licorice59

ふとした時に思い出したことや載せようと思ったことを書きます。今はたまに短編書いてます。…

licorice59

ふとした時に思い出したことや載せようと思ったことを書きます。今はたまに短編書いてます。ジャンルは主にファンタジーですが気まぐれに色々やります。たぶん週1ぐらいの頻度で投稿します。予定は未定。

最近の記事

短編⑯

 再びスマホからの投稿。お題.comから『愛の確認』です。いやこれどうなの。分かんない。  どこかデジャブ感もありつつの万人向け、一応R-15ぐらいです。3000字弱。  久しぶりの投稿なので後で手直しするかも。 * * *  今日は勤務先からの帰路で、ケーキを買って帰ることにしていた。そう、これは前々から計画していたことだ。私はケーキはあまり得意ではないけれど、特別感の演出にはやっぱりケーキだろうと、結論が出たからだ。  その計画の発端は今から数ヶ月前のある日のことだっ

    • 短編⑮

       初めてのスマホからの投稿。上手くいくでしょうか。とても心配。  今回もお題.comからで『おそろいの指輪』です。割としっかりできた。と思う。たぶん。約2000字。万人向けの短編です。ちょっとこなれてきたかもね。 * * *  もう、忘れてしまっているだろうか。遠い日の約束。誰しもありそうな、ありきたりな思い出。大切な約束だった。少なくとも当時は。  今は、どうだろう。素敵な思い出ではあるが、それはそのまま残しておきたいような、思い出してくれたら、ドラマや映画のような感

      • 短編⑭

         今回はお題.comでランダムに引いたお題で書いてみました。  テーマは『夜明けのコーヒー』。  本当にこの通りいっているか自信無いですが、とりあえず最後まで書けたので投稿しました。ここまでテンプレ。  今回は一発書き書ききりじゃなく、途中でなんか違うな、と1/3ぐらい消して書き直したので、どうかな、という感じです。万人向け、のはず。  では本編どうぞ。 * * *  私の朝は早い。 午前4時には起床して、活動を始める。その際に必須であるのが、かなり熱めに煎れたコーヒー

        • 短編⑬

           今回はお題.comでランダムに引いたお題で書いてみました。  テーマは『引き裂かれる思い』。  本当にこの通りいっているか自信無いですが、とりあえず最後まで書けたので投稿しました。  個人的にはなんか違う仕上がりになりましたが、割と万人向けにはなったんじゃないでしょうか。誰でも読めると思います。面白いかどうかは別として。結構大人なお話になりました。  では、本編どうぞ。 * * *  私は淡白な方だと思っていた。  そうではないと分かったのはつい最近のことで、それも

          以前教えて頂いた人生応援歌一覧2

           以前ではなく最近になりますが、タイトルを別にすると関連性が薄れると思い、そのまま使っています。これなら前の記事を探すのも楽でしょう。多分。言う程記事を投稿しているわけではありませんが。  この度は再度募集したところから載せるという形を取りたいと思います。前回と合わせて見たいという方はお手数おかけしますが、『以前教えて頂いた人生応援歌一覧』と揃えて閲覧下さい。  リンクに関してはおそらく公式の動画が存在しないものもあるため、平等化、見やすさなどの理由から省かせて頂きます。

          以前教えて頂いた人生応援歌一覧2

          短編⑫

           ふわふわと書き始めてふわふわで終わりました。なんか自分でもよく分からないけど、書き終わったので投稿します。なんだこれは。  約4000字、いわゆる王道ファンタジーの知識があると読みやすいかもしれません。一人称、深くは語らない感じ。推理モノっぽくてそうじゃない感じ。色々と曖昧です。 * * *  勇者様、魔道士様、エルフ様、僧侶様。  そして一般人の小汚いボク。  勇者様は強すぎる故に日常生活が困難だ。だからボクが身の回りの世話をする。  魔道士様は頭が良すぎる故に

          情景描写の練習

           で何年か前に書いたヤツが出てきたので、勿体ないので載せておきます。  続きは現状無いです。気が向いたら書くかも。 * * *  彼女は潮騒が時折聞こえてくる小さな浜に来ていた。そこはいつも静かで、誰も彼女を咎めることが無いからだ。それに、彼女だけの秘密の場所でもある。小さな女の子は、寄せては退いていく波に引き寄せられるように、深みのある青へ足を踏み入れた。  ___たまに聞こえてくる水音が気持ちいい。足元の細かな砂がさらさらと鳴っている。見上げると太陽の光が水面越し

          情景描写の練習

          短編⑪

           毎回どんなふうに投稿してたっけ、と前回の投稿を参考にしてます。週1とはなんだったのか…。今後ともよろしく。  今回は異世界転生風味、学生生活?、一人称、男主人公、R-15、約8500字で、青春風味。衝動で一気書きなので一部整合性に欠ける部分があるかも。 * * * 「ね、今日もお話聞かせて?」 「…仕方ないな」  そうやって話すのは前世の話。彼女は何でもかんでも聞きたがった。  とにかく、俺の前世について。何もかもを。 病弱少女と俺  その少女に出会ったのは、俺

          短編⑩

           とうとう短編も10個目に。短編って言っていいか微妙な短編ですが、今後ともお付き合いください。  今回はちょっぴりVRMMO、学生生活、一人称、女主人公、約9000字な感じで。恋愛風味、かもしれない。 * * * 「いや、会った時からいい声だなぁと思ってたよ?」 「そ、そう、かな…」 「そうそう。もうちょっと声出せばいいのに、とか、まぁ、勝手に思ってたけどさ」  今は年末。教室の掃除をしながら、そんな話をする。  確かに、初めてボイチャで話した時、寝起きだったって

          長編①

           どうも、お久しぶりです。  シリアス、異世界転移モノ、なろう風味、一応R-15、一人称視点、約2万字と長めです。合間合間にアイキャッチみたいな設定集が入ります。  別にこれを書いてたからご無沙汰してたわけではないですが、久々に最後まで書けていたので投稿することにしました。章分けとかしてなくて読みにくいかもしれないの申し訳。 * * * 仮題:最強は主人公枠に任せるので、根暗な俺はモブ枠でいいです…いいっつってんだろ!  クラスごと異世界召喚された。  先生と一部のエリー

          短編⑨

           気が付いたら1週間以上経ってたのでボツにしてたものを放出します。何故没にしたかはお読み頂ければ…若干R-15味、一人称視点、異世界転移モノ、なろう風味、ファンタジー、約9000字です。  短編って一体…って感じですが、一応連載で無いものは短編という認識でございますので悪しからず。 * * * * * *  最初は良かった。酷い根暗でも顔と能力さえあればハーレムも築けるし、仲間もついてきた。  だけど、これはどうしたことか。 「ふざけんなよマジで。俺が何のためにチート

          短編⑦外伝Ⅰ

           先に短編⑦を読んで頂けるとより楽しめます。こちらが先でも問題ない…ようにはしたはずですたぶん。ファンタジー、ほぼ地の文、一人称視点、約2000字ぐらい。いつもより短いですが、外伝なのであしからず。  短編⑦の登場人物のバックストーリー的なものです。たぶん今後もこういう形式で追加していくと思われ…予定は未定。 * * * * * * 売れない魔道具士 サーヤ君の場合  その日、ボクは爽快な気分で目を覚ました。  このところ、よく寝られるから、苦手だった朝もだんだん好き

          短編⑦外伝Ⅰ

          短編⑧

           例によって思い付き。無理やりまとめたのでちょっと不自然な所があるかもしれません。うっすら転生モノ、ファンタジー、一人称視点、一部パロ、なろう風味、ギャグ(?)、約6000字です。  二番煎じ感ありますが、折角(半ば無理やり)纏まったので投稿します。いつもとは作風が違うので注意。若干残酷な表現が含まれます。グロいの苦手な方も注意。 * * * * * * 魔王がラスボスだと思ってたのに冤罪で人族の勘違いだった件 あ、ありのまま今起こったことを話すぜ… 「おれは長年ラス

          短編⑦

           例によって思い付きで最後まで書きました。うっすら転生モノ、ファンタジー、性別不詳、ほぼ地の文、一人称視点、約8000字ぐらい、主人公が癖が強いです。苦手な人もいるかもしれません。その時は遠慮なくブラウザバックをどうぞ。  続編の構想が少しあるので、外伝のような形で続きを書くかもしれません。あくまで未定。 * * * * * *  ちょっと田舎にある、かといってめちゃくちゃに田舎であるというわけでもない。  そんな街にぼくの店はある。 ぼくは魔力電池 『魔力売り〼』

          短編④の設定資料

           短編④、おっさんが主人公のスクロール(呪文巻物)が題材のファンタジーな物語の設定資料があったので公開。多分、続かないので好きなように空想して頂いて。スクロールとは何ぞや、という内容です。  なお、物語の後に書いた形跡があるので後付けです。世界観の補完だと思って頂ければ。 * * * * * * 造印 -サイン- スクロールに所有者を認識させるために必要な特殊文字の一種。 使用時にこの造印と造印の認証時に契約した始動語が必要。 そのため、他者から購入した際は造印に合わせ

          短編④の設定資料

          咳をするということ

          ※一応フィクションですが、人によっては気分が悪くなる可能性があることを示唆しておきます。皮肉が多分に含まれます。最初の数段落を呼んだ時点で合わないと思ったらブラウザバック推奨。約2000字です。直接の表現はありませんが、食事中の方は読むことを控えた方がいいかもしれません。 * * * * * *  『咳』とは様々な状況において起こり得る、身体に侵入しようとする異物を取り除こうとして発生するものだ。  それは即ち生理現象だ。君たちがそそくさと個室に入り催すことや、眠気をか

          咳をするということ