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午後のロードショー「逃亡者」
公開 1990年
監督 マイケル・チミノ
公開当時 ミッキー・ローク(38歳) アンソニー・ホプキンス(53歳)
「ディア・ハンター」のマイケル・チミノ監督、ミッキー・ローク主演という事でエッジの効いたサスペンスかと期待して見たのですが、緊張感のまるで無いユルユルのサスペンスでした。
人質役のアンソニー・ホプキンスは「レクター博士」のイメージがあるためか被害者感が無く、中途半端な悪人役のミッキ
午後のロードショー「幸福の条件」
公開 1993年
監督 エイドリアン・ライン
公開当時 デミ・ムーア(31歳) ロバート・レッドフォード(57歳) ウッディ・ハレルソン(32歳)
「愛は金で買えるか」という重厚なテーマの作品なのですが、現実感のない大人のファンタジーでありどこかレディースコミック感があります。
1億円と引き換えに妻を一晩借すことができるかという、夫婦の愛を試すには非常にわかりやすい設定で、ありそうで無かったス
午後のロードショー「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」
公開 2011年
監督 ルパート・ワイアット
出演 アンディ・サーキス(シーザー) ジェームズ・フランコ トム・フェルトン
「猿の惑星」の前日譚であり、いかにして人間に代わり猿が地球を支配するようになったかを描いています。
人類を救うはずの新薬が猿に知性を与え、結果的に人間を滅ぼしてしまうのは皮肉なことですね。
映画の前半は、ウィルと認知症を患う父親との関係性と、薬物実験の結果偶然にも人間をも
午後のロードショー「ゴースト&ダークネス」
公開 1997年
監督 スティーブン・ホプキンス
公開当時 ヴァル・キルマー37歳 マイケル・ダグラス52歳
19世紀末のアフリカで140人を殺害したという2頭の人食いライオンの実話を元に描かれた映画。
橋を架けるため現地に呼ばれたパターソン中佐は、工事の邪魔をする〝ゴースト〟と〝ダークネス〟と呼ばれる2頭の人食いライオンの存在を知り、凄腕ハンター、レミントンと共にライオン退治を試みる…
午後のロードショー「アトミック・ブロンド」
公開 2017年
監督 デヴィッド・リーチ
公開当時 シャーリーズ・セロン(42歳) ジェームズ・マカヴォイ(38歳) ソフィア・プテラ(35歳)
世界3大諜報機関CIA KGB MI6が三つ巴の戦いを繰り広げるスパイ・アクションなのですが、正直、内容などはどうでも良くひたすらシャーリーズ・セロンを鑑賞するための作品です。
華奢な女性が男をバッタバッタとなぎ倒すアンジェリーナ・ジョリーの「ソル
午後のロードショー「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」
公開 2017年
監督 ジェイク・カスダン
公開当時 ドウェイン・ジョンソン(45歳) ジャック・ブラック(48歳) アレックス・ウルフ(20歳) カレン・ギラン(30歳)
エンタメ作品として完璧であまりにも欠点が無い「良い映画」なため、この映画を嫌いと言ったら性格がひねくれていると思われるかもしれません。
それでも私はこの映画に「ドラえもん」で劇場作品の時だけジャイアンとのび太と仲良くなってい
午後のロードショー「インビジブル」
公開 2000年
監督 ポール・バーホーベン
公開当時 ケビン・ベーコン42歳 エリザベス・シュー36歳
天才科学者セバスチャンは、人間を透明化して復元させる研究を進めていた。自らが実験台となり、透明化に成功するも復元ができなくなってしまう。
セバスチャンは次第に理性を失い狂気へと暴走して行く…
この映画は公開当時映画館に見に行きました。
ケビン・ベーコンが透明人間と化す時の、体の皮膚が徐々
午後のロードショー「ジェニファー・ロペス 戦慄の誘惑」
公開 2015年
監督 ロブ・コーエン
公開当時 ジェニファー・ロペス(46歳) ライアン・グスマン(28歳)
原題の「THE BOY NEXT DOOR」とは「隣の男の子」という意味なのですね。
美熟女が若い男に誘惑され不倫関係に陥るも、最終的に夫と寄りを戻すというストーリー展開はレディース・コミックスを彷彿とさせます。
ジェニファー・ロペスはセクシーで美しいものの、46歳という年齢ながら
午後のロードショー「バットマン」
公開 1989年
監督 ティム・バートン
公開当時 マイケル・キートン(38歳) ジャック・ニコルソン(52歳) キム・ベイシンガー(36歳)
緻密で繊細な日本漫画で育ったせいか、アメコミの世界観にはどうしても馴染めません。
着色料がたっぷり入ったお菓子のような毒々しくもポップな色合いと、ざっくりしたコマ割りに「AHHHH!!」「BOOOM!!」などの擬音がドカドカと散りばめられ、英語のセリフが
午後のロードショー「バンコック・デンジャラス」
公開 2008年
監督 ダニー・パン オキサイド・パン
公開当時 ニコラス・ケイジ44歳
凄腕の暗殺者ジョーが、最後の仕事をするためバンコクに入る冒頭15分くらいまではテンポが良く緊張感があり、ニコラス・ケイジの映画らしからぬスタイリッシュさを感じましたが、そこから先は失速し、やはり彼の主演映画にありがちなB級映画という印象です。
凄腕の暗殺者である彼は、自らに厳しい4つのルールを課していた。
午後のロードショー「フェイシズ」
公開 2011年
監督 ジュリアン・マニャ
公開当時 ミラ・ジョボビッチ35歳
アンナはある日、女性ばかりを狙う連続殺人鬼の犯行現場を目撃してしまう。犯人に追いかけられ川に転落したアンナは一命をとりとめるが、その時に負った頭部の衝撃で人の顔が判別できない「相貌失認」という状態に陥ってしまう。目撃した犯人に顔もわからなくなってしまったアンナに犯人の魔の手が迫る…
相貌失認という疾患がある
午後のロードショー「リミットレス」
公開 2011年
監督 ニール・バーガー
公開当時 ブラッドリー・クーパー36歳 ロバート・デニーロ67歳 アビー・コーニッシュ28歳
未知の薬物を摂取したことにより超人的な能力を得るという展開は、先日午後ローでも放送された「ルーシー」と似ていますね。
「ルーシー」では主人公の能力が神の領域にまで達し、時空をも超えるスケールの大きい展開でしたが、今作では能力が「金 権力 女」に直結している分、人
午後のロードショー「フォーリング・ダウン」
公開 1993年
監督 ジョエル・シュマッカー
公開当時 マイケル・ダグラス(49歳) ロバート・デュバル(62歳)
統計によると夏は他の季節と比べ、犯罪発生率が格段に上がるのだそうです。
暑さが人間の理性を奪うのでしょうか。
本作の宣伝文句は「平凡な男が猛暑とストレスで理性を失い怒りを爆発させる」というもので、見る者の溜飲を下げスカッとさせる内容かと思いきや、男があまりに身勝手でイカれたサイ
午後のロードショー「ユージュアル・サスペクツ」
公開 1995年
監督 ブライアン・ジンガー
公開当時 ケヴィン・スペイシー(36歳) ガブリエル・バーン(45歳) ベニチオ・デル・トロ(28歳)
この映画はもう何度か見てオチは分かっているのにいつも最後まで真剣に見てしまいます。
やはり優れた映画というのは最初の10分で見る者の心を掴んで最後まで見ずにはいられなくなる魅力がありますね。
詳しい内容はすっかり忘れていたのですがラストのオチと
午後のロードショー「ゲーム」
公開 1997年
監督 デヴィット・フィンチャー
公開当時 マイケル・ダグラス52歳 ショーン・ペン37歳 デボラ・カーラ・アンガー31歳
孤独に暮らす投資家の男。48歳の誕生日に弟と再会した彼は、ある会社が主宰するゲームの招待状を受け取る。そして参加テストを受けた日を境に、周囲で奇妙な時間が続発。やがて命まで危険に晒されることになる。
この映画は公開当時、「ネタバレ厳禁!」「結末は絶対に教え
午後のロードショー「セルフレス/覚醒した記憶」
公開 2015年
監督 ターセム・シン
出演 ライアン・レイノルズ ベン・キングスレー マシュー・グード
風景の中にどこか違和感と不安を覚えるだまし絵のような映像はターセム・シン監督ならではですね。
ストーリーに無駄が無く流れるような展開で 最後まで一気に見る事ができました。
見る者の集中力を途切れさせない演出は監督の手腕と言えますね。
登場人物の中で強烈な存在感を発しているのはベン・