I. 『ヨハネの黙示録』の全体像(2)目的(2-3章):誰の、何のための書物なのか?
さて、1章・22章で黙示・預言・手紙として提示される書物の内容を記していきたいのですが、その前に、しつこくであっても改めて、この黙示録が誰のための書物なのか、黙示録の記述に従って、確認しておきましょう。
黙示録2-22章のうち、初めの2-3章は、4章以下とは異なります。(比較的分かりやすいとされる箇所で、教会の説教や学びでもとり上げられやすい箇所でしょう。)この2-3章に、黙示録が誰に宛てて、何のために記された書物なのかが明確にされます。
誰に宛ててかというと、1:4,