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有機栽培

この50年間有機で野菜栽培をしてきて色んな経験をしました。
最も困ったことは、病虫害対策である。
現在もタマネギのベト病、トマトの青枯病である。
スイカのウリハムシやスイートコーンのニカメイチユウなどは諦めて作っていないのです。

しかし、完熟堆肥をつくり、施用してほとんどの野菜は病虫害から解放され、防虫ネット、太陽光マルチ、不織布などは不必要となりました。

簡単に言うと、畑の土壌が免疫性を獲得すれば、野菜に病虫害に抵抗性を持つと言うことである。こうした原理に気が付かない有機栽培農家も多く、栽培にプラスチックに依存せざるを得ないのです。

土壌免疫力を高めるためには
生の雑草、野菜残さ、未完熟の堆肥舎、有機肥料などを土にすき込まないことです。そして野菜の輪作を行うこと、雑草や緑肥を取り入れで、土壌微生物の多様性を図ることです。

このように簡単なので原理を守り、取り組むと年毎に土壌は健康を取り戻し、病虫害が少なくなり、プラスチックから、だんだん解放されるのです。

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