橋本力男

三重県津市美杉村産まれ 1977年から有機農家になる 特徴  堆肥、野菜づくり、オー…

橋本力男

三重県津市美杉村産まれ 1977年から有機農家になる 特徴  堆肥、野菜づくり、オーガニックフラワー切り花生産、生ごみリサイクル♻️(海外ではネパール、ボリビア、パレスチナ、スリランカ)に支援

記事一覧

ネコンポ

ネコンポについて(猫コンポストの略) 愛する猫の糞尿を床材を利用して、衛生的に1次処理して、その後堆肥舎で70℃以上で、発酵分解させて、病原菌、寄生虫など死滅させま…

橋本力男
12日前
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私の社会的必要性について

以前書いたように、今から60年前、中学校時代に、NHK特派員報告の番組を見て、将来アジアやアフリカなど海外で農業支援をすると観じました。意識しました。 その後、工業…

橋本力男
2週間前
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オーガニックフラワー

橋本力男
1か月前
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オーガニックフラワー

普通、街の花屋さんにあるキレイな花と農薬は結びつかない。 食べる野菜には、安全のために散布や残留農薬基準や検査はあるが、食べ物でない花には、検査はないと言われる…

橋本力男
1か月前
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有機栽培

この50年間有機で野菜栽培をしてきて色んな経験をしました。 最も困ったことは、病虫害対策である。 現在もタマネギのベト病、トマトの青枯病である。 スイカのウリハムシ…

橋本力男
1か月前
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私の研究開発の道

私の研究開発の道 人間は何かに関心や興味を持つとそこに意識が集まります。それは太陽を虫眼鏡で光を集めて紙を焼くのと似ています。 例えば小2から岩石採集が好きにな…

橋本力男
1か月前
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生け花

なぜ生け花をするのか? 生け花を始めた頃は、うまくいけたいと思いました。しかしなかなか納得した、うまくはいけられないことに気づきました。 毎年、納得できる先生を…

橋本力男
1か月前
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レイズドベッド

レイズドベッドは木枠やレンガなどで畑を囲って、盛り上げた菜園という言葉です。 3〜4年前から取り組んできましたが、あちこちでみられるようになりました。 それは野菜…

橋本力男
2か月前
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ライ麦

ライ麦マルチ 黒マルチを使うをやめて、この10年間わらマルチにしています。 わらマルチは、手に入れば麦わら、イナワラ、自分で育てたライ麦があります。 長い稈(かん)…

橋本力男
2か月前
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オーガニックフラワー

2007年にボリビアのサマイパタ市で日本人の方がオーガニックフラワーを栽培している花畑を見学して、そこに漂う生命力を観じて帰国してからすぐ野菜畑の一角を花畑に変えま…

橋本力男
2か月前
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雑草に思う

雑草とは人間が管理する土地に生えてくる作物以外の植物と定義される。 また放棄された農地や公園なので、土壌生態を守る、維持するために生育する植物のこと。 日本では…

橋本力男
2か月前
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種ジャガイモの切り方

春植えジャガイモは、芋を切って植えます。その切り方を説明します。芽を1〜2本にすれば芽かき作業はなくなります。それで大きな芋が取れるわけです。私は21歳の時茨城の…

橋本力男
2か月前
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ビーガン堆肥

有機栽培から離れて、自然栽培、自然農する人たちで無肥料栽培する人がいます。 しかし完熟堆肥は使う人の中でも、一切畜フンや生ごみ堆肥を使わない人もいます。 食事で…

橋本力男
2か月前
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ショウガ、サツマイモの保管

サツマイモ、ショウガの保管最低温度は14〜15度です。 これらを確保するために、冷蔵庫の上、段ボール箱、木箱、発泡スチロール、縦穴など試みたが、そのほとんどは失敗し…

橋本力男
3か月前
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海外からの研修

我が家は海外から堆肥化技術や生ごみリサイクル、オーガニックフラワーの研修が時々あります。今年になって、ブルキナファソ、フランス、今月はミャンマーとフランスです。…

橋本力男
3か月前
4

生ごみの1〜2次処理

1次処理とは生ごみが出るところで、減量処理することで、この目的な収集回収を少なくしてコストを下げることです、、2次処理とは堆肥舎で高温発酵分解させて病原菌のない…

橋本力男
3か月前
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ネコンポ

ネコンポ

ネコンポについて(猫コンポストの略)

愛する猫の糞尿を床材を利用して、衛生的に1次処理して、その後堆肥舎で70℃以上で、発酵分解させて、病原菌、寄生虫など死滅させます。
猫の糞尿といえども「なまごみ」である。

私は猫飼い歴52年で、5匹の猫と毎日暮らしています。夏でも2匹は添い寝してくれます。

今度 京都と東京で、猫堆肥の取り組みが始まります💕

その後熟成させて、花壇、公園、街路樹に

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私の社会的必要性について

私の社会的必要性について

以前書いたように、今から60年前、中学校時代に、NHK特派員報告の番組を見て、将来アジアやアフリカなど海外で農業支援をすると観じました。意識しました。

その後、工業高校を経て、大学で国際農業開発の道に進むのですが、途中「沈黙の春」から、有機農業の道に目覚め、どこにも就職することなく、この道を進んできました。

ところが野菜の病虫害問題に行き詰まり、10年間を経て、完熟堆肥の道に入りました。その

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オーガニックフラワー

オーガニックフラワー

普通、街の花屋さんにあるキレイな花と農薬は結びつかない。

食べる野菜には、安全のために散布や残留農薬基準や検査はあるが、食べ物でない花には、検査はないと言われる。

だから人々は、要は無知である。知らされていないからです。しかしお花の安全性や生産者の農薬禍問題となり、飾られた花の部屋のアレルギー反応に繋がると少し社会的な意識が高まることになる。

2007年から始めたオーガニックフラワーの栽培も

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有機栽培

有機栽培

この50年間有機で野菜栽培をしてきて色んな経験をしました。
最も困ったことは、病虫害対策である。
現在もタマネギのベト病、トマトの青枯病である。
スイカのウリハムシやスイートコーンのニカメイチユウなどは諦めて作っていないのです。

しかし、完熟堆肥をつくり、施用してほとんどの野菜は病虫害から解放され、防虫ネット、太陽光マルチ、不織布などは不必要となりました。

簡単に言うと、畑の土壌が免疫性を獲得

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私の研究開発の道

私の研究開発の道

私の研究開発の道

人間は何かに関心や興味を持つとそこに意識が集まります。それは太陽を虫眼鏡で光を集めて紙を焼くのと似ています。

例えば小2から岩石採集が好きになり、その意味は私にはわからない。本を読んで、あちこちに野山を探しに歩いて、岩石採集しました。今なら東急ハンズの岩石、宝石コーナーでかなり手に入ります。

また、その頃は並行して漫画や甲虫にかなり傾倒した時期があります。

そこで気にいる

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生け花

生け花

なぜ生け花をするのか?

生け花を始めた頃は、うまくいけたいと思いました。しかしなかなか納得した、うまくはいけられないことに気づきました。

毎年、納得できる先生を探して、漸く6人目の先生に出会い、初めてすぐ、この先生は間違いないと気づきました。
それから9年目になりますが、我が家に来てもらって相性なのか続けています。

お稽古は、古きを習い、到達する、神意に至る という意味らしいが、それからはと

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レイズドベッド

レイズドベッド

レイズドベッドは木枠やレンガなどで畑を囲って、盛り上げた菜園という言葉です。

3〜4年前から取り組んできましたが、あちこちでみられるようになりました。

それは野菜などがよくできる、雑草管理が物理的、精神的に楽になる面があります。
人は畑を囲うと、区切りができて、取り組みやすくなるようです。

私は野菜、花、果樹、香草などをデザインしています。
つまり家庭菜園で野菜を色々育てている感覚から、4つ

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ライ麦

ライ麦

ライ麦マルチ

黒マルチを使うをやめて、この10年間わらマルチにしています。

わらマルチは、手に入れば麦わら、イナワラ、自分で育てたライ麦があります。

長い稈(かん)のままか、わらキリカッターか、ハンマーナイフで短く切る方法があります。

作業性が良いのでハンマーナイフカッターのライ麦と、購入した有機のイナワラを利用しています。

野菜の香りや味は、黒マルチに比べたら格段良くなるので、また雑草

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オーガニックフラワー

オーガニックフラワー

2007年にボリビアのサマイパタ市で日本人の方がオーガニックフラワーを栽培している花畑を見学して、そこに漂う生命力を観じて帰国してからすぐ野菜畑の一角を花畑に変えました。

野菜は美味しさを出荷するのですが、お花は美しさを出荷することを感じて、月4回生け花教室に通うことになりました。
これまで6名の師に学んできましたが、最近は花壺に投げ入れを月一で学んでいます。

オーガニックフラワーの栽培方法

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雑草に思う

雑草に思う

雑草とは人間が管理する土地に生えてくる作物以外の植物と定義される。

また放棄された農地や公園なので、土壌生態を守る、維持するために生育する植物のこと。

日本では雑草を取ることを除草というが、アメリカではweed control という雑草管理という見方である。この観点からは草生栽培という感覚も生まれてくる。

果樹園では除草や耕運、除草剤など全て取り除くことを清耕栽培、雑草を生やして管理する方

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種ジャガイモの切り方

種ジャガイモの切り方

春植えジャガイモは、芋を切って植えます。その切り方を説明します。芽を1〜2本にすれば芽かき作業はなくなります。それで大きな芋が取れるわけです。私は21歳の時茨城の農家で教わり今尚実行しています

ビーガン堆肥

ビーガン堆肥

有機栽培から離れて、自然栽培、自然農する人たちで無肥料栽培する人がいます。
しかし完熟堆肥は使う人の中でも、一切畜フンや生ごみ堆肥を使わない人もいます。

食事でビーガンが市民権を持っているように、農地にもビーガンのニーズがあるのだろうか。

かつて私も植物性堆肥のみと、2〜5%鶏糞が入った堆肥を作り、野菜の比較栽培テストをしてことがあります。
少しちく糞を入れた方が生育も大きさも、また野菜の味も

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ショウガ、サツマイモの保管

ショウガ、サツマイモの保管

サツマイモ、ショウガの保管最低温度は14〜15度です。

これらを確保するために、冷蔵庫の上、段ボール箱、木箱、発泡スチロール、縦穴など試みたが、そのほとんどは失敗しました。

その原因は最低温度よりも、結露害でした。

ところがハウスでもみがらのみで殆ど保管できるようになりました。

東海地域では、11月下旬〜12月初旬に、ハウスの木枠の中にサツマイモ、シヨウガをならべて、もみがらを被せます。

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海外からの研修

海外からの研修

我が家は海外から堆肥化技術や生ごみリサイクル、オーガニックフラワーの研修が時々あります。今年になって、ブルキナファソ、フランス、今月はミャンマーとフランスです。

秋には5泊でスリランカから堆肥化技術研修に来られます、有機紅茶栽培に適した堆肥づくりが目的です。

特に海外の国の90%は生ごみと他のプラスチックなどを埋め立てなので問題が多いのです。メタンガス発生と火災、汚染水などです。
故に今後コン

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生ごみの1〜2次処理

生ごみの1〜2次処理

1次処理とは生ごみが出るところで、減量処理することで、この目的な収集回収を少なくしてコストを下げることです、、2次処理とは堆肥舎で高温発酵分解させて病原菌のない完熟堆肥を作ることです。

現在の日本では長年1次処理のみで、生ごみリサイクル♻️と固定されて、その後家庭菜園で病虫害の発生、モグラ、野鼠済の発生は放置されております。

これは環境部も農林部も無関心です、、明らかに本質を理解、究明しない体

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