結びついていく(=連想活性化)
連想には一貫性が保たれ、ひとつひとつが他と関連づけられ、支え合い、強め合う(=連想一貫性がある)
記憶→感情をかきたてる→顔の表情や他の反応を促す→感情を強める→感情に即した考えをより強める
→短時間で同時に、認知的・感情的、肉体的反応の自己増殖パターンを生みだす。
認知は身体化されている(=観念連合)
(感情的な反応や身体的な及応も、出来事に対する解釈の一部)
→連合の原則…….類似、時間と場所、因果律(デービッド・ヒューム)
観念は、広大なネットワークに浮かぶ、ノード(節点)(=連想記憶)
ひとつの観念には、他の多くの観念とリンクしている。
→リンク…原因と結果、ものと属性、ものとカテゴリなど…
→多くの観念が同時に呼び覚まされる。
しかし、意識に記録されるのは一部のみ。
プライミング効果
ある単語に接したとき、その関連語が想起されやすいこと
観念によって無意識に行動が変わる(=イデオモーター効果、プライミング効果の一つ)
→「観念→行動」だけでなく、「行動→観念」も双方向に影響
ex)笑顔をつくるだけで、物事をプラスにとらえられる。
ex)お金の画像を見るだけで、個人主義な行動を取る。
→全員がプライミング効果に必ず影響されるわけではないが、全員が影響されないわけでもない(自分自身も影響していることは確実)
プライミング現象が起きるのはシステム1の中で、そこに人は意識的にアクセスできないため。
その他のプライミング効果
★「親愛なる指導者」の写真を町中に貼れば「服従」というプライムになる
★国民に死を暗示すると、権威主義思想の訴求力が高まることを示唆する
★悪いことをすることを想像すると、体をきれいにしたいという欲求につながる(=レディー・マクベス効果)
▼flier要約
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