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楽しい!を楽しむ!
今日は、遊びの専門家──もとい
笑顔の専門家をインタビューしていました。
どんな職業の人かというと
35年以上アウトドア・レジャーの
インストラクターとして活躍している人です。
なんでその人が遊び(笑顔)の専門家なのかというと
参加する人たち(特に子供たち)をすぐに笑顔にできるから。
転じて、その技術というか楽しませ方を知っているから
引きこもりや不登校、発達障害者の人たちを
笑顔にするという仕事もしているんです。
何かを極めるって、新しい展開に行けるので
すごいですよね。ご本人は当然そんなことが
できると思っていなかったので
初めてそういう依頼をもらったとき驚いたそうです。
んで、その人の話で
「大人たちは楽しいことを心から楽しんでいない」
と言っていたのが印象的でした。
子どもは、大人をよく見ている。
大人が楽しくなければ子どもたちも楽しめない。
例えばブランコに乗った子どもの背中を押しているとき
大人がスマホを見ていたらどう思うか?
瞬間、子どもは楽しんでいるかもしれないが
一緒に大人も楽しめなければ、それは楽しいものではない。
そして、実はそのちょっとした姿を子どもは見ている。
子どもが引きこもりになったりする原因の
ほとんど100%は大人(両親)との
コミュニケーション不足によるもの、と言っていました。
自分はまだ子どもがいないし
引きこもり経験などがないので100%納得して腹落ちしている
訳ではないのですが、確かにな、と思える部分もありました。
特に、上記のようなブランコの件も
そんな風にしてやっている現場を見たら
ちょっと嫌だなーって思うし
自分だったらやりたくない。
大人が何事も楽しまなければ子どもも楽しめない。
これは何も別にレジャーやアウトドアに
限ったことではないですよね。
月曜日の朝に、ため息しながら出社する姿を見ていたら
子どもはおそらく
「大人って大変なんだ…なりたくないな」
って思わせてしまうかもしれません。
自分はそうなりたくないし、幸い
両親がそういうタイプではなかったのです。
働く現場はほとんど知りませんし覚えていませんが
父はクリエイティブな仕事ゆえに、成果物が
目に見えた形で出来上がり、知ることができたんです。
だから
「これお父さん作ったんだ!すごい!」
という尊敬の眼差しがあったんです。
このことを当時の僕は(=仕事)と結びつけていませんが
目に見える形で何かを残して伝えていくことの
重要性や大切さ、尊さを知っているので
今僕がやっている仕事にも繋がっていくだな、と。
でも、父の仕事が
「またくだらねぇものを作っちまった。マジクソ」
とか(笑)
言いながら見せられていたら印象は違っていただろうし
むしろクリエイティブなことにマイナスな印象を
抱いていたかもしれません。
だから、もし将来自分が子どもを授かった際は
楽しい!を楽しめる大人の背中を見せていきたいですね。
子どものためにもそうだし、自分自身のためにも。
何事も楽しまなければ人生損ですしね。
そんな気づきを得たインタビューでした!
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