天の扉

イエス様の十字架による赦し、死と復活による贖いを通し、神様を信じる者です。 自身の信仰…

天の扉

イエス様の十字架による赦し、死と復活による贖いを通し、神様を信じる者です。 自身の信仰はあてにならないものですが、主のあわれみと恵みにより頼みつつ、祈りつつ。 紆余曲折ありましたが、聖書と教会を重んじています。

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究極の預言と礼拝への招き~黙示録についての投稿、再び

黙示録をとおしてのメッセージを、改めて投稿!  昨年投稿した内容と重複になるでしょうが、 ひとまず、昨年分も残しつつ投稿を進めます。 何故私が黙示録にこだわるのか。 神さまが強く思いを与えられるから というのが、私の第一のこたえ。 何故黙示録なのでしょう?  私にとって、かつて、黙示録は、聖書の巻末に加えられた”ややこしい”書との位置づけでした。終わりの新天新地のイメージがあまりにも麗しく、希望に満ち、大切で消すに消せない。でも、福音書や他の”有名どころ”の書簡があるし

    • 天の大庭にいる一日... 一時

      先日、ちょっとした観光地を訪れた。 ただし、仕事で。 せっかくの機会だし、仕事の前後で、観光スポットに足を運び、ご当地の食をいただこうかなと思った。結局、仕事を終えた後は、疲れ切って、そのままホテルに向かい、朝も、仕事に向かうまで、ホテルで過ごした。食いしん坊の私が楽しみにしてた朝食ビュッフェもやめて😵‍💫、部屋でゆっくり。 そこで、朝目覚め、息をつき、 祈り、思いを巡らせる中、 包まれるような感覚に圧倒された。 といっても、穏やかで、やさしい…  力強い躍動的な感覚。

      • V. まとめ

        7シリーズの3つの幻の合間に挿入された幻をとおして、想定された読み手である教会が、キリストにあって勝利を得るために、知るべき黙示的預言が明らかにされました。鍵となるのは、7シリーズに隠された啓示の幻を受けて、そのメッセージを聞きとることができるか?(といっても、それは、旧約聖書で語られたことの他に、何か特別な知識がないと見えない、分からないものではないでしょう。)改めて、内容を振り返ってみましょう。 7章では、教会の救済史的意義づけがなされます。7つの封印が解かれ、終末の預

        • IV. 黙示録の7シリーズに秘められた預言⑤ ラッパと鉢の間(2):教会の敵の正体と戦法の秘訣(13-14章)

          12章では、神の民としての教会が、戦いを誰に、何故挑まれているのか――悪魔ともサタンともいわれる敵対者の存在とその天での敗北、地でのあがきが明らかにされました。(平たく言うと、どうせ滅びるなら皆諸ともに… というところでしょう。)同時に、戦いの只中での確かな神の養いも示唆されます。その攻防の中で、敵の繰り広げる手法がどのようなものか――ヨハネとその仲間(教会)が直面する苦難の背後にあるのは何なのか――また、それに教会はどう対処すべきかが、13章では明らかにされます。(そして1

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        究極の預言と礼拝への招き~黙示録についての投稿、再び

          IV. 黙示録の7シリーズに秘められた預言④ ラッパと鉢の間(1):教会の戦いの救済史的背景(12章)

          改めて… 4章で天の御座が開かれ、そこで神から子羊へ、封印された巻物が渡され、終末の新しい歌が始まったのが5章。6章ではその封印が解かれるのとあわせ、巻物を取り巻く人類/世界の歴史が、総括的に明らかにされます。そうして、巻物の内容が、御使いを通してヨハネ(~教会)に与えられ、ラッパによる備えの時の啓示、それから、鉢によってもたらされる完遂の啓示へと、終末の展開が提示されます。その流れの中に敢えて挿入されている箇所にこそ、教会の救済史的位置づけ(7章)、そして教会が礼拝に与りつ

          IV. 黙示録の7シリーズに秘められた預言④ ラッパと鉢の間(1):教会の戦いの救済史的背景(12章)

          IV. 黙示録の7シリーズに秘められた預言③ 第6・第7のラッパの間(2):教会の召し/働き(11:1-13)

          第7のラッパ(11:15)を前に、ヨハネに与えられた巻物、預言の概要(意義、効果)を示唆する象徴的な幻が提示されます(11:1-13)。そこに、ヨハネとその仲間である教会の召しであり、担うべき働きが記されます。最後の到来を待つ間(cf. 第5の封印6:9-11; 7章)、教会には果たすべき召し/働きがあり、子羊とともに治めるべき勝利があるのです(cf. 2-3章)。 11:1-13 預言の概要:2つの象徴的な幻 11章の幻で最初に示されるのは、測り竿による神の神殿と祭壇の

          IV. 黙示録の7シリーズに秘められた預言③ 第6・第7のラッパの間(2):教会の召し/働き(11:1-13)

          IV. 黙示録の7シリーズに秘められた預言② 第6・第7のラッパの間(1):教会の召し/働き(10章)

          第6・第7の封印の間の幻では、教会こそがキリストにある神の民だという、教会の救済史的位置づけが明らかにされました。キリストの贖いによって、神の僕たち、つまり、御父なる神のもと、イエス様を長兄とする兄弟姉妹たちとなるべく人々が、すべての国民、部族、民族、言葉から招き出されている――その数が満ちるのを待っているのが今なのだと。(その拡大は、ちょうど5章の最後で、巻物が開かれて、神と子羊への礼拝がクレッシェンド的に広がっていく様に呼応するようです。) その教会に、キリストに与えら

          IV. 黙示録の7シリーズに秘められた預言② 第6・第7のラッパの間(1):教会の召し/働き(10章)

          IV. 黙示録の7シリーズに秘められた預言① 第6・第7の開封の間:教会の救済史的位置づけ(7章)

          先の投稿でも記しましたが、3つのうち最初の2つのシリーズ(封印、ラッパ)の幻では、第1から第6の幻と最終である第7番目の幻の間に、挿入されている幻があります。つまり、最終に至る前に、知るべきこと、耳を傾け、見るべきことがあるということです。(最終の鉢シリーズでは、もはや挿入はなく、第1から第7の最後まで一気に裁き/災いの幻が続きます――そうして、17-22章で圧巻の幻が最終的に提示されるのです。) 図解、するほどではないかもしれませんが、こんな感じ(↓)です。 第6と第7

          IV. 黙示録の7シリーズに秘められた預言① 第6・第7の開封の間:教会の救済史的位置づけ(7章)

          III. 黙示録の7シリーズ(6-16章):3セットの比較・相関関係 ④最終へ向けての今!

          前回、7シリーズの展開の中で、教会(キリストによって“呼び出された”者たち)の秘められた意義、勝利が明らかにされていく(こうご期待!)と締め括りました。続く投稿では、それが黙示録のどこで、どのように記されているのかを見ていくのですが、その前にもう一つ。7シリーズの3セットを味わう中で浮かび上がる相関関係を挙げておきます。 封印の幻、再び!  改めて、封印のシリーズを振り返ってみましょう。 第7の封印が解かれて、巻物に記される内容が、天使たちのラッパ~鉢にともなう幻によっ

          III. 黙示録の7シリーズ(6-16章):3セットの比較・相関関係 ④最終へ向けての今!

          III. 黙示録の7シリーズ(6-16章):3セットの比較・相関関係 ③7シリーズの帰結

          7つの封印が解かれ、巻物の内容が明らかにされていく――その中に、ラッパから鉢への進展が見られることを先の投稿では見ました。 しかし! です。  封印・ラッパ・鉢の最後 封印、ラッパ、鉢、それぞれ最後はどうなっているでしょうか?  なんと!! 第7の封印、また第7のラッパも第7の鉢も、いずれも同じ、稲妻、声、雷鳴、地震です(8:5 第7の封印; 11:19 第7のラッパ; 16:18 第7の鉢)。 この描写、どこかにあったことを思い出されないでしょうか?  幻の冒頭

          III. 黙示録の7シリーズ(6-16章):3セットの比較・相関関係 ③7シリーズの帰結

          III. 黙示録の7シリーズ(6-16章):3セットの比較・相関関係 ②封印・ラッパ(備え)と鉢(完遂)

          前回は、封印とラッパ・鉢の幻とでは、提示の契機が子羊と御使いたちと異なることを挙げ、巻物の内容については封印をすべて解かねば明らかにならず、ラッパ・鉢の幻を待たねばならないと記しました。子羊が封印を開くにあたっては、巻物を取り巻く世界、この世がどのようなものか、そこで繰り広げられる様々な戦い、その中での聖徒らの嘆きと祈り、そして、最終的な神と子羊の怒りの日の到来がパノラマ的に示されています。では、7つ封印がすべて解かれて明らかにされる巻物の内容(御使いによってヨハネに示される

          III. 黙示録の7シリーズ(6-16章):3セットの比較・相関関係 ②封印・ラッパ(備え)と鉢(完遂)

          III. 黙示録の7シリーズ(6-16章):3セットの比較・相関関係 ①封印とラッパ・鉢

          前2回では、黙示録の預言を秘めた幻の主要部分の前後、4-5章と17-22章についての考察をざっくり記しました。今回から、幻の主要部分である黙示録6章に始まる7シリーズを通して、何が語られているのか、御霊によって教会が聞くべき預言は何かを追っていきます。 繰り返しになりますが、すでに天では、屠られた子羊(//ユダの獅子、ダビデの根)によって勝利が治められ、封印された巻物が開かれようとしています(5章)。子羊が巻物を受け取り、開く――そのことから、天で繰り広げられている礼拝が、

          III. 黙示録の7シリーズ(6-16章):3セットの比較・相関関係 ①封印とラッパ・鉢

          II. 黙示録の幻(4-22章)の構成(3)7シリーズ×3の後(17-22章)

          黙示録の幻の本体(主要部分)には、第1から第7で括られる幻が3セットあることは、1から10まで数えることができる人なら、誰しもが追うことのできる事実です。 その前、4-5章では、壮大な天での現実(いにしえからとこしえにささげられる神への礼拝)、そして、子羊によって天の礼拝が全地へと波及している様が描かれます。その過程で起こる(起こっている)こと、そしてその中で教会が耳を傾けるべき預言のメッセージが、3つの7シリーズを通して明らかにされます。 ここでは、先取りして、ものす

          II. 黙示録の幻(4-22章)の構成(3)7シリーズ×3の後(17-22章)

          II. 黙示録の幻(4-22章)の構成(2)7シリーズ×3の前(4-5章)

          黙示録6-16章で描かれる3つの7シリーズは、前後の幻にはさまれています。この前後の幻にどんな意味があるのでしょう?  一方(4-5章)で、地を覆う天の現実(地からは隠されているけれど!)、時空を超えていにしえからとこしえに(今なお!)拡がりゆく現実が描かれ、他方(17-22章)で、その天が地に臨む時にもたらされる約束が示されます。この天の現実に与らずして、約束を待ち望むことなくして、地で起こる(起こるべき)出来事の中で、主にある勝利を治めることは至難の業だからでしょう。実

          II. 黙示録の幻(4-22章)の構成(2)7シリーズ×3の前(4-5章)

          II. 黙示録の幻(4-22章)の構成(1)7シリーズ×3

          4-22章が、黙示録の幻の”本体”であり、教会が勝利を得るためにと「御霊が諸教会に告げること」になります。これまで預言者たちを通して語られたことごとのクライマックスがここからの幻に秘められているのです! 預言者たちが、御霊を受けて、律法はじめ神の言葉を預かり、宣告すべく召された人たちであったことを鑑みると、聖書の集大成がこの幻に凝縮されているとも言えるでしょう。 この4-22章に描かれる一連の幻で、はっきりしていることを挙げてみましょう。 7シリーズ すでにトップ画像で

          II. 黙示録の幻(4-22章)の構成(1)7シリーズ×3

          I. 『ヨハネの黙示録』の全体像(2)目的(2-3章):誰の、何のための書物なのか?

          さて、1章・22章で黙示・預言・手紙として提示される書物の内容を記していきたいのですが、その前に、しつこくであっても改めて、この黙示録が誰のための書物なのか、黙示録の記述に従って、確認しておきましょう。 黙示録2-22章のうち、初めの2-3章は、4章以下とは異なります。(比較的分かりやすいとされる箇所で、教会の説教や学びでもとり上げられやすい箇所でしょう。)この2-3章に、黙示録が誰に宛てて、何のために記された書物なのかが明確にされます。 誰に宛ててかというと、1:4,

          I. 『ヨハネの黙示録』の全体像(2)目的(2-3章):誰の、何のための書物なのか?