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言語化ができる強みとは

こんばんは。今日は、読ませていただいた北原孝彦さんの「ズボラPDCA」について書こうと思います。

北原さんは、全国で4年で100店舗まで成長している「Dears」という美容室を経営されている凄腕経営者の方です。ご縁があり、北原さんのセミナーを拝見させていただきました。私自身美容師であることもあり、お話にとても刺激を受けました。その北原さんが本を出されたということで、それから何度か見直しています。

タイトルの通り、ズボラな人でも読みやすく設計されていて、私のような本の苦手な人も読みやすくなっています。PDCAという言葉を聞くと、すごくちゃんとした、しっかりした人がやるようなイメージがありましたが、この本を通して、しっかりと重点を置くポイントを間違えなければ、誰にでも活用できる仕組みであることが理解出来ました。

あらゆる本で行動に目を向けたものが多い中、この本では、言語化がテーマにあるように思います。言語化をするとどのようなことが起きるだろうと想像すると、安易にその必要性が見えてきます。

例えば、言語化は分かりやすく自分の頭の中を表します。説明できないということ=理解できていないに等しいでしょう。自分の中で理解できていないことは、当然人に伝わりにくく余計に混乱する可能性もあります。その頭の淀みをいかにクリアにするのかは、ビジネスにおいてもコミュニケーションにおいてもとても大事で、その方法論として言語化があるわけです。

また、リスクを事前に知るためにも、言語化は欠かせません。行動するときの段階でそのリスクを知った状態で挑むのと、知らずに挑むのでは雲泥の差です。リスクを知ることで、準備ができるので失敗に繋がりにくくなります。失敗自体が悪いわけではなく、その影響を踏まえたときに挫折やモチベーション低下につながるのであれば、それはなるべく回避するに越したことはありません。

では、その言語化を上達させるためには何をすればよいのか。この本には、言語化のやり方として、「壁打ち」が書いてあります。つまり、相手に話す機会を増やす、それにより頭を整理し、思考を続けることで精度が上がり、さらにロジカルに物事を見ることができるというわけです。

私は、ロジカルシンキングが大の苦手でした。それは、何事もなんとなくで生きてきた代償だと思います。人に話してみて、それに対して突っ込まれると何も返せないということも多くありました。それに気付くきっかけとなったのは、ロジカルシンキングに長けた人との出会いでしたが、自分を変えるのは中々難しく、いまだに苦手意識があります。

この本は、私にとっては参考書として大変勉強になる本でした。この本を読むにとどまらず、より言語化力を高めるには、学び続けることが重要であり、常に思考をする習慣づけが欠かせません。そして恐れずに人に話し、より洗練されていくためにも、Noteを続けていきたいと思います。

言語化を苦手とする方は必読です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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