「ひとり仕事術」中本千晶著 【読後感想】
アラフォー以上の女性起業家向け
「ファンが集まる集客術専門家」兼
「集客カメラマン」の京本です。
知り合いの紹介で読んだ本
「ひとり仕事術」中本千晶著
2005年発行ということで
内容的には古い部分もあります。
内容
企業の中で働かず
個人事業主として働くための
ひとり仕事術が書かれている本。
冒頭に
「夢と、ほどほどのお金を手に入れるための、
ひとり仕事術」と書かれているように
『1億稼ぐぞ~!』とか
『天下取ろうぜ~!!』的な
内容ではありません。
著者の意見、ノウハウだけではなく
著者がアンケートなどから調べて
まとめた内容になっています。
ひとり仕事は、
会社で担っている作業を
全部一人でこなすようなもの。
ひとり仕事を、
一つの会社と見立てて
営業部、商品開発部、広報部、人事部、
総務部、システム管理部、経理部、
法務部、福利厚生などに分けて
説明されています。
・どうやって仕事を見つけるか
・適正料金とは
・自分こそが「商品」
・仕事場の空間づくり
・ITの使い方
などなどなど…
ひとり仕事って
本当にやることがたくさんあるな~と
実感します。
感想
たった一つのノウハウではなく
こんな方法も、
あんな方法もあるよ!と
アンケートの回答からよせられた
たくさんの考え方が提示されています。
多くの事例が載っているので
正直、なるほどな~と
考えさせられる面から
それはないな…と言うものまであります。
この本は、
それでいいのだと思います。
ひとり仕事って
自分で考えて、選択して
実行する…
これの繰り返しだろうから。
もし、1つの方法に絞って、
手っ取り早く
成功する方法を教えてくれ!
そう思っている人のなら
この本は向かないことでしょう。
ただし、個人事業主として
ひとりで仕事をしていく上で
「考えたくない」「選べない」
「判断が苦手」は
致命的だと思いますけどね…
残念なのは
発行が2005年なので
情報がとにかく古い(笑)
ワープロの話や
携帯情報端末(PDA)が出てきたときには
さすがに驚きました。
今の時代に合った内容であれば、
もっと良かったのにな~と言うのが
正直な感想です。
おすすめ度
好きな仕事で、
ほどほどの収入を得たいという方向け。
ただし、発刊が古いので
今にそぐわないもの多いかな~と。
心構え的な部分は
十分参考になると思います。
京本の読書記録
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