神





「おいおい、あんなところに神様がいるよ」

「うわ、ホントだ。空に浮いてんじゃん」

「なにしてんだろうな? ちょっと緊張感があるから早く帰ってほしいわ」

「分かる。なんか嫌だよな。
神様いると、ふざけられない」

「いやホント、だりーわ。ここ離れようぜ」

「おう、そうだな。神様がいないところ行こ」

そうして二人は、
そそくさとその場を去って行ったのでした。

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