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【先生の仕事】実際になってみないと分からなかった、大変だったこと

こんばんは♪
昨年の3月末まで小学校教員をしていた私。楽しいことばかりではなく大変だなと思うこともたくさん経験させてもらいました。今日は、実際に先生になってみないと分からなかった、大変だったなあ~と思うことを挙げていきます。笑
ちなみに、これは私個人の意見であり、同業者の方は違った大変さを経験されていたり、私が大変だと思うことをそうではないと感じる方もおられると思います。また、学校や自治体によっても色々とやり方(?)が全く異なるので、「え、そんなことあるの?!」「それは違うでしょ!」と思う方もおられるかもしれません。教員をしていた一個人の考えとして、温かく見守って(?)いただけると幸いです。

①トイレに行けない

朝トイレに行きたいなあ~と思いながらも、気付いたら昼休み…もしくは子どもの下校時間…なんてことがよくありました。いやいや休み時間に行けるでしょ!ってツッコみたくなりますよね。先生って意外と休み時間にすることがあるのです。例えば・・・
・宿題チェック(特に音読カードや連絡帳などはその日のうちに返さないといけないから朝から鬼のようにチェック。クラスの人数が多ければ多いほど時間がかかる。)
・子どもたちが宿題提出しているか確認(一応低学年をもっていた時も宿題チェック係を作り係の子達にチェックさせていましたが、ミスがあるかもしれないので担任が再確認します)
・宿題未提出者が宿題をしているか見ておく(宿題をしていない子は休み時間遊べないというルールだったので、サボって遊びに行かないように教室に駐在。笑)
・欠席していた子に、休んでいた時に進んだ学習内容を個別で教える(一気に複数の子達にそれぞれ異なる内容を教えることも)
・生徒指導(これ基本的に毎時間毎休み時間やってました。授業が進まないから授業中にはしたくないんです…)
・外部(または保護者)からの電話の折り返し連絡(授業中は電話に出られないので、休み時間に折り返して連絡します)
・・・and so onです。

なかなか仕事も終わらないし、私にとって休み時間は休み時間ではありませんでした。笑 若い先生は子どもたちと一緒に遊んで~という風潮が私の学校にもありましたが、頑張ったのは初任の年くらい…笑 あまり遊べていませんでした、ごめんね子どもたち。休み時間にトイレに行けないので、あえて授業中に行っている時もありました。(ただ担任は私一人、教室が無法地帯と化すのを覚悟の上)
トイレに行けないというのは結構大きかったですね💦 なので、あまり水分を摂らないようにしよう…としていた時期もありました。

②給食時間は戦争

先生になって栄養バランスのとれた給食を食べられるのはとても嬉しいことでした。…が、私が思い描いていたランチタイムとは程遠いものでした。笑
給食時間は食べるだけではありません。給食時間の子どもたちの流れがこちら☟
エプロンに着替える→教室で並ぶ(結構ここまでで時間がかかる)→給食を取りに行って帰ってくる→配膳→食べる→片付け&机運び→給食の缶&残飯を運び教室に帰ってくる
私の学校はここでやっとFinです。字にすれば当たり前っちゃ当たり前なんですが、エプロンに着替えるにしても、すんなり着替える子ばかりではなく楽しくなってしまって友達と永遠遊んでいる…という子もよくいますし、給食を取りに行って帰ってくる間に、すれ違った他のクラスの子とトラブルを起こしてそのまま生徒指導(もちろん我がクラスの配膳は放置せざるを得ないことも)、配膳中におかずをひっくり返して教室の床と子どもの制服や机が大変なことに、もちろん処理は担任(中学年くらいから子どもたちに掃除を任せられそうだったら一緒に手伝ってもらいますが)、お喋りに夢中で遊びたがりな子どもたちをどうにか時間内に食べさせる、などなど、この給食時間中に色んなドラマがあるんです(笑) もちろん同時にいろーーーーんなことが起こりますので、「自分の分身がたくさん欲しい!」「先生の数もっともっと増やしてほしい!(これはもう国のお金を教育にお金をまわしてもらうしかない気が…)」と何度思ったことか(給食時間だけじゃなくていつも思ってたかも)。私は実質5分くらいかなあ、超ダッシュで食べていました。先生になると早食いの癖がついてしまう、とよく聞きますが、意味が分かりました。子どもたちがやっと食べ始めると、ちゃんと食べているか確認しながら宿題チェック&自分の給食食べる。基本的に空いている時間は宿題チェック。ご馳走様の時間が来たら鬼の片付け時間開始。…と書き出したらキリがないのでここらへんにしておきます(笑)

大変だったこと、まだあるのですが書いていたら二つだけでも結構な量になってしまったので、残りはまた次の記事に書こうと思います(笑)

毎日朝から夜まで頭も体もフル回転で過ごしていたおかげで、食べても食べても全く太りませんでした、むしろ痩せました。(個人差があります)
大変なこともあったけれど、私は教師になって本当に良かったと思っているし、お金では買えない繋がりや経験をいただくことができ、私の人生で教師生活は絶対欠かすことのできない貴重な時間だと思います。

とても長い文章だったのですが…ここまで読んでくださった心優しいあなた、本当にありがとうございました!

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