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メタバースって何?インスタグラマーがclusterをやってみて撃沈した話

皆さんこんにちは。LIDDELL株式会社(以下、リデル)の神尾と申します。

私たちリデルは現在、主にSNSを中心に活躍するインフルエンサーの影響力を活用したマーケティング事業を展開しておりますが、FacebookがMetaに変わったり、弊社代表がメタバースに関するこんな記事を書いちゃうくらい、「メタバース」というキーワードが社内を駆け巡っています。

私も実は、いわゆるインフルエンサーとしての活動をしておりまして、アメブロ・Facebook・Twitter・InstagramなどのSNSを初期より個人としてビジネス利用してきていて、つまりは新しいものを早くから始める先行者利益のうま味は重々理解しています。笑

それなりにソーシャルでのコミュニケーションもわかってるぜ!?
ということで意気揚々と、初心者でも楽しみながら参入できそうだったcluster(クラスター)をやってみることに。
本日の記事は、そんなclusterを初めてやってみて「SNSとの違い」に撃沈したというお話。

①アバター作成は楽しいが、ちゃんとやるならコンセプト設計大事すぎない?

まずはなんとなく「アバター作るんでしょ?」と思ったので、色々調べてVRoid(ブイロイド)で作ってみました。

…可愛くないですか。笑
眉毛の角度や幅とか、アバター自体の大きさとか、かなり細かく作れてこれだけでも楽しいです。
ただ、「え、これ自分に似せた方がいいの?」とか「個性出した方がいいの?」とか、鬼ほど迷います。
これまでSNSでは「自分」でしかなかったものが、表現の幅が無限なので キャラ設定めちゃくちゃ必要じゃん って思いました。
何個も作れるので、キャラ立たせてそれぞれアバター変えるのとかもやりたいなぁ。

②もう熱そうなコミュニティが出来ていて焦る

cluster開始初夜、何やら音楽ライブをやっているワールド(ユーザーが作れるそれぞれの世界、ルーム的なところ)を見つけたので、覗いてみることに。

え、めっちゃ人いる…
(皆さんのお名前とアイコンは隠しています)

ステージには同じくアバターの演者さんが居て、歌を歌っています。観客は思い思いの場所に立ったり座ったりして、それを聞いてます。
拍手やペンライトを振るなどのアクションも出来るため、普通にライブの感覚が味わえました。

マイ・アバターちゃんも、ペンライトを頭上に光らせて楽しんでいます。(本当に?)

このライブに参加して思ったことは、ステージに出る人の本当の経歴とか見た目とかなんて全く関係ないから、マイクパフォーマンスや声、喋りのうまさ次第でスターになれるなぁ、と。
いいですよね。私は歌は上手くないのでこの手法はパスです。

③知らない人に話しかけられた・・・・・

clusterには公式が作成している「Cluster Lobby」という場所があり、何やら人が集まったりおすすめのワールドが掲示されています。
ということでロビーに顔を出してみました。

座ってみたり

自撮りを楽しんでみたり。

ちょこちょこ人がいるので、皆さんのアバターを見るのも楽しいです。
すると…

「すいません、すいません。僕、初めて来たんですけど、ちょっとお話しませんか」

突然自分のスマホから、知らない男性の声が…!!!!!!
思わずアバターをダッシュさせました。(自分もダッシュしかけた)

…怖い…

忘れてたんですけど、スマホのマイクをONにして、言葉を発せられるんですよね。
いや、そういう世界だってことはわかっていた。
だが、何の準備も出来ておらず、相手の素性もわからないのにいきなり話せない!!!
初期に手を出したClubhouseの「なんとなく知らない人の会話を聞いていただけなのにいきなり招待されるヒヤッとした感じ」を久々に味わいました。

「すみません、私も初めてだったんです…。」と心の中で呟きながら、ロビーで10人ほど集まっている集団に(話しかけられないくらいの距離を保ちながら)近づきます。

皆さん顔馴染みの方もいらっしゃるみたいで、マイクをONにして和気藹々話してらっしゃいました。

既に “話しかけられ事件” で心が折れた私は、その後誰もいない静かなワールドを転々とし、そっとclusterを閉じました。

【結論】インスタグラマーがclusterをやってみたら、ただの根暗になった。

これまでは自分ありきで発信してきて、自分軸でコンテンツを考えていた。
だがメタバース空間では自分が自分じゃなくてもいいし、イメージとかそんなのどうにでもなる。

私の場合はいまいち、その無限の自由にパッと馴染めなかったので 楽しいのは楽しいのですが「ここで影響力を持つのはだいぶ難しそうだぞ」と思いました。
キャラ設定や発信の方向性を定め、コミュニティ作りがうまい方はすぐにでも順応できそうだし、例えば周りの発信者たちとオリジナルのワールドを作り、SNSのファンを引き連れて盛り上げていくことが出来ると楽しそうだなーとか。

個人的には普段Instagramで美容系の投稿をしているので、あらゆるデパコスブランドたちがアバター用のメーキャップ製品を出してくれてアバターがそれぞれメイク出来るようなワールドとかも楽しそうだなーなんて思いました。(もうありそう)

とにかく可能性はたくさん感じられたので、どう活かすかは自分次第。ってことですね。
もちろん純粋に空間を楽しむだけでも良いし、ね。

もう少し、私なりの楽しみ方を見つけてみてから再びclusterを開いてみようと思います。笑


インフルエンサーマーケティングの
LIDDELL/リデル


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