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私の便利帳

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私が影響を受けた、クリエイターさんのノートを、集めたマガジンです。どれも大切なのでまとめておきたくて作成しました。
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2023年6月の記事一覧

退屈を通じて人生を考えるということ

今回書いていくこと こんにちは、こんばんは、なきおです。 今回は、國分功一郎さんの「暇と退屈の倫理学」について書いていこうと思う。 購入理由 大学の授業で哲学を選択したことがあり、そこで哲学を通じて自分を考えさせてもらい、哲学という学問の良さを少しではあるが知ることが出来た。 この作品を読むことで、さらに教養を深められたらいいなと思い、購入。 また、前から新刊コーナーによく置いてある本で読んでみたいと思っていたから。 商品紹介 答えに辿り着けない人生の問いと対

「山奥ニート」を読んでみて

「山奥ニート」を読んでみて、なんかいいなと思いました。まず、私自身、ニートの文章が好きなんですよね。 ニートの人の文章は、上昇志向が強くない感じがして、疲れる圧迫感がなく、すごく読みやすいんです。彼らの文章には、現実世界での競争や成功への追求といった要素が薄いため、読んでいると心が軽くなるような癒やしやリラックスの効果を感じることができます。 さらに、「山奥ニート」のコンセプトもとても好きでした。この本では、イデオロギーや目的意識を持たずに〇〇するために生きるのではなく、

最近のSNSを見てて、自分が思う事

最近本当に強く思うことがあって、 「やっぱり、人間は中身が大切だよな」 って凄く思う。綺麗事とかじゃなくてね。 何を見てそう思うかというと、主にSNSで 色んな人の意見とか価値観を知った時に、 人としての中身がしっかりしている人はやっぱり魅力的に見えるし、 いくら顔がイケメンでも、顔が可愛くても、 それって人としてどうなの?みたいな発言をしてると、なんか残念だな、、って思うことが多い。 まぁ、自分なんて全く持って誰かの事を偉そうに評価出来るような身分でも無いから、 自

不老不死を手に入れた瞬間に巨大隕石で死ぬ人たち

10年くらい前にちょっと変わったゲームが発売されまして、いろいろあってゲームのタイトルは伏せるのですが、内容としては老いや病を完全に克服した世界を描いたゲームです。 主人公やヒロインたちは学生なのですが、つまり永遠に17歳を生きることができるわけです。「永遠の17歳」がギャグではなくなりました。その世界に生きる人たちは毎日怠惰な暮らしをしています。不老不死によって積極的に活動する意味を失いました。 もちろんこれはお話しなので起承転結があります。ある日、怠惰な暮らしをしてい

「若者は正解を求める」のは老人たちが「若者が正解を答える」ことを望むから

若者批判というのは時代、世代を問わず常に行われてきました。 そうした若者批判の理由の典型的なテンプレートの一つが「最近の若者は答えを欲しがる」というものです。 若手教員への批判以下の文章はYahooニュースに転載されていたプレジデントオンラインの記事のものです。 これは民間人校長として有名になった藤原和博氏が、教員の質の低下について答えた記事です。 こうした記事を読むと「なるほど、昨今は先生であっても自分で考えずに正解を聞く若手が増えたのか。」という感想を抱くでしょう

お金をドブに捨てる

「どん判金ドブ」ってありましたよね。懐かしい。 私もお金をドブに捨ててきた経験はたくさんあります。当時は「ドブに捨てたな―」と思いましたが、いまとなってはいい経験になったとも思っているので結果的にはドブに捨てていたわけではないのでしょうね。 私はあまり自分の過去を後悔することはないのですが、それは私がポジティブな人間だからではなく、後悔しようと思えばいくらでも後悔できるような人生だったからです。一度後悔しはじめるとキリがなくなってしまうので「もう後悔しない」と決めました。

なんでこうなった?笑

おはようございます。こちらはただいま早朝4時半です。深夜(早朝)テンションとヤケクソで書いています。 はじめましての方ははじめまして、わにこーと申します。 暴露します。 私の性別は女です。今までの投稿で僕という一人称を使って来ましたが女です。 ※ボクっ娘ではありません 理由は女だと舐められて変なコメントがつくと思っていたからです。初めて読んでくださる方は何だこのクソ情報はって感じですよねすみません💦 自分でも何を打っているのか分からないまま今この文章を打っています。

対等ということ。

対等なんです。 食べるの好きな私。食の動画を空き時間に見たりする。 お客様と提供者は対等であるが、お店の雰囲気や職人気質というかその辺りの空気感で、お客様が少し負けてしまったり、何だかかしこまったり。 カウンターしか無い、高級寿司店に入ったとする。 対等なのですが、普段入らなければいつもとは違う空気に圧倒されたり、普段着ない服装だったり。 カウンター越しにいる大将のオーラというか、有名高級寿司店というのに圧倒されたり。 だが、大将としては寿司を説明しながらおいしさを

一口エッセイ:地方のデパートに漂う寂しさの魅力

 旅行で地方へ行くと、その土地の人々の支えになっているのであろう大型商業施設を回ることが楽しみになっています。だだっ広い空間が開けているのに人が少なくて、なんだか薄暗い感じが落ち着くのでしょうね。沖縄にいた頃はそんな施設がたくさんあったから。都内では珍しいし。    先日、SL銀河へ搭乗した際に降りた「遠野」のデパートも良かった。スペースがあまりすぎているうえに、テナントも昭和の空気感を狙ったわけでない天然のレトロがあってわくわくする。壁が薄紫なのも寂しさが増して味がある。

自分にとって大切なことを続けていれば必ず「それなり」にはなって、豊かに安心して暮らせる

こんにちは、末吉です。 日常の忙しさに流されて、大切なことを後回しにしてしまっていませんか? 「人生でいちばん疲れることは、  自分にとって真実ではないことをやること」 という言葉があります。 「優先順位をつける力」 × 「時間の使い方」 が人生の幸福度を決めます。 やりたいことではなく、やらなければならないことばかりに時間やエネルギーを費やしていると、精神的にも肉体的にも疲弊するのです。 物事もうまく流れません。 そして、エネルギーの残量がないから、やりたい

暇つぶしにバイトに来ていた女の子

以前、店長の仕事をしていたときに、暇つぶしにバイトに来ている女の子がいました。20歳くらいだったと思います。独身で実家暮らしだったので生活費に困るということはなさそうでした。家にお金を入れていたわけでもなく、バイト代はすべて課金していると言っていました。 ある日の休憩中に就職の話しになったのですが、その女の子は会社員は無理だと言っていました。高校は中退したようです。なんとなく社会不適合者のきらいがあって、熱が出たといってたびたびバイトを休むし、彼氏に浮気されたことがショック