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理想的!ポジティブとネガティブの割合


みなさんは、ポジティブ思考ですか?ネガティブ思考ですか?

こう聞かれると、みなさんはどう答えますか?

私自身は比較的ポジティブな方だと思っています。

時に
かなりネガティブになり、こんな性格嫌だ!!!と
嘆いてしまうことも多くあります。

子どもにも
ポジティブな子であってほしいと思っています。

では、次の質問です。

ポジティブ思考だけ(ネガティブ思考だけ)でいいと思いますか?

こう聞かれると、ネガティブ思考も必要なのでは?と思いたくなりませんか?

では、ネガティブ思考って必要なのでしょうか。

ネガティブ思考は、必要か?

以前の小学校の国語の教科書の中に
茂木健一郎さんが書き下ろし「感情」という文章がありました。

一部を要約します。

・感情には、喜びや希望のようなもの(ポジティブ思考)と不安や後悔のようなもの(ネガティブ思考)がある。

・不安や後悔などの感情(ネガティブ思考)は生きる上で役立つ。

・どんな感情も生きる上で大切で、様々な感情をもつことで
 人生で起こる様々な出来事に対応できる。

光村図書6年説明文教材「感情」

つまり、
ネガティブ思考は、生きていくうえで大切だし、
その思考おかげで私たちは生き残ってきたのです。

結論!
ネガティブ思考も必要
なのです。


ポジティブ思考のメリット

人は、「未来のこと」や「他人に対すること」において
ポジティブ思考であるほど、長生きするというデータあるそうです。

また、過度のストレスから身を守ることもできます。

ポジティブであることは、人生を明るくするのは間違いありません。

ポジティブ思考のデメリット

しかし、ポジティブ思考だけでもダメなのです。

ポジティブ思考が過ぎる人=楽観的な人です。

楽観的な人は、目の前のことに対処することを怠り、
よい結果が得られないというデータも出ています。

当然ですよね。
「何とかなるでしょ♪」では、
なんともならないこともおおいのですから。

ネガティブ思考のメリット

では、ネガティブ思考のメリットはなんなのでしょうか。

ポジティブ思考が「未来のこと」や「他人に対すること」においてよいのに対して、

「目の前にある課題」に対して、ネガティブ思考であるほど、よい結果が得られるというデータがあります。

例えば、
試合の前に
「何とかかる♪」とポジティブ思考な人と
「不安だ…」とネガティブ思考の人を比較すると
ネガティブ思考の人の方が良い結果を出すことが多かったそうです。

これは、テストの点数や就職活動でも同じことが言えるそうです。

ポジティブ思考過ぎる人=楽観的と違い、
ネガティブ思考=悲観的な考えがあるほうが、
課題に対しての行動力が違うのです。

ネガティブ思考のデメリット

ただ、ネガティブ思考過ぎると
精神的に苦しんでしまい、人生を明るく過ごせないのも事実です。

自他の言動に過剰に反応したり
漠然とした不安におびえたりしてしまうからです。

ポジティブ思考とネガティブ思考の割合

そこで必要なのが、
ポジティブ思考もしつつ、ネガティブ思考とも上手に付き合うということです。要はバランスです。

理想的な割合は諸説ありますが
その諸説ある中でも
1番、しっくり来る割合は、

ポジティブ思考3 対 ネガティブ思考1

です。

ネガティブ思考な感情は受け入れつつ、
目の前の現象に対して、
「自分ならできる!」
「こうしてみよう!」と前向きになるイメージです。

途中にも書きましたが、
ネガティブ思考のおかげで
やる気に火が付き、集中して取り組むことができるのは事実です。

生きていくうえで
ネガティブ思考と上手に付き合うことが大切です。

余談

余談ですが、
褒めると叱るの割合もそのぐらいです。
(褒めるがもう少し多くてもいいですが。)

ポイントは、

プラスが多め
マイナスが少なめ。

ということです。

子育てにどう応用するか。

人は、ポジティブ思考をもって生まれてくる。

まず、大前提として、
人は生まれながらにポジティブ思考も持ち合わせているのです。

よく聞く話かもしれませんが、
赤ちゃんは、ハイハイから立ち上がるまでの成長過程で
1日100回もコケることがあるそうです。

1日に100回も失敗……。
にも関わらず、赤ちゃんは挑戦を続け、2足歩行ができるようになるのです。

つまり、人の中には、
失敗に負けない、前向きな気持ち(ポジティブ思考)も間違いなくあるのです。

疲れをコントロールして、ネガティブ思考になりすぎない。

次に大事なのは、
人は疲れている時には
ネガティブ思考になりがちです。落ち込みやすいです。

だからこそ、
疲れを取ってあげるのが一番です。

ネガティブ思考に寄り添い、新しい視点をもたせる。

子どもは、日々挑戦の連続です。

壁にぶつかることも多くあります。
失敗することも多くあります。

そんな時に、親の声掛けは大切になってきます。

テストで悪い点を取った場合
「~はできているね。」
「~ができるようになったね。」
といいところに目を向ける。

占いで最下位だった。
「上がるしかないね。」
「伸びしろがあるな~。」

など、プラスの側面に注目させる声掛けをするように意識してみてはどうでしょうか。

繰り返しになりますが、
生きていくうえで
ネガティブ思考と上手に付き合うことが大切ですよね。

以前の記事(割合つながりで)


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