見出し画像

BLOG:032~life in ASAHIKAWA

Lonely Winter Again 歌詞解説

Mikazuki 歌詞解説

どうも、北海道旭川の”りるいるちる”のLil-Kです。
3rdシングル「Kasegitai Yen」が
2023年4月29日(土)より配信中です。
引き続き宜しくお願い致します。

毎度やっていた歌詞解説ですが、
今回からやらない方向で考えています。

どの曲も歌詞は力を入れています。

真面目に心を吐露していますし、
真面目にふざけていますし、
ストレートに表現することもあれば、
ギミックを仕込むことだって勿論あります。

自身で全て解説していくのも良いのですが、
今後発表する曲に関しましては、
解釈は受け取る側でお願い申し上げます。

まぁ気が向いたら時期を見計らってやるかもしれませんが…。
一応今の方針としてはBLOGではやらないって感じです。

あと何度も言いますが、
僕の好きな音楽の土台としてHIPHOPがありますが、
僕自身はラッパーではありません。

BLOG:006
BLOG:015
BLOG:018

かと言って、
歌手やシンガーも違う気がします。
シンガーソングライターとも言えませんし、
どう表現して良いのか難しいところなのですが…。

これも受け取り側の解釈で良いのではと思うところです。

ただ一つ言えることは、僕の土台はHIPHOPなので、
歌詞表現においてのルールは「等身大の偽りない言葉」です。

別にゴーストライターが悪いってわけじゃないです。
Dr.Dreの1999年リリースのクラシック
「Still D.R.E.」
のゴーストライターがJay-Zというのは有名な話です。
(なんとSnoopのヴァースもJay-Zなのです)

だからと言って「Still D.R.E.」がフェイクだという
批判的な話は聞いたことがないです。(少なくとも日本では…)
良い曲は良い。

ただ僕が曲を書く上での、
僕のルールには沿わないってだけです。

海外のHIPHOPを聴く時に、
僕は英語が分からないから、
「音」で聴いています。
ラップも「音」で聴いているので、
気にならないのだと思います。

ただ母国語のHIPHOP、
所謂日本語ラップと呼ばれるものに関しては、
音であると同時にリアルタイムで
言葉の意味が脳に流れ込んでくるわけです。

翻訳とは訳が違う。
よく例えられるのがお笑い。
翻訳では細かいニュアンスや文化、感覚を説明できない。
漫才やコントを我々が観る感覚レベルで、
海外の人に説明できないのです。

海外のHIPHOPも同じ。
いくら翻訳したところで、
向こうに住んでいる人の感覚レベルでは理解できないです。
まずその国で生活しないと風刺を肌感覚で理解できないですもんね。

つまりリアルタイムで
言葉の意味や感覚が脳に流れ込んでくるっていう
肌感みたいのが大事なんだと思います。

そうなってくると、発言者(歌い手)の存在(曲の説得力)が大きくなります。

例えば、舐達麻氏の曲は曲単体でもカッコいいですけど、
舐達麻が歌うからこその曲の存在感があります。
曲に世界観が上乗せされます。

舐達麻の曲をまんま、
あの声と歌詞そのまんまだとして、
中学生が歌っても同じ評価にはならないはずです。
(刺青含めた見た目の世界観そのまんまで、もし中学生だとしたら、
寧ろとんでもない奴らが出てきたってなるかも…いや寧ろもっと売れるか…)

そう、世界観。
アーティストと楽曲の世界観。

アイドルは基本的に歌詞提供されていると思いますが、
歌詞の内容はそのアイドルの世界観に沿ったものでしょう。
男女含めたアイドルグループの曲の世界観には、
自身が歌詞を書く必要はないのです。
寧ろ世界観の邪魔になりかねない。
それよりもヴィジュアルとパフォーマンスと
キャラクターを求められていると思います。

HIPHOPでのゴーストライター問題。
海外では普通にありますけど、
僕はどちらでも良いと思います。
聴き手の問題。
嫌なら聴かなきゃ良いと。

ここに言いたいことが上手く集約されています。

ただ一つ言えることは、
僕の土台はリアルな表現者達のHIPHOPだったので、
僕の歌詞表現においてのルールは
「等身大の偽りない言葉」ってことです。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

●BLOG(note)のTOPページはこちらから↓↓↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?