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好きなスタジオジブリの映画作品TOP2は、「となりのトトロ」「千と千尋の神隠し」

今回は、好きなスタジオジブリの映画作品について、10~60代の男女を対象に調査を行いました。また2022年11月、愛知県に開業する予定のジブリパークについても合わせて聞きました。

1.好きなジブリ作品、全体TOPは「となりのトトロ」!年代別では?

数あるスタジオジブリの映画作品の中で、特に好きな作品を5つ回答してもらいました。

全体TOPとなったのは「となりのトトロ」で5割弱の高い割合でした。2位は「千と千尋の神隠し」で、こちらも4割超の高い割合。TOP2はどちらも女性のほうが高い割合でした。続く全体3位は「天空の城ラピュタ」、4位は「魔女の宅急便」がほぼ同率でランクイン5位以降は「風の谷のナウシカ」、「もののけ姫」が2割台で続きました。

上位の作品は、これまでにテレビで放送された回数も多い特徴があり、目にする機会が多いということも関連しているかもしれません。

年代別にみると、10~20代では「千と千尋の神隠し」が1位に。特に20代で5割超の高い割合です。
一方、30~60代の1位は「となりのトトロ」特に60代で6割弱と高く、60代女性では7割超となりました。1988年に公開された「となりのトトロ」は、昭和30年代前半の日本が舞台。作品に描かれる雰囲気に、懐かしさを感じる人が多い層なのかもしれません。

2位以降は、年代によりさまざまな顔ぶれが並びます。
10代では、4位「崖の上のポニョ」(2008年)、7位「借りぐらしのアリエッティ」(2010年)、8位「猫の恩返し」(2002年)といった、2000年代の作品が高い割合でランクインしています。

20代では、「ハウルの動く城」(2004年)が3割超の高い割合で4位に。「猫の恩返し」も2割弱と、ほかの年代と比べて高めです。ハウルやバロンのキャラクターへの注目も高いかもしれません。

30~40代では、「魔女の宅急便」(1989年)が4割超の高い割合でランクイン特に30代女性では5割超の高い割合でした。主人公の少女“キキ”が成長していく等身大の姿を描いたストーリーに、共感する部分も多いのかもしれません。

ほかにも、30代では「もののけ姫」(1997年)や「耳をすませば」(1995年)といった、90年代の作品がほかの年代よりも高い割合でランクイン。中世の日本が舞台で、魅力的なキャラクターが多数登場する「もののけ姫」は、特に30代男性で4割弱の高い割合でした。

40代では、「天空の城ラピュタ」(1986年)、「風の谷のナウシカ」(1984年)など80年代の作品が高い割合でランクイン。2作品とも、男性のほうが高めの割合で、「天空の城ラピュタ」は30~40代男性、「風の谷のナウシカ」は40~50代男性の割合が高くなっていました。「天空の城ラピュタ」は、Twitterの『バルス祭り』がテレビ放送のたびに話題になっていますね。
また、40代以上では「火垂るの墓」(1988年)がランクイン特に60代で割合が高めです。

2.ジブリパークに行ってみたい人は全体で6割超

次に「ジブリパーク」に、行ってみたいかを聞きました※。知らなかった方にも、今の気持ちで回答してもらいました。
※「今年愛知県に開園予定の、スタジオジブリの世界を表現した公園」として説明し聴取

全体でもっとも割合が高かったのは「ぜひ行きたい」の35%、次いで「やや行きたい」で31%と続きます。「ぜひ行きたい」と「やや行きたい」を合わせた【行きたい人】が半数を超えているものの、一方で「どちらともいえない」という人が20%、「あまり行きたくない」「まったく行きたくない」を合わせた【行きたくない人】も14%いることがわかりました。

年代別にみると、10~30代では「ぜひ行きたい」という人の割合が高く、いずれも4割超となっています。40~60代では、「やや行きたい」の割合が「ぜひ行きたい」の割合をやや上回っています。

【行きたい人】の割合は、10~30代女性で特に高く、「ぜひ行きたい」の割合が5割超となっていました。
40~60代と比べると10~30代で【行きたい人】の割合が高くなっていますが、全ての年代でも【行きたい人】が過半数ということもわかりました。

また、「どちらともいえない」という人は、50~60代で割合が高くなっています。50~60代男性では、【行きたくない人】がそれぞれ2割超で他の年代よりも高くなっていました。


1980年代から現在まで、スタジオジブリの映画作品は幅広い年代の人に愛され続けています。多くの作品がありますが、放映された時期によって、年代ごとに好きな作品に違いが表れる結果となりました。もうすぐ開業するジブリパークも情報が解禁されてきており、今後も注目ですね。

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【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~64歳の男女
実施時期:2022年9月2日~2022年9月5日
有効回収数:5254サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

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