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事業を率いるPMが語る、「LINE NEWS/LINE Searchの企画者」とは?

こんにちは。LINE NEWS/LINE Search採用PRチームです。LINE NEWS編集部、LINE校閲チームに続いて、今日から、LINE NEWS/LINE Searchのプロダクト企画に携わるメンバーのことも、もっといろいろな面から知っていただけるよう、発信していけたらと思います。

今回は、PM(プロダクトマネージャー・プロジェクトマネージャー)について。
「LINE NEWS/LINE SearchのPMとは、何か」という大きなお題を、企画組織の中でもPM歴が長く、事業全体を率いる立場である、浜地俊哉さんに聞きました。

浜地 俊哉(はまじ・としや)
LINE NEWS/LINE Search領域のPM。2016年入社。広告の制作プロダクション、Webメディアの広告クリエイティブ部門での経験ののち、LINEへ。入社後、LINE NEWSの広告チーム、マーケティングチーム、動画チーム、LINE NEWS全体のPO(プロダクトオーナー)を経て、現職。

― 本題に入る前に、LINE Searchというサービスについて、少し補足をお願いしてもいいですか。2013年に誕生したLINE NEWSと比べると、まだ新しい事業ですね。

はい、LINEアプリ内で利用できる検索サービスが、LINE Searchです。LINEの中はもちろん、LINE外のあらゆる情報のハブとなることを目指していて、当初はLINE内の友だちやメッセージ検索というLINEappの機能からスタートして、LINE Searchとして準備を始めたのは2018年、僕は2019年に参画しました。たとえば、LINEでニュースを見ている時に報道されている人物の情報をもっと知りたい、友人とのトーク中にどこにランチに行くかを調べたい、など、ただキーワードを入力して欲しい情報が手に入るだけではなく、あらゆるシーンでシームレスに使ってもらえるよう、日々進化中です。

LINE Searchについて、詳しくはこちら!
なぜLINEが検索事業をやるのか?

LINE NEWSもLINE Searchも、情報を取り扱うっていうサービス特性は共通してあるんですが、Searchはニュースだけにとどまらず、本当にあらゆる情報に関わってくるので、取り扱う情報の規模感で見ると、NEWSとSearchでは大きく違いますね。

― そうすると、LINE NEWSのPMとLINE SearchのPMとでは、結構な違いがあるのでしょうか。

う〜ん…。サービスを通して見ると、扱う情報の規模だったり、主に日本の開発と向き合うNEWSと、韓国の開発と向き合うSearchという協業相手や開発手法だったり、確かに違いはあるんですよ。Searchは一部でPdM(プロダクトマネージャー)とPjM(プロジェクトマネージャー)が明確に分かれて存在しているけど、NEWSはPdMがPjMを兼務してる、という細かな違いもあったりするんですけど。

でも今回のお題の「LINE NEWS/LINE SearchのPMとは、何か」という、NEWSとSearchのPMって何をする人なんだろう、という問いに対しては、NEWSとSearchも共通した答えがあるなと。もっというと、プロダクトに関わらず、PMという存在に通底することかもしれないけど、そもそもPMって、つまるところは「課題解決をする人」だなっていうのを、僕は前提として思っています。

PMとは、組織や世の中の課題を最短最速で、最適に解決する人。

プロダクトの課題をどう解決するか、ひいては、組織とか世の中の課題をどう解決するか、ということに最適化する存在がPM。今、NEWSもSearchも規模が大きくて、いろいろな役割分担がされているから分かりづらい部分もあると思うんですが、PMはプロダクトとか、それぞれの領域が抱えている課題や問題とかを、どう最短最速で最適に解決するか、を実行する人かなと。ちょっと抽象的ですけど。

これまでのLINEは「企画」という職種で幅広く定義していましたが、PdMやPjMあるいはプロダクトグロース等、ちょうど今それぞれをどう定義して認識を揃えていくのかというのを全社でもタスクフォースとして取り組んでいるところです。まだ議論中、という状況ではあるんですが、PjMはどちらかというと、プロジェクトを終わらせる立場。つまり、課題を解決しながら、1つ1つの機能自体をリリースして終わらせるっていうところをやる役割ですね。一方で、PdMはプロダクトを終わらせない立場。課題を解決していく中で、いかにユーザーに価値を提供し続けられるかというところをやる役割、という違いがあるよねっていう話を、現在進行形でしています。

どんな素養が、LINE NEWS、LINE SearchのPMに求められている?

PM=「課題解決をする人」だから、課題を解決する手段を考える力や、課題そのものに気づく力こそが求められる能力だと思われるかもしれないですが、いや、もちろんそれも大切なんですけど!(笑)僕自身は、「夢を見られる」っていうのが、すごくPMとして必要な素養じゃないか、と思っています。もちろん夢を描くだけでなく、実行して結果を出すまでがセットです。LINE NEWS、LINE Searchって、「夢のような企画」が、本当に夢じゃなくて、現実にできる可能性が相対的には高い環境だと思うんですよね。だからこそ、「ビッグピクチャーを描ける人」は、NEWS、SearchのPMにすごく向いてるんじゃないかと。日本のインターネットの歴史に影響を与えうるっていう規模感で仕事ができてる気がするから、ビッグピクチャーを描ける人にとっては、かなり挑戦しがいのある環境です、本当に。だいぶ、楽しいですよ(笑)。

あとは、「本質的な仕事がしたい」という人も、NEWS、SearchのPMにすごく向いてると思います。「ビッグピクチャーを描ける人」とちょっと話が似てる部分もあるんですけど、仕事をしていると、正論だけじゃどうにもならないことって多いと思うんですよね。「それは理想だよね。それができれば苦労しないよね」という話って、世の中にはいっぱいあって。もちろん、うちの環境でもなくはないんですけど、でも限りなく本質を貫ける環境、理想を実現しやすい環境にあるなと。転職して外からLINEに来た立場だから余計にかもしれないんですけど、僕からはそう見えますね。

たとえば、NEWSとSearchって、広告の売上とUXのバランスの観点では、予算が未達だったとしても、これはUXに毀損が大きいからやらない、という判断ができる組織、サービスなんですよ。もちろん別のプランで売上目標の達成も頑張りますが、一時的に売上を積んだところで、中長期的にユーザーが離れたらしょうがないよねって、みんな思うことだと思うし、それを分かっていながら、でも短期で売上を積まなきゃいけない状況で、魂を売りながらやってる、って、自分の経験も含めてよくある話だと思ってて。でもNEWSとSearchだと、ユーザーよりも前に売上が先に立つことって絶対にない。それってすごく本質だし、この組織の、この会社のいいところなんですよね。それを上司の島村武志さん、上田恭史さんが率先して言ってくれて、会社としても合意ができている。だから結果的に、NEWSとSearchでは本質的な仕事ができるし、本質的な仕事がしたいと心から思ってる人たちが集まっている、と僕は思ってます。

PMとして本質的な仕事ができて、ユーザーに対して誠実に向き合えるので、僕自身、仕事が楽しいと思う瞬間が増えたなーという気がします。僕、お金儲けが好きなんですけど(笑)。ユーザーのためを思うと、いかに健全にお金儲けをして、安定したサービスを安心してご利用いただき、新たな価値が提供できるかということが大事だと思うんですよね。お金儲けって、なんか…。なんすかね、やっぱり、好きなんですよね。ちょっとこんな言い方しかできなくて申し訳ない(笑)。ユーザーに対してちゃんと真摯に向き合った、その結果、健全にお金が稼げるっていう行為自体って、社会活動の中でとても素晴らしいことだって僕は思うので。それができる場所にいるのは、すごくありがたいし、楽しいです。

あとはやっぱり、自分が描いたモックがテスト版やリアル環境で実装されて、触ったら動くっていう状態を見るのも、たまらなく好きですね。僕はこれまで、もの作りをしたかった、してきた、っていうのもあって、考えたことが形になる瞬間っていうのは、この仕事をしてて一番楽しい瞬間かも、と思います。だから、「ものを作る人」、「もの作りが好きな人」っていうのも、NEWS、SearchのPMとは、に入るのかな?「課題解決をする人」、「本質的な仕事をする人」、「夢を描く人」…。あ、全然、一言で言い切れなかった…(笑)。

photo / Keiko Ichihara

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