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健康に配慮した飲酒ガイドラインが公表.🍺お酒飲む方、健康の為にチエック❗

 既にTVニュースなどで報道されていました「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」が公表されました。
20歳以上の飲酒量(純アルコール量(g))が病気の発症リスクと、どれ位
関連しているかをまとめた
ものです。

【アルコール量の計算式】
ビール500mL(アルコール濃度5%)の純アルコール量
 ➡ 500(mL)×アルコール濃度0.05 × 0.8 = 20(g)

【 飲酒量(純アルコール量)と各病気発症リスク】
  数値は発症リスクが増加するアルコール量(g)、示した量を超える
と病気発症しやすくなる目安です。
・脳梗塞[男性:40g/日、女性:11g/日]
・胃がん[男性:0g以上、女性:20g/日]
・大腸がん[男性:20g/日、女性:20g/日]
・前立腺がん[男性:20g/日]
・乳がん[女性:14g/日]

【アルコールに関するQA】
Q:飲んだアルコールは、体内でどうなるの?
A:
飲んだアルコールは胃から約 20%、小腸から約 80%が吸収されます。
その後血液に入り、全身に回ります。血液に入ったアルコールは循環し、
脳に到達し、脳の神経細胞に作用し、麻痺させて酔った状態になります。

Q:飲んだ後、どれくらいでアルコールは無くなるの?
A:
体重約 60kgの人が純アルコール量 20g分のお酒を30分位で飲んだ場合は約 4時間かかり、それ以上の量では7時間も要します。但し、人により違いがあるので注意!

Q:男女差はあるの?
A:
女性は、男性に比べてより少ない飲酒量、より短期間(男性の半分)でアルコールの影響を受けます。これは男性に比べて体が小さく、肝臓の大きさも小さいことが主な理由です。

Q:妊娠していたらお酒は飲まない方がいいの?
A:
妊娠中・授乳期にお酒を飲んでしまうと、アルコールは胎児・乳児の
脳や体の発育に影響を及ぼす危険性があります。妊娠中は胎盤を通して胎児に。授乳期は母乳を通して赤ちゃんにアルコールが運ばれるからです。
妊娠中や授乳期はお酒を飲むのをやめましょう。

Q:薬剤師からアルコールは控える様に言われるけど
A:
お酒と一緒に薬を併用すると、薬の作用がなくなったり、逆に強く現れたりします。薬と一緒に飲酒することのないよう十分に注意することが必要です。睡眠薬などは禁止されている薬もありますから、医師・薬剤師に確認して下さい💊

Q:各お酒のアルコール量が知りたい
A:
各お酒の純アルコール 20gに当たる量
 🍺ビールならば、中びん1本 500mL
 🍶日本酒ならば、1合 180mL
 🥛焼酎ならば、0.6合 110mL
 🍸ウイスキーならば、ダブル1杯 60mL
 🍷ワインならば、1/4本 180mL
  缶チューハイならば、ロング缶 500mL


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