尊敬する人がいる高校生は7割超!そのきっかけは?
イマドキの高校生は尊敬している人はいるのでしょうか?尊敬している人がいるかどうか、また、その人を尊敬するようになったきっかけについて聞いてみました!
1.全体で7割超の高校生は、尊敬する人がいる!
高校生に、いま尊敬している人がいるかどうかを聞きました。身近にいる人から著名人、歴史上の人物などの故人も含め、実在している人の中から回答してもらいました。
全体では、尊敬している人が「いる」と回答した高校生は7割超。高校生の76%の人が、いま現在尊敬する人がいることがわかりました。
男女別にみると、「いる」と回答した割合はJKで8割、DKで約7割と、ややJKが高い結果に。一方、「いたことはない」という割合はDKのほうが高く、DKで約2割、JKは1割超となっています。
2.尊敬する人は全体では「友だち」の割合がもっとも高く、「歌手・音楽アーティスト」「母親」と続く
いま尊敬している人がいる高校生に、尊敬している人はどんな人かを聞きました。一番尊敬する人だけではなく、尊敬している人は全て回答してもらいました。
全体でもっとも割合が高かったのは「友だち」で3割弱でした。次いで「歌手・音楽アーティスト」「母親」「先輩・後輩」が2割台で続きました。
男女別にみると、JKでは「母親」が約3割で、もっとも高くなっています。その割合は学年が上がるにつれて高くなる傾向がみられました。以降は「歌手・音楽アーティスト」「友だち」「先輩・後輩」が2割台で続きます。DKと比べて「アイドル」「俳優・女優」の割合も高くなっています。
一方、DKでもっとも割合が高かったのは「友だち」で2割超。次いで「スポーツ選手」が2割強で続きます。また、「歴史上の人物」の割合もJKより高く、2割弱なっています。
3.母親・父親、それぞれ尊敬しているのはどんなところ?
母親・父親を尊敬していると答えた高校生に、具体的にどのようなところを尊敬しているのか聞きました。母親を尊敬している高校生には母親の、父親を尊敬している高校生には父親の尊敬しているところを、それぞれ回答してもらいました。
母親を尊敬しているところのTOPは「家事をしてくれる」で6割超となりました。2位は「自分や家族を支えてくれる」、3位は「頼りになる」でどちらも6割強の高い割合です。4位は同率で「仕事と家庭を両立・大事にしている」「話をきいてくれる」が5割超。高校生は、母親ががんばっている姿をふだんからよくみているようです。
男女別にみると、JKでは「強い」「明るい・前向き」「行動力がある」「面白い」の割合が高く、DKでは「アドバイスをくれる」「いろいろな経験をさせてくれる」「叱ってくれる」の割合が高くなっていました。
父親を尊敬しているところのTOPは「仕事をがんばっている」で7割強の高い割合。2~3位は母親と同じく、「自分や家族を支えてくれる」「頼りになる」が6割強の高い割合で続きます。4位は「いろいろなことを知っている」が5割弱でランクイン。仕事をがんばっている姿や、いろいろなことを教えてもらえるところに頼りがいを感じているようです。
男女別では、JKは「面白い」の割合が高く、DKでは「自分や家族を支えてくれる」「話をきいてくれる」「アドバイスをくれる」「叱ってくれる」の割合が高くなっていました。
4.高校生が尊敬するきっかけは?
高校生はいつ・どのようなタイミングで尊敬の気持ちを抱くようになるのでしょうか。尊敬する人がいる高校生に、尊敬するようになったきっかけについて、自由回答形式で聞きました。
高校生は、ポジティブ思考やコミュニケーション能力の高さなど自分にないものを持っていたり、一生懸命努力する姿をみたりすることで、その人を尊敬するきっかけとなるようです。
また、学校の先生や母親・父親などを尊敬している人は、相談にのってくれたり、話を聞いてくれたり、親身になってもらったことがきっかけになっていました。そのときにもらったアドバイスに感動したり、助けられたりした経験が強く心に残るのかもしれません。親の大変さを知ったことがきっかけになったという回答もありました。
高校生の7割はいま尊敬する人がおり、友だちをはじめ歌手やアーティスト、親、先輩・後輩を尊敬している人が多くいることがわかりました。自分にない魅力や人柄に触れたときや、親身になってもらったことがきっかけとなっているようです。尊敬する人との出会いによって、刺激や感銘を受けることで、さらに自分の世界や生活が充実していくとよいですね。
【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の高校1年生~3年生の男女
実施時期:2022年9月12日~2022年9月14日
有効回収数:1021サンプル
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります
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