中国大陸の広告業界における13のタブー

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前回は、中国大陸の広告業界における使うとNGなキーワードを紹介しました。実際に、公文書だけでなく商品の宣伝や、サービス業の広告内容にも色々規則があります。広告コンテンツは、個人情報と安全、財産の安全を脅かし、個人のプライバシーを漏らすと思われます。そして、ポルノ関連のギャンブルも制限されている。


では、今日は中国大陸の広告業界における13のタブーを整理し、皆さんに紹介しましょう。


1  中国大陸の軍事旗、軍事歌、軍事紋章などの内容を含む広告の掲載は一切禁止されてい る。


2 母乳の代替品の広告をマスコミに掲載することは禁止ていされる。


3  マスメディアや公共の場所、公共交通機関、屋外でのタバコや喫煙  に関する広告の掲載は禁止されている。


4  十歳未満の未成年はブランドのスポークスパーソンになることは禁止されている。


5  小中学校、幼稚園のキャンパス内で、広告を掲載することは禁じられている。小中学校や子供向けの教科書、補足資料、ワークブック、文房具、教材、制服、スクールバスなどに偽装した形で広告を掲載することも禁じられている。だが、公共サービス広告と政策推進の宣伝は除外されている。


6  当事者の同意また要求がない場合に、すべての会社、事務所、企業、また個人も、住宅区・交通機関内で宣伝チラシを配ることは禁じられている。電子情報による広告の発送も禁止されている。

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7  医療、製薬、医療機器、健康食品の広告は、スポークスパーソンの知名度を利用することによって、自分の商品を推薦、認定することは禁止されている。


8  医療、医薬品、医療機器の広告を除き、その他の治療効果を伴う広告が禁止されており、商品や医薬品、医療機器を混乱させやすい医療用語や言葉の使いも禁止されている。


9  教育界の塾などの企業では、試験に合格するための明示的または黙示的な約束をすることは禁じられている。企業内のスタッフは、試験機関の関係者であることを明示的ま た黙示的に示すことも禁じられている。試験機関のスタッフは塾の勤務ができない。

10  紹介の効果、収入、関連条件の保証を含め、投資収益率が予想される商品やサービス を宣伝し、資本の維持、リスクの有無、また保証された収入を明示・暗示することは禁止されている。

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11  未成年者をターゲットとするマスメディアで未成年者の身体的及び精神的健康につながらない医療、医薬品、健康食品、医療機器、化粧品、アルコール、美容広告、およびオンラインゲーム広告を公開することは禁止されている。


12  14歳未満の未成年者向けの商品やサービスの広告には、保護者に広告商品やサービス の購入を要求する、または危険な行動を模倣させる可能性があるコンテンツを含めることは禁止されている。


13  公共場所の管理者、電気通信事業者およびネットワーク情報サービスプロバイダは、法を知っていながら自分のプラットフォームで違反をおこなえば、制止される。すなわち、自身のビジネスで得られた技術や情報の利点を利用して、広告メッセージを違法に送信することはできないということだ。

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