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My Blue 2018〜2020

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過去世を見れるようになるまでの私の物語。
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#過去世

#4 ”ふつう”へのリセットボタンが見つからない。

2018年12月。 

物事にはすべてタイミングがある。

いいタイミング、悪いタイミング。
タイミングのいい人、悪い人。
タイミングが合う、合わない。

そして、それらはたいていの場合、「○○さんはいつもタイミングが悪い」とか、「こんな時に限って」と、ある人・ものに限定されて起こることが多い。

まさに彼とのアポイントがそうだった。

この数日ずっとやり取りしているがどうにもこうにもまとまらない

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#7 アイドルとは一緒になれない

#7 アイドルとは一緒になれない

2019年5月。

私のアイドルが突然、結婚発表をした。いや、正確に言うと既に結婚していた、という事実だ。

いや、わかってはいたんだよ。彼だって人間だもの。恋愛はしますよ。だけどやっぱりしばらく受け入れられない。だって憧れだったんだもん。

「私のアイドル」とは、例の、バンコクと東京を間違えた営業担当のことだ。いつの間にかアイドルになっていたのは後で説明する。

彼が3月に再訪してくれた際はよも

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#10 灰色の空に何があるというのか

2019年7月15日。

あの日、私が見た私とアメリカ人の彼の過去世。それは心臓をえぐるような後悔の念を伴うものだった。

愛する人を手放さなければならない後悔。
何もできなかった後悔。
何もしてあげられなかった後悔。
そして、自分ではどうすることもなかった「身分の差」。

過去世を見たことは、間違いなく私の人生を変える出来事だった。人生だけでなく、ものの見方、考え方、捉え方、すべてを変えてしまう

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