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チーム開発で大切にしたいHRTについて

はじめまして、LIDDELL株式会社(以下、リデル)の4年目のエンジニアの日置です。

約4年間リデルでたくさんのメンバーと働き日々思うことがあります。それはHRTの大切さです。

HRTは、書籍「Team Geek ~Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか~」で提唱されているチーム開発におけるソーシャルスキルの3本柱です。

Team Geekは2013年に発行された書籍なので、エンジニア界隈ではよく聞くワードですし、ご存知の方や意識している方が多いかと思います。

今回は私がとても大切だと思っているこのHRTを改めてご紹介したいと思います。

HRTとは

あらゆる人間関係の衝突は、謙虚・尊敬・信頼の欠如によるものだ。

(引用:『Team Geek』p.15)

HRTとは、謙虚(Humility)、尊敬(Respect)、信頼(Trust)の頭文字を取ったものです。上記の引用からも人間関係において非常に重要なものであるとわかります。

謙虚(Humility)

世界の中心は君ではない。
君は全知全能ではないし、絶対に正しいわけでもない。
常に自分を改善していこう。

(引用:『Team Geek』p.15)

「謙虚」は自分の意見を言わずに黙れということではない。

(引用:『Team Geek』p.19)

謙虚というと口を閉ざし前に出ないようなイメージを持つこともあるかもしれませんが、誰からも学ぶ姿勢であったり、相手の話にきちんと耳を傾けること、ときには自分の間違いを認めることも大切なことであると思います。

尊敬(Respect)

一緒に働く人のことを心から思いやろう。
相手を1人の人間として扱い、その能力や功績を高く評価しよう。

(引用:『Team Geek』p.15)

君は君の書いたコードではない。

(引用:『Team Geek』p.21)

コードレビューやミーティングなど、尊敬の念を持って建設的な批判をすることで信頼にも繋がり、気持ちよくコーディングや議論ができると思います。相手の良い部分を認めることも大切なことであると思います。

信頼(Trust)

自分以外の人は有能であり、正しいことをすると信じよう。
そうすれば、仕事を任せることができる。

(引用:『Team Geek』p.15)

間違いや能力不足を認めることは、長期的に立場を向上させるのである。

(引用:『Team Geek』p.26)

弱さや正直さを見せることで相手への信頼に繋がり、わからないことをわからないと言えるような信頼のできるチーム環境にも繋がると思います。

さいごに

このHRTは個人的にすごく好きな考え方で、エンジニアに限らずチームで何かを成し遂げようとする方々など、様々な対人関係に当てはまる考え方であると思います。

これからもHRTの精神を持ってチームでより良いプロダクトを作っていきます。


インフルエンサーマーケティングの
LIDDELL/リデル


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