【アフリカ自転車放浪記】№13 下痢に効いたのはどっち?マラウィで買った10円の薬VSザンビアで買った薬
こんにちは。長野県茅野市の工務店エルハウスです。
エルハウスには、20代の頃、自転車でアフリカを旅してしたメンバーがいます。このメンバーが、自転車でアフリカを放浪していた頃のお話をご紹介していきます。
↑私です!槍ヶ岳で働いていたこともあります^^
タンザニア、マラウィと過ぎて、いよいよ3か国目のザンビアです。
ザンビアには申し訳ないのですが、自転車旅としては見どころが少ないので、今回と次回だけで終わるかもしれません。
一応、ビクトリアの滝っていう世界遺産はあるんですけどね。
そんなわけで、いきなりですが、インチキします。
バスで500㎞近くワープしちゃいます。
バスのトランクに自転車も積んでくれます。
チパタという国境の町から、首都ルサカまで。
下痢で体もうまく動かないですし、休んでいた分、帰国までの日数もあります。そして、自転車で走っても、あまり景色的にも面白くないという前情報もあったので。
時にはワープも有効活用です。
ルサカは大都市ですからね。
これでやっと下痢からの解放です。
何だかんだで半月以上続いているので、体もげっそりです。
アフリカのことなので、バスは絶対に時間通り出発しない・・・と思っていたらまさかの定刻出発でした。
でも、窓から雨が入ってくる。。。
「ねえ、この雨ってなんとかならないかな?」
隣の座席に座っていた、ルサカの大学に通う青年に聞くと、
「カーテンしめとけば大丈夫!」
「本当だ!・・・いや、入ってくるよ、全然ダメじゃん!」
そんな会話を交わしつつ、ルサカへと。
ルサカのショッピングセンター。
大先進国です。
アフリカの終焉を感じるほどの大先進国です。
日本大使館に電話して、日本人のドクターに下痢について相談すると、
「下痢なら、ローカルのお医者さんに行くか、話を聞いてる限り、薬局で薬買えば大丈夫だと思うよ」とのこと。
ショッピングセンターの先進的な雰囲気の薬局で、下痢止めを購入。
マラウィの村で買った10円の薬は全く効きませんでしたが、今回買った薬はしっかり効いてくれました。
ザンビアから困るのが、宿代が高くなること。
タンザニア、マラウィでは一泊5ドル程度だったのが、ザンビアになると15ドル以上のところが増えます。
つらいです。
そんなわけで、ゲストハウスの庭でテントを張ります。
庭テントは安いんです。
プールもきれい。。。に見えるだけで、きっと中に入ったら病気になりそうです。
プールは眺めるだけで楽しみます。
庭テントで便利なのは自炊できること。
自炊って良いですよ。
宿の庭でテントはって、自炊している日本人。
宿で一緒になった日本人の青年がウクレレを持っていたので、マラウィで買ったジャンベで二人でゲリラライブをしたら、5ドルほど投げ銭がもらえました。
彼は、いたるところで働かせてもらいながら、アフリカを旅しているそうです。
ぼんやりと何をするでもなくルサカで数日過ごして、何だかんだ下痢も回復して、ルサカ出発です。
首都ルサカを出発して少し行ったところの村のガソリンスタンドわきの食堂にて。
主食のシーマにチキンは相変わらずですが、
DRAGONというレッドブルみたいなエナジードリンクも売っています。
改めてザンビアはぐっと先進的になりますね。
何よりも缶なんですよ。
マラウィまでは缶のジュースがないんです。
基本はビンです。
一応線路と踏切はありますけど、列車は走っているんですかね?
ザンビアの風景は、
タンザニアみたいにTheサバンナという感じでもなく、
マラウィのように湖があるわけでもなく。
あまり見どころは少ないです。
いや、正確に言うと、一か月ほど走っていると、だんだんアフリカにも慣れて来てしまうんですね。
ギブミーマネーも言われなくなりましたし、
下痢も治ったので、気楽なものです。
いつも通り、宿のある村にたどりつけないパターンになったので、道のわきにあった肉屋さんで野宿させてもらいました。
警備員さんもいるので安心です。
ちなみに、ザンビアのお肉は美味しいです。ザンビーフという看板なんかがたっているので、ちょっとブランディングしてお肉に力を入れているようです。
どうもザンビアはお金を持っている白人さんも多くなってきて、
大農園などを営んでいたりするので、全体的に裕福な面が出てくるようです。
このお肉屋さんもそんな感じの雰囲気でした。
さて、こうして書くと、
「ザンビアってかなり裕福になるんですね」
「下痢も治ったし、ここから先は安心ですね!」
と思われそうですが。
安心して下さい、次回は吐くことになります(笑)
本当にボロボロですね。
次回はザンビアの貧しい村に一泊するお話です。それではまた!
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追伸
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