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高齢期リハビリの成功打率

人が何かを購入するのは

料金以上の価値があると感じるから



サク山チョコ次郎

わたし、サク山チョコ次郎というお菓子が大好きでして。

こんなキャラクターで

こんなパッケージ

チョコビスケットです。

100円ちょっとで買えるお菓子です。


私にとっては余裕で

料金以上の価値があります。

食べれば

100%の確率でおいしい

と感じます!


購入したものに100%価値を感じ

満足できるって素晴らしい!!

サク山チョコ次郎バンザイ!!


おそらく食べ物はかなりの高確率で

購入したものに価値と満足を感じます。


たまーに、冒険で入った飲食店が

値段が高いだけで美味しくない

ことがありますが。



食べ物に限らず、電化製品や家、車、生活用品などの『もの』は結構な打率で、値段以上の価値と満足が得られます。

購入するものが高ければ高いほど吟味もしますしね。


高齢期リハビリの価値

では高齢者のリハビリテーションはどうでしょうか?

介護保険サービスにおけるリハビリ料金は

約800円!(訪問リハ1時間の場合)

実はこれは自己負担1割の料金で

実際は

約8000円(7200円は公費負担)

です。

※あくまで概算です


さて、

高齢リハビリの打率はどうでしょう?

料金以上の価値や満足があるかどうか。



そもそも高齢利用者にとってのリハビリの価値や満足感はどこにあるんでしょう?


①身体機能の回復(維持)
②精神機能の回復(維持)
③認知機能の回復(維持)
④できなかった活動の可能化
⑤生活の改善・再構築


あるいは

⑤上記を包括した目標の達成

が価値のあるなしや満足感になります。



セラピスト、本人、家族が話し合った上での目標が達成できた場合は価値と満足感は最高値とします。

単純に①〜③を目標にすると老化+疾患後遺症でどこかで必ずストップします。

つまり

機能面にばかり着目すると打率は下がります


しかし、④⑤の活動や生活は工夫次第でなんとかなることはたくさんあります。

ご利用者もその気になれば、生活の幅は広がります。

つまり

活動・生活に着目すると打率は上がります


わたしもセラピストの端くれです。

恥ずかしながら高齢期リハビリの打率は

機能面のリハビリ

2割5部〜3割

活動・生活面のリハビリ

6割〜7割

という自己評価です。


純粋にリハビリに対しての

価値や満足感の打率はこれくらいかもしれません。

低いのか高いのかは正直わかりません。




一方で

純粋なリハビリではなく

セラピストとご利用者の信頼関係

に価値や満足感を見出すご利用者も

おられるかもしれません。

こうなると良い悪いは別にして

ゴールがなくなります。

それでいいというセラピストもいます。



マッチングの難しさ

機能面の回復に期待される方もたくさんおられます。

そんな方は

機能面回復の打率が高いセラピストにかかれば良いと思ってます。

しかし、どこにどんなセラピストがいるのかなんてわからないですもんね。

セラピストはくじ引きなんです。

どんな人が当たるかわかりません。

保険外サービスは別ですが。



そんなときはケアマネさんに相談です。

しかし、そんなケアマネさんもくじ引きです。

色んなセラピストとつながりがある方もいれば、そうでない方もいらっしゃる。


マッチング、難しい。


と、いう話でした。




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