ゆーじん

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最近の記事

恋は芸術、愛は生活

武器よさらば悲しみよこんにちは、そしてあなただけこんばんは。僕のとても大切な友人が恋人と別れるそうです。もしくはもう別れてしまったかもしれません。以前このノートに投稿したあなたがぴえんでは済まされないほど傷ついたときにと言うタイトルの投稿で彼氏との関係に悩んでいるその同じ友達です。 ここまで書いて筆が止まりました。なぜなら、その大切な友人が今この瞬間、どんな気持ちでどんな表情でこの夜を過ごしているかと考えると、涙が溢れそうになるからです。どんなに辛いかと、悲しいかと、不安にな

    • ヨーロッパ退屈(するわけない)日記③オランダ編

      2024年6月10日15時1分(オランダ時間)に記す。 今はオランダはアルンヘムからパリへ電車で移動している最中だ。窓からは広大な農地とそこを悠々と歩く牛や山羊たちが見える。アルンヘルムという街は馴染みが無いかもしれない。アムステルダムから電車で1時間程度、ライン川沿いにあり、古風だが緑の美しい、品の良い街だ。なぜそんな街まで来たかというと、「People of the Labylinth」というブランドのヤードセールのためだ。「People of the Labylinth

      • ヨーロッパ退屈(するわけない)日記2024①

        2024年6月6日12時8分(日本時間)、ロンドン行のブリティッシュエア機内にて記す。 機内で読んでいる中西輝政著『大英帝国衰亡史』によると、最盛期には世界人口の六分の一を支配した大英帝国衰退の真の原因は、世界大戦での敗戦や20世紀アメリカの台頭に伴う貿易上の損失だけではなく、何よりもその根底に、世界に冠たる大英帝国の民として、世界のリーダーとしての精神を失っていくことに求められるそうです。我が身に照らせば、日本も1990年代から現在まで続く「失われた30年」という経済的停

        • 2024年4月28日の日記(熊本夜の記録)

          ただ今、2024年4月29日15時17分、バスの中。 昨日のうちに書けなかったが、昨夜は高校の同級生と僕含めて4人で、熊本名物の馬肉を食べに、「馬肉焼肉らむ」へ。 何回か行っても未だに部位が覚え切れないが、とりあえず「クラシタ(ロース的な部位)」が美味い。 2軒目は、シャワー通りのクラフトビールバー、blebleへ。店主の見た目イカついが良い人なのでご安心ください。ビールはもちろん、鹿肉のカルパッチョが美味かった。 最後はカラオケへ。覚えたての「Bling-Bang-Bang

        恋は芸術、愛は生活

          2024年4月26日の日記(鬱状態)

          今朝は10時ごろに起きた。 気分は鬱々としている。昨日の夕方ごろから体が重くなって、ずっとベットに寝ていた。母からガーデニングの手伝いや、夕食の準備などでリビングに呼び出されるごとにイライラした。思い返すと母にイライラしたことなど、ほとんど無かったような気がする。 夕食後、リビングに呼ばれると両親がいて、父に思うところがあるならはっきり言ったほうがいいと言われた。父を眼前にすると、東京で二人暮らしした2週間のことが色々フラッシュバックしてきて頭に血がのぼったように感じるほど怒

          2024年4月26日の日記(鬱状態)

          2024年4月22日の日記(※躁状態)

          現在、午前11時12分。 部屋の掃除のことで朝から父に注意点を多く言われて、イライラして部屋を出てきた。 昨晩、20時ごろにお酒を一杯だけ飲み、そのあと0時前にベルソムラとデパケンを1錠ずつ服用した。 デパケンは本来2錠のところを、勝手な判断で1錠にしたのがまずかったかもしれない。 今朝は8時半ごろに起きて、ルワンダの豆でコーヒーを淹れた。ビターな良い味に仕上がった。 掃除を始めたら、洗濯機のフィルターのこと、コンセント周りの埃、掃除の手順、事細かに父から指摘された(そして全

          2024年4月22日の日記(※躁状態)

          貴女が「ぴえん」では済まないほど傷ついたときに(3)

          この記事は、前の記事(2)の続編になります。 【前回のまとめ】 恋愛を、ウィトゲンシュタインの言語ゲームという比喩を通じて、一つの劇と考えたときに、心は既知の劇から未知の劇へと変わる瞬間に顕れるもので、その未知の劇で心が傷ついてしまった貴女にはケアが必要だ、というところで終わりました。今回は、そのケアにいかにして辿り着くのか、まずは映画を例にして考えたいと思います。 5.ハリーポッターからケアを探る 「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」という映画をご覧になったことはある

          貴女が「ぴえん」では済まないほど傷ついたときに(3)

          貴女が「ぴえん」では済まないほど傷ついたとき(2)

          まずは、昨日の復習から。彼氏との関係で傷ついてしまった僕の友達に対して、彼女らの関係性をどう考えるか、そして傷ついた彼女がどうしたらいいのか、という最終的な問いを僕なりに設定して、まずは善意の空回りがなぜ起こるのか、という疑問を最初に投げかけた。善意の空回りは、貴女と彼の大切にしているものが異なること、そして彼は貴女の大切にしているものを誤解している(その逆も然り)ことから生じる。こうして喧嘩やすれ違いが増えると、「相手が何を考えているか分からない」「相手の心が理解できない」

          貴女が「ぴえん」では済まないほど傷ついたとき(2)

          貴女が「ぴえん」では済まないほど傷ついたとき

          1.善意の空回りはなぜ起こるのか? 今夜は、彼氏のことで悩んでいる、とある女性の友人に向かってこの文章を書いている。書いているが、とても今日だけでは書き終わりそうにないことは、先に言い訳させてもらう。何本かの記事になる。 僕はその友人の彼氏のことを、直接は知らない。その友人から聞く、彼氏に関する悩みだけを聞いている。とてもセンシティブなことなので、僕も深く聞いたり、助言みたいなことをしたことはないが、僕なりに気にかけている。だからこうして僕が彼女のために文章を書いても、それ

          貴女が「ぴえん」では済まないほど傷ついたとき

          2024年4月17日の日記(サントラ収集の記録)

          昨日は『神霊狩/GHOST HOUND』が面白くてつい深夜1時まで夜更かししてしまった。 サントラ好きとしては、特に音響が素晴らしい。ノイズの取り入れ方、人物の視点や動きに合わせた効果音は、アニメではないが2004年のエドガーライト監督作『ショーン・オブ・ザ・デッド』の手法を参考にしているのだろうか。これから深掘りしたい、映像と音楽に関するトピックだ。 今朝は8時に起きたが寝不足だったのでソファでグズグズして、9時40分に髪を切りに下北沢に向かった。髪を切り終わって美容室

          2024年4月17日の日記(サントラ収集の記録)

          2024年4月16日の日記

          今日も9時に起きて、11時半に新橋へ行った。休職前の取引先の同年代の二人とランチでチキン南蛮を食べて、神保町へ。今日はレコードを掘ろうと決めていたので、富士レコードを中心にサントラ棚ばかり漁った。今日の戦利品を箇条書きにする。 1.2010年(DAVID SHIREによるオリジナルスコア。有名なツァラトゥストラのアレンジ版が秀逸) 2.GHOST BUSTERSⅡ(RUN-D.M.Cが主題歌を担当) 3.紳士同盟(薬師丸ひろ子主演映画のサントラ) 4.田原俊彦/TOSHI(デ

          2024年4月16日の日記

          2024年4月15日の日記(韓国のことばっかり考えてる)

          今日は9時ごろ起床。10時に役所に行き、運転免許証の住所更新手続きを済ませる。 ブックファースト新宿店で『日韓ポピュラー音楽史―歌謡曲からK-POPの時代まで』を購入。日差しが強かったので歩き疲れて新宿駅西口の喫茶店でレモンスカッシュを飲んでホットドッグを食べると眠くなってきて仮眠。隣のおじさんのガラケーに何回も電話が鳴って、その度に「今、新宿に出てきててさ。また今度ね。」と断っていた。そんなに色々な人から誘いや連絡が来るなんて、社交的なおじさんだと感心した。 13時半に

          2024年4月15日の日記(韓国のことばっかり考えてる)

          2024年4月14日の日記

          武器よさらば、悲しみよこんにちは、そして貴女だけこんばんは。 双極性障害の診断を受けてから日記を習慣にしようと思い、今日で3日目。 今朝は8時半ごろに起きて、活動開始は9時ごろ。薬(デパケン)の影響で、起きてから30分から1時間はボーッとしてソファから立ち上がれない。その分、躁状態になりづらいため助かっている。 昼ごはんは11時ごろにルヴァン隣のカフェで春キャベツのポタージュとカンパーニュを食べる。そのまた隣のリトルナップコーヒーで今日はグァテマラのドリップを飲みながら、『

          2024年4月14日の日記

          狂人は踊る その1

          僕と一緒にクラブへ行ったことのある友人なら知っていることだが、僕は狂ったように踊る。それは単に踊りが激しいとか、お酒を飲みまくって騒いでいるとか、そういった次元では無いと思う。本当に「狂ったように」踊る。今までは踊ることに夢中になりたくて、あまり踊ることについて考えたり、踊っている自分をメタに意識したりしないようにしていたが、双極性障害で踊れなくなった今、いつから、どこで、なぜ、狂ったように踊るようになったか、踊っているときに何を感じているか、その結果、今どうなったかを書きた

          狂人は踊る その1

          2024年4月13日の日記(視覚と聴覚について)

          今日は朝から映画撮影にエキストラ参加。 エキストラなので一番負担は軽いはずなのに、それでも現場は緊張感があり、半日だけでもほとほと疲れた。 主演の役者たちの方が、却って力を入れたり抜いたりが上手で楽しそうだった。 ちょっとした会話のシーン、おそらく映画の中の尺では5分くらいでも、撮影に3時間くらいかかった気がする。映画を撮るには根気と体力が要る。 朝と夕方の撮影の間に長めの休憩時間があったので、文京区立江戸川公園という、神田川に沿って桜が見れる公園を散歩した。 僕は花見も好き

          2024年4月13日の日記(視覚と聴覚について)

          2024年4月12日の日記

          2024年4月11日に、精神科の主治医から双極性障害(躁うつ病)との診断を受けた。正確には、「ご自身で双極性障害の気質があると認識されている時点で改めてその診断を下す必要性がないので、診断書に記載はしませんが、双極性障害の気質をお持ちです」と言われた。双極性障害の定義は以下の通り。 また、一般的に双極性障害は以下の4つに分類される。 あくまで主観だが、僕の場合はCyclothymia(循環気質)と思われる。具体的には、クラブのパーティーに行ったり、友達と遅くまで飲んだり喋

          2024年4月12日の日記