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ソースプリンシプルにまつわる世界で初めての書籍『A little red book about source: Liberating management and living life with source principles』を読み始めました。


はじめに

昨年10月に和訳本が出版されて以来、じわじわと広がってきている「ソースプリンシプル」。

この原著は、イギリスのブライトン在住のトムニクソンという、ソースプリンシプルのプラクティショナーの方が書いた『Work with Source: Realize big ideas, organize for emergence and work artfully with money』です。和訳本をまだ手に取ってない方はぜひ読んでみてくださいね。

このトムの本よりも前に出版された本があります。

それが、ステファンメルケルバッハ氏の書いた『A little red book about source: Liberating management and living life with source principles』なのです。以下は、英訳本ですが、一番最初はフランス語で書かれています。(私は英訳本を買おうと思ったのですが、間違えてフランス語版を買ってしまいました 汗)

私は、『実務でつかむ! ティール組織 "成果も人も大切にする"次世代型組織へのアプローチ』著者、『[新訳]HOLACRACY(ホラクラシー)――人と組織の創造性がめぐりだすチームデザイン』監修者の吉原史郎さんを通じて、ソースプリシンプル、トムニクソンを知っていったのですが、さいきん色々な状況が整ってきた?こともあり、以前から存在は知っていたステファンの本を、JUNKANだいこんというイニシアチブの中で、数名のJUNKANだいこんメンバーと共に、読み始めることにしたのです。

JUNKANだいこん(社団法人考案中)とは
発起人・ソース:吉原史郎

日々の暮らしでの 「じゅんかん(循環/いのちの流れ)」を土壌として、 「オーガナイジング(Organizing)・経営」、「マネー&テクノロジー」について実践探究をしている団体です。主な探究テーマとしては、ピーター・カーニックの「ソースプリンシプル(ソース原理)とマネーワーク」、また、JUNKANと親和性のある哲学(西田幾多郎、ヘラクレイトス等)があります。

『NEWS】
トムの本の和訳をされた青野英明さんがステファンの本を翻訳中とのこと!(史郎さんも翻訳原稿の最終確認をされるそうです)とても楽しみです♪

今回は、part1を読んだ所感について書きたいと思います。

なお、この書籍インプットに際して史郎さん、奥様である優子さんの力をたくさん借りていますので、この場を借りて改めて感謝を伝えたいと思います。「史郎さん、優子さん、ありがとうー!!」

どんな本なのか?

内容に入る前に、Amazonの書籍販売ページにある紹介文をGoogle翻訳にかけたものを紹介しますね。こちらを読むとソースとは?について少し知ってもらえるかと思います。(DeepL翻訳もいいですが、場合によってはGoogle翻訳の方が精度が高いと感じるのは私だけでしょうか)

初めて書籍の形で発表されたソースプリンシプルは、あらゆるプロジェクトの開発にエネルギー、明確さ、創造性を吹き込みます。

ソースパーソンとは、アイデアを思いつき、それを実現するために率先してリスクを冒す人です。 ソースパーソンの主な仕事は、プロジェクト開発の次のステップがどうあるべきかを明確にすることです。 サポートが必要なときは、他の人に参加を呼びかけます。 その人たちは、プロジェクトの特定の部分のソースになります。 これが私たちのすべての集団が生まれる方法です。

人生において、人々はいくつかのソースの役割を引き受けます。マネージャーはチームのソースになるように招待され、従業員は自分のタスクのソースになるように招待され、ミュージシャンはパフォーマンスのソースになるように招待され、スポーツ選手は彼女のソースになるように招待されます。 良好な状態。 プロジェクトがあるところには必ずソースがあります。 ソースプリンシプルは、私たちが独自の取り組みに取り組む方法に光を当てます。 それらが提供する明快さは、私たちの献身と、周囲の人たちに独自のソースの旅程に乗り出すよう奨励する能力を高めます。 ソースプリンシプルは、よりインスピレーションに満ちた管理スタイルを実践するよう私たちを誘い、私たちの創造的な関与を刺激し、私たちの職業的および個人的な提携に新しい意味を与えます。

amazonの書籍紹介文をgoogle翻訳にかけたもの

また、著者であるステファンのプロフィールも彼が経営する会社のHPから引用します。

私の名前はステファン メルケルバッハです。2001 年に Ordinata を設立しました。 私の仕事は、コミュニティと個人の育成と発展を目的とする当社の継続的な発展を確実にすることです。

・私は何を提供しますか
私は従業員とともに、お客様の会社や企業文化の集合知を発展させるプロジェクトに同行し、サポートしています。 私の主な能力は参加ダイナミクスの分野にあり、トレーニング サイクルで教えたり、クライアントとのワークショップで使用したりする方法です。 また、企業や団体の経営者・幹部の方への個別サポートも承ります。

私は多言語を話すことができるため (フランス語、ドイツ語、英語、イタリア語、オランダ語を話します)、スイスだけでなく海外、特にパートナー企業である Sociocracy Belgium と協力してベルギーでも働いています。

哲学者のマネージャー?
Ordinata の従業員は全員、独自の機能を考案します。 「哲学者マネージャー」として、私は思想家の熟考と哲学的かつ総合的な視点と、起業家の実践経験を組み合わせます。 このアプローチは私自身の会社 Ordinata にも当てはまります。

・私の物語 ...
私はフライブルク出身で、オランダにルーツがあります。 私はフリブール大学とジュネーブ大学で哲学の研究に情熱を注いでいました。 それ以来、私はより実践的に活動するようになりました。理論的なことはますます背景に追いやられていますが、それでも、私たちが教え、実践する方法の内容と、そのさらなる発展にとって重要な基盤を形成しています。 私は幸運なことに、インターネット時代の初期にテクノロジー企業で見習いとして最初の数年間を過ごすことができ、その後 2001 年に Ordinata を設立しました。 その間に私は家族を持ち、友人たちと小学校を設立し、さまざまな団体で活動しています。 開発とリニューアルは私にとって大きな関心事ですが、同時に自分の取り組みとこれまで築いてきた関係に忠実であり続けます。

こちらの内容にをgoogle翻訳にかけたもの

第1部 第1章を読んで感じたこと

大前提として、この読書がDeepL翻訳さんの恩恵に基づいていますので、和訳から受け取っている質感そのものがズレている可能性があります。また、先に読み進めていくことで捉え方が変わるケースもありえます。以下に書いた内容はあくまでそういうものだという程度で読んでもらえたら幸いです。

一緒に読んでいるメンバーが、トムニクソンの書籍を読んだり、ワークショップを受けたり、「ソースプリンシプル」提唱者のピーターカーニックの話を直接聴いたことがあるのこともあって、自然と「それぞれとの違い」にフォーカスがあたった話も出てきました。

その中で私が現時点で思ったことは、トムの本と比べて、という枕詞がつきますが、

・トムの文章から受ける印象が、直線的だとしたら、ステファンの文章には曲線みを感じる

・トムの本が観察者視点で書かれた雰囲気を感じるとしたら、ステファンの本は当事者の視点として書かれた雰囲気を感じる。

・リスクをとってアイデアの実現に向けて最初の一歩を踏み出した人物のことをソースと呼びますが、このリスクについてトムの本と比べて、多面的に書かれているように感じられ、質感をより掴みやすいと思えた。

ソースプリンシプルにおいてビジョン、ミッション、バリューといったものは独自の質感を持っているのですが、中でもバリューは承継にまつわるものだったり、個人的に解像度を高めたい要素の1つでした。トムの本と比べて、このバリューについても多面的に書かれているように思えて、よりじっくり読み込み、ソースプリンシプルで言わんとしているバリューの実体に迫りたいなと思えた。

ほとんど内容について触れてないやんけ!と思った方、すみません。内容をどう紹介していくかは引き続きソーシングしてみようと思います。(ソーシングって言いたいだけ)

さいごに

初めての方が読んでもさっぱり分からない、面白くもない内容を書いてしまったなぁ〜と思うのですが、「ソースプリンシプル」についてニッチに実践探究していきたい人には面白がってもらえるだろう、というピンポイントな期待を胸に、この記事を終えていきます。

つづきはこちら

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私の「ソースプリンシプル」探究の旅路について綴っている記録はこちら。


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