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構造から気持ち悪さが生まれるプロデュースの話
もうかなり前のことになりますが、"僕が見たかった青空"というグループがデビューしたとき、そのグループ名の由来を知った私に生まれた感想は「げげげ……」でした。
僕青の"僕"がプロデュース側の主語だったからです。
時々問題になることですが、CMやMV、ドラマ、映画、舞台などなどで、なんらかのコンプライアンス的な問題(これはかなり大雑把な括りですが)が発生する場合、関わった人々がそれぞれのベクトルでそ
意図の通りに伝わらない、の少しの面白さが消えていく今日の話
単純な言語化が難しいからこそ生まれる表現の類に、明確な解釈や説明を求めるのはそもそもとても無粋だということは前提として置いておきたい。
その上で私は「コロンブス」MVの問題について考えた。これは覚書です。散らかっています。
①西洋人:猿人=白人:有色人種 という図式に直結する固定観念の強固さを感じる
遡って考えれば、白人も有色人種も誰も彼もみんなもとを辿れば猿人。であるのに現代人は、対比的に両