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ネガティブ感情を感じたらダメ、危険だと思ってきた

NVCを学んだり、実践する中で、自分の中に在る感情や思考に気づくようになった。

無意識にたくさんの感情や思考が湧いていて、それはあっという間に言動に変わっていた。

スゴイ速さで、自動的に流れるので、意識していないと気づけない。

また感じたくなかったのかもしれないなと思う。


ネガティブ感情はダメのもの?

私はネガティブ感情をダメなもの、危険なものとして捉えていた。

そんなもの感じてしまったら、行動できないし、結果が出せないと感じてきた。

「そんなもの感じずに、やることをやるのだ!」

というのが私のやり方で、それが成果や評価につながり良いことだと信じ込んできた。

それで得てきた報酬もたくさん在る。

だから疑いもしなかった。

疲れた
しんどい
心細い
不安
怖れ
不快
不満

そんなこと感じていたら行動できない。

こう思うには私の元々の信念が大きく影響している。

足りないものを探して、埋める中毒

由佐美加子さんのザ・メンタルモデルの世界に触れるようになって、自分がどれだけ足りないかを日々感じていて、そこから世界やできごと、人の言動を見たり、聞いてきたんだなと思う。

「足りない」を集める中毒で
「足りない」を埋める中毒だった。

だから行動することで補ってきたなと思う。

学ぶこと
期待や求めに応えること

それが私にとって大事なことで、

それに時間とエネルギーをかけてきた。

でもNVCやザ・メンタルモデルの世界に触れて、自分の感情が教えてくれるメッセージがどれだけ大切かを知った。

私の心身はたくさんメッセージをくれていた。

それを感じたり、受け取らずにきたからパニック障害になったんだなとパニック障害になって、もう30年近く経って、やっと理解できた。

不快
不満
愚痴
心細さ
不安
怖れ
悲しさ
寂しさ
虚しさ
怒り
苦しさ

それらが自分のニーズを教えてくれている。

ネガティブ感情が教えてくれているニーズが在る

今は自分のニーズを自分がわかってあげる必要があったなと思う。

大切にしたいもの
満たしたいもの
願い
体験したいこと

私の身体や心は

そんなやり方は嫌だ
無理だ
悲しい
心細い
自分の望むことじゃないと

散々教えてくれていた。

その声を無視してきてしまったんだなと思う。

今それらを感じるようになって、周りにイラっとしたり、突然暴発していたのは自分の心身の声を聴かなかったことの暴発だったんだなを痛感している。

感情抑圧は心身の健康や安心した関係を築くのを難しくしてしまう

悲しいことにそれは一番信頼が在る人やわかってくれるはずと思っている人に向かいやすい。

一番わかりあいたかったり、
つながりを感じたかったり、
感じていることを受け止めてくれると無意識で感じていたり、
共感し、支えたい人に向けられることが多い。

感情抑圧は自分の心身
関係性に

大きな影響を与える

今はそれを痛感している。

一時的に我慢できても、持続可能じゃないし、
全体にとって良いこと無い。

ずっとポジティブでは居られないし
ずっと受容的では居られない。

それは不自然なことだから…。

そんな風に思うようになった。

どんな感情も在っていい

もっとのびのび自分の感じていることを受け取って、表現できたらいいなと思う。

また今振り返って、大学卒業後の職場でたくさんの人が気遣ってくれたり、手を差し伸べてくれていたなと思う。

でも当時の私はネガティブ感情を表現したら、弱い、甘え、わがままなど思われるから危険だと感じて、大丈夫と言ってきたなと思う。

たくさんの優しさを受け取っていなかった。

今の職場や友人、家族でも悲しかったこと、嫌だったことを話してもいいんだなと思う。


愚痴や弱音を封じてきたことで自分で心細くしていたんだなと…。

在るものは在っていい。

由佐さんが何度も教えてくれいていること。

まだ表現することが怖いと感じることもたくさん在るけれど、少しずつ表現してみる挑戦が出来ている。

そこでも言っちゃったことで相手を脅かしたり、迷惑かけないかが気になっちゃうんだけど、共感してもらって、すごい安心感を感じる体験も増えてきた。

どっちでもいい

これも由佐さんが教えてくれていること。

正しさやルールにせず、その時自分がやりたいようにやってみる。

それができたらいいな~。



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