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Wherever Starlit
大学の講義を終え、民俗学サークルの活動を終え、家に帰ってきたのは19時半ごろのことだった。
今日は私の誕生日ということで、サークルのみんながお祝いをしてくれた。さすがにそんな大規模にというわけにはいかなかったけれど、それぞれお祝いの言葉と、寄せ書きの色紙と、部費から出したお金で本をプレゼントしてくれた。
教科書とPC、それからその本をバックパックに詰めて帰り、私は家の鍵を開けた。玄関の電気を点
Logos / disorder
真っ暗な部屋の中で、スマホの画面だけが煌々と光を放つ。きっと他の人が見たら、私の顔だけがベッドにぼんやり浮かんでいるように見えただろう。
開いているのはいつもと同じタイムライン。相互フォローしている学校の友人たちとか、私の好きなアーティストとかアイドルとかの投稿が流れている。いつもと同じ、言葉で編まれた時間線。
そこは私が私のために編集した世界ではあるが、それを構築する言葉を私が制御することは