TBM|新素材LIMEXと資源循環 | 日本発スタートアップ
TBMが運営するオフィスの資源循環をコーディネートするサービス「MaaR for business」が毎週お届けする環境関連ニュースの解説です。
「脱炭素経営」とは、環境変動対策、特に事業活動における温室効果ガス排出量を減らす取り組みを企業経営に取り入れること。その考え方や先進事例についての記事をまとめました。
TBMが開発・製造・販売する新素材LIMEXについて、さまざまな角度からご紹介します。
TBMのオウンドメディア「Times Bridge Media」に掲載された記事を転載していきます。登場するメンバーの肩書等は初出時のものです。
今回は、TBMメンバーの多様な働き方を知っていただきたく、「子育て」に着目し、TBMでの実際の働き方についてご紹介します。「産休・育休取得メンバー」と「子育て中メンバー」にインタビューを実施し、TBMならではの「育児」における環境などについてお話を伺いました。※所属や業務内容は、インタビュー当時(2023年1月)のものです。 「子育て中メンバー」に聞いた、働き方と価値観の変化まずは、子育て真っ只中の4名から、仕事と家庭の両立についての思いや考え方などを伺いました。 ◆オフ
最近よく聞く「脱炭素」というキーワードは、企業経営においてもとても重要な取り組みとなっています。 今回は、TBM新規事業部の奥秋が、脱炭素経営とは何か、どのような取り組みを始めたらよいのか、について5つのステップでご紹介します。 脱炭素経営とは環境変動対策、特に事業活動における温室効果ガス排出量を減らす取り組みを企業経営に取り入れることを「脱炭素経営」といいます。 CSR(企業の社会的責任)活動の一環で、企業が倫理的な観点から行うものに留まらずに、経営戦略として温室効果ガ
TBMとJリーグサッカーチーム・ベガルタ仙台ベガルタ仙台は、循環型イノベーションの創出及び地域活性化への貢献を目的とする連携協定を締結し、スタジアム発のLIMEX資源循環に取り組んでいます。取り組みを紹介した動画を基に、持続可能な社会の実現に向けたTBMとベガルタ仙台の想いをご説明します。 スタジアム内のカップなどにLIMEXが採用TBMは2022年7月にJリーグサッカーチーム・ベガルタ仙台と、宮城県内における循環型イノベーションの創出及び地域活性化への貢献を目的とする連携
2023年5月22日、LIMEX事業本部の採用説明会を実施しました。東京・日比谷の弊社オフィスに34人の方々に足を運んでいただきました。この場を借りて感謝申し上げます。 今回は、LIMEXの営業部門であるLIMEX事業本部の本部長を務める山口太一常務執行役員CSO(最高経営戦略責任者)と、人事部門やマーケティング部門を管掌する笹木隆之常務執行役員CMO(最高マーケティング責任者)の2人から、TBMおよびLIMEX事業の現状と事業戦略に基づいて、採用を強化しようとしているポジ
テクノロジーセンターで生分解性LIMEXや混練技術の開発に取り組み、社内では「練りの堀江」の異名で知られる堀江さんにインタビューしました。※所属や業務内容は、インタビュー当時(2023年5月)のものです。 オーケストラのバイオリニストが化学の道に進んだ理由──どんな子供時代でしたか? ずっとバイオリンをやっていました。親の勧めで3歳くらいから始めて、小学生6年から高校を卒業するまでは、出身地の三重県伊賀市の市民オーケストラで活動していました。大学でもオーケストラ部に所属し
TBMは、メンバー一人ひとりがイキイキと挑戦し続けられるよう、人材育成・組織開発や人事制度に関する取り組みを実施しています。この記事では、TBMが大切にしている組織に対する考え方とともにご紹介します。 成長支援への取り組みTBMは、「1年で10年分の成長」というキーワードがあるほど、人・組織の成長に対して強い思いがある会社です。メンバーが自ら成長する機会を創ることはもちろんですが、会社としても以下のような成長支援の取り組みを行っています。 ■ 経験者オンボーディング研修
1社目でシリコーンゴム部品の形状設計、2社目でポリマー開発に従事し、2021年7月にTBMへジョインした服部さんにインタビューを行いました! 高校時代に化学の道を志した経緯や、これからTBMで挑戦したいことなどについてお話しいただきました。※所属や業務内容は、インタビュー当時(2022年11月)のものです。 素材メーカー2社を経て入社。やったことないからこそワクワクする──早速ですが、現在の担当業務を教えていただけますか? 現在は、主に押出成形の新しいLIMEX製品を開発
1社目にプラスチック容器の製品開発、2社目に医療機器の技術開発に従事し、2021年9月にTBMへジョインした窪田さんにインタビューを行いました!窪田さんの持つものづくりへのこだわりや、これからTBMで挑戦したいことなどについてお話しいただきました。※所属や業務内容は、インタビュー当時(2022年12月)のものです。 メーカー2社を経てTBMへ。ものづくりで特に大切にすること──現在はTBMテクノロジーセンターで研究職をされているわけですが、元々の専門分野はなんですか。 幼
TBMでは2023年度、「Circular People Management」というコンセプトを基に、「TBMの未来を描き、挑戦する人づくり」に取り組んでいます。Circular People Management策定の中心となったピープル&カルチャー本部の藤﨑さんに、その内容と目指すところ、具体的な施策について聞きました。 人も組織も事業も「循環」の概念で捉える——「Circular People Management」の策定はどんな経緯で始まったのですか。 2020
2022年秋に稼働を開始したTBMの横須賀工場は、使用済みLIMEXや廃プラスチックを回収、自動選別・再生する国内最大級(処理能力:年間約4万トン)のリサイクルプラントです。その立ち上げに際して2022年6月に横須賀工場の工場長として入社した福山さん、同じく6月に横須賀工場の製造・技術統括マネージャーとして入社した宮村さんに、2022年2月入社の渉外部・深澤がインタビューしました。※インタビューは2022年10月に行われたものです。 飛行機の整備より創造性のある仕事がしたい
TBMは、日本経済新聞の「NEXTユニコーン調査」にて、2019年から21年まで3年連続でユニコーン企業(推計企業価値10億ドル以上の未上場企業)としてご紹介いただいています(22年度の推計企業価値は1336億円で、10億ドル〈22年9月時点のドル円換算で1440億円〉に届きませんでした)。 そんなTBMが新卒採用を始めたのは21年度から。1期生として11名のメンバーが入社しました。今回は、3名の1期生メンバーに「どんな学生時代を送っていたのか」「なぜTBMを選んだのか」を聞
TBMの研究開発、製品開発を行うテクノロジーセンターのセンター長、高松にインタビューを行いました。外資素材メーカー3Mジャパンにて約30年間キャリアを積まれた高松が、TBMのテクノロジーセンターで担うミッションや目指す組織像などをお話しします。※所属や業務内容は、インタビュー当時(2022年11月)のものです。 TBMジョインの決め手はサステナブルなモノづくりを有言実行できる企業であること──前職ではどんなことをされてきたのでしょうか? 3Mジャパンにて、約30年間、高分
和歌山県南紀白浜にあるテーマパーク「アドベンチャーワールド」は、廃棄物ゼロの「循環型パーク」を目指しています。そこで採用されたのがLIMEXと、その回収・リサイクルモデルです。紹介動画を基に、その取り組みついてご説明します。 パークガイドや飲料カップにLIMEXを採用アドベンチャーワールドでは、パークガイドや飲料カップといった各種製品に、TBMが開発した、石灰石を主原料とした新素材LIMEXを採用いただいています。 従来のプラスチックや紙製品を、枯渇リスクの低い石灰石を主
TBMが開発・製造・販売する環境配慮型の新素材LIMEXは、東京都にあるテクノロジーセンターで研究・製品開発が行われ、宮城県にある白石工場、多賀城工場で紙代替製品であるLIMEX Sheetが生産されています。 この記事では、LIMEXを生み出す現場や本社オフィスで日頃、どんな環境配慮の取り組みをしているか、ご紹介します。 清掃用ウエスに服やリネンを再利用@白石工場TBMの第一プラントである白石工場では、清掃用のウエス(機械類の油や汚れを拭き取る布巾)に、廃棄された服、ホテ
日本が100%自給自足できる資源LIMEXの主原料は石灰石です。 石灰石というのは、主に炭酸カルシウム(CaCO3)から成る堆積岩です。海や湖沼に生息する貝類やサンゴなどの海生生物は、カルシウムイオンを取り込んで自らの骨や殻を形成しますが、それらの死骸が海底や湖底に堆積し、長い年月をかけて圧縮されて石灰石を形成します。それがプレートテクトニクス(地球内部の岩板が移動すること)によって地上に現れたのが、私たちが今、目にしている石灰石です。 石灰石は世界中の多くの地域で採掘さ
自社で石灰石を採掘しているわけではないLIMEXは石灰石(炭酸カルシウム:CaCO3)を主原料としています。 しばしば誤解されることなのですが、LIMEXの原料となる石灰石は、TBM自体が採掘を行なっているわけではありません。 日本における石灰石の用途は、2021年の国内出荷量1億2623万トンのうち45%に当たる5719万トンがセメント向けです。次に2848万トン(22%)がコンクリート骨材用。続いて1869万トン(14%)が製鋼プロセスで不純物を取り除くために鉄鋼で使